社会人バスケを続けていますが、どのチームもゾーンディフェンスが多いです。
学生チームだと、マンツーマンが主流ですが…。
- なぜ社会人バスケはゾーン?
- マンツーマンとゾーンの特徴と違い
- 効果的なディフェンスとは?
このような情報を、体験談に基づいて紹介していきます。
結論としては、社会人は体力や瞬発力に限界があるので、バスケ脳を駆使した「ゾーンディフェンス」がおすすめです。
インサイドやリバウンドのことを考えると、オーソドックスに「2-1-2」のゾーンが良いでしょう。
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社会人バスケのディフェンスはゾーンが多い?
社会人バスケのチームでは、ゾーンディフェンスを採用しているチームが多いです。
体感的には、6割くらいのチームがゾーンです。
2-1-2ゾーンでインサイドを固めるチームが多いかな。
もちろん、ハーフディフェンスで、オールコートプレスなんて体力的に不可能。笑
みなさんのチームはどうでしょうか?
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※大学生中心のチームや、30代前半のメンバーが多いとマンツーマンもあります。
マンツーマンとゾーンの特長と違い
バスケにおけるマンツーマンディフェンスとゾーンディフェンスの違いは、改めて紹介するまでもないでしょう。
マークマンを決めて1on1で付いていくのか、
メンバーごとに大まかな担当エリアを決めて守るのか、の違いです。
特に社会人バスケにおいては、2つのディフェンス方法でメリットとデメリットが明確です。
【社会人】マンツーマンの功罪
社会人バスケのディフェンスにおいて、マンツーマンを採用すると、疲れます。笑
マークマンとスピード差や身長差があると、守り切れなくて消耗します。
ディフェンスが疲れるのは当たり前なのですが、特に30代~40代になってくると、キツイ。
ディフェンスで消耗すると、オフェンス面でも悪影響で、全然シュートが入らなくなったり、パス&ランの動きができなくなったり、速攻が減ったり…ダメダメです。
個人的にはマンツーマンディフェンスの方が守りやすいのですが、仕方ない。
マンツーだと、ミスマッチが起こりにくいし、目の前のマークマンに集中できるし、ディフェンスリバウンドも取りやすいというメリットがあります。
【社会人】ゾーンディフェンスは消去法?
冒頭から繰り返している通り、社会人バスケチームではゾーンディフェンスを取り入れているチームが多いです。
個人的には、ディフェンスはマンツーマンの方が良いのですが、体力的に仕方ない。
つまり、消去法です。
どんなメンバーがチームになってもある程度守れるし、長年のバスケットボール経験で対処できるケースも多いですからね。
無難な2-1-2ゾーンで、インサイドに身長が高い人がいたら複数人で囲むディフェンスが多いです。
実際、社会人バスケの大会でも、6割くらいのチームがゾーンでした。
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本当はマンツーマンディフェンスが最強?
NBAでもBリーグでも、強いチームはマンツーマンディフェンスが基本。
ゾーンは、流れを変えたい場面や、チームメンバーの身長、ファールトラブルを考慮した時に採用されます。
私が好きなアルバルク東京だって、マンツーマンなのにチームディフェンスって感じ。
本当は、マンツーなのにチームでカバーし合うのが一番最強なんです。
やっぱりマークマンに集中できるし、リバウンドも取りやすいですからね。
社会人バスケになっても、できればマンツーで守りたいのですが、どうしても瞬発力や体力面で、ゾーンの方が無難なんですよね。
ゾーンで効果的に守るコツ
社会人バスケのゾーンディフェンスで、失点を防ぐコツを紹介します。
結論としては、経験と読みでパスコースをふさぎ、リバウンドに賭ける、という作戦です。
基本的にゾーンの形は2-1-2(ツーワンツー)がおすすめ。
トップの2人は、ハイポストをケアしながら、3Pもチェック。
真ん中の1人は、インサイドを固めます。
下の2人は、インサイドをケアしながら0度(コーナー)をチェック。
運動量や瞬発力で若い人たちには劣りますから、経験と読みで勝負します。
なるべく難しいシュートを打たせることを目標にして、全員でリバウンド。
マンツーと違って、ゾーンはディフェンスリバウンドが難しい。
なるべく全員が近くの相手をスクリーンアウトしましょう。
リバウンドが飛んできたときに、味方同士でお見合いになることも多いので要注意。
せっかく相手がシュートを外しても、リバウンド取られると一気にきつくなります。
精神的にも、勝敗的にも、ディフェンスリバウンドが肝心です。
ゾーンディフェンスでリバウンドを取るためには
繰り返しますが、ゾーンディフェンスではとにかくリバウンドが難しいけど、超大事。
「リバウンドを制する者はゲームを制す」って、スラムダンクでも言っている通りです。
ゾーンでもディフェンスリバウンドを制するためには、マンツーマンと同じような「全員スクリーンアウト」が重要です。
2-1-2だと、どうしてもインサイド3人にリバウンドを任せがち。
でも相手のオフェンスは自由にリバウンドに飛び込んできます。
近くの相手を、チーム5人全員がスクリーンアウトすることで、初めてゾーンディフェンスが機能するのです。
マンツーマンと違って、誰が誰をスクリーンアウトするのか迷ったりもしますが、とにかくリバウンドに集中。
これが体力的に衰えた社会人バスケチームが勝つための守り方でしょう。
社会人バスケのディフェンスは経験値とリバウンド力で勝負
今回のブログ記事では、社会人バスケのゾーンディフェンスについて、体験談を書いてみました。
強いチームって、マンツーマンが基本です。
でも、体力的に厳しい大人は、ゾーンで守りたがります。
若い人の動きに1on1だと付いていけないのが原因ですから、仕方ない。
ゾーンで守るコツは、経験値を活かしながら、リバウンドを意識すること。
次にどんなパスが来るか、どんなシュートをしてくるか、大人の社会人ならではの読みがあると思います。
経験値を頼りに、相手になるべく難しいシュートを打たせながら、全員でリバウンドを抑える。
これが結果的に一番良いディフェンス方法なのかなと思います。
ゾーンディフェンスが上手なチームを参考に、私も頑張りたいです。
誰か、おすすめのチームを教えてください。
もっともっと、ゾーンの勉強、したいです。