中国・北京に旅行に行ったときに思ったのは「ノマドワークができない国もあるんだなあ」ということ。
ノマドとは、遊牧民のように場所や時間に縛られない自由な働き方のことを指しますが、ネット規制がある国では不自由だったのです…
- ノマドワークができない中国?
- ノマドワークにおすすめの環境とは?
- 中国のネット規制の効果と意味は?
このような情報を、ブログ記事にまとめました。
フリーWiFiとパソコンがあれば、どこでも自由に仕事をするノマドワーカーが、世界的に増えているわけですが、中国など一部の国ではノマドワークできないのです。
今回のブログ記事では、ノマドワークができない中国について意見を書いてみようと思います。
ノマドワーク・ノマドワーカーとは?
ノマドワーク・ノマドワーカーとは何でしょうか?
少しずつ世の中に浸透してきていますが、意味は「どこでも自由に働く」という感じでしょう。
もともと、モンゴルの遊牧民を「ノマド」と言っていたのですが、
遊牧民のように場所に縛られずに各地を転々としながら働くことをノマドと呼ぶようになりました。
- 会社という場所に縛られない
- 就業時間という時間に縛られない
そんな自由な働き方に憧れる人も多いですよね。
少しずつ日本の企業でも「成果を出すなら出社しなくてもいい」という考え方が増えてきていますね。
スターバックスでパソコンを広げて仕事をしている人の姿もよく見かけます。
そんなブログ記事を書いている私も、自宅やカフェや公民館や飛行機の移動中などに、自由に記事を書いて仕事をしている訳です。
ノマドワーカーと呼ばれる人なのでしょうね。
【勝ち組】プロブロガーの年収とは?仕事内容と生活【ブログ収入の稼ぎ方・なり方】
中国はノマドワークができない国?
ノマドワークをしている私ですが、中国の北京へ海外旅行へ行ったときは仕事がストップしてしまいました。
中国は、ノマドワークができない国なのです。
その理由は「金盾」です。
金盾(グレートファイアウォール)と呼ばれるネット規制によって、仕事が全然はかどりません。
私は中国での1週間は、完全にノマドワークが停止してしまいました。
※もともと仕事をしに行ったわけではないけど。
金盾のネット規制はすさまじい効果で、
- Google検索
- Googleアドセンス
- グーグルアナリティクス
- グーグルサーチコンソール
- Googleマップ
- Gmail
などの、ブロガーには欠かせないツールは、全てアクセス不可。
普通の情報収集すらままならない状況です。
クラウドワークスなどはアクセスできたのかもしれませんが、
多くのノマドワーカーにとって、中国の金盾はめちゃくちゃ邪魔です。
金盾を無効化するVPN通信を利用すれば解決するのですが、
自由を愛するノマドワーカーは、わざわざレンタルWiFiサービスを利用したりしません。
【壁越え】中国でGoogleが使えない!Gmailもマップも…使う方法はVPN通信【規制】
フリーWiFiのホテル・カフェなどで気軽に仕事するから自由なのです。
中国の他にも、ネット規制をしている国は多いと聞きます。
イラン・イラクなどの中東地域や、ロシアなども。
これらのネット規制のある国では、ノマドワークができない・しにくい状況です。
中国ではフリーWiFiは普及してるが使えない
中国の北京では、ネット環境自体はかなり整備が進んでいます。
- ほぼすべてのホテルでフリーWiFi完備
- 通信速度は高速
- カフェでもWiFiが使える
- レストランでも繋がる
- ショッピングセンターでも繋がる
といった状況でした。
でも、ネットにつながっても、サービスが使えなきゃ意味なし。
Googleを排除した中国が、いくらフリーWiFiを整備しても…
中国国民にとっては、ネット環境のインフラが整っていること自体は、ありがたいのだとおもいますが。
中国がネット規制でGoogle&ノマドワーカーを排除する意味と展望
ここで、中国という国家がネット規制を強めて、
世界中で利用される最先端企業「Google」を追い出し、ひいてはノマドワーカーを排除する方向性が何を意味するのかを検討します。
中国は政治的に「社会主義」が残っています。
経済的には資本主義がかなり入ってきていますが。
政府が国を動かすという考え方なので、反政府運動は監視して規制するし、経済的にも国内産業を第一、国民の利益を守る方向性です。
色々な考え方があるので、良し悪しは述べませんが、
Googleという世界の最先端企業を嫌がらせで追い出して、中国企業の百度を育成しました。
確かに百度は中国で有数の企業になり、世界的にも影響力を持っていますが、
はっきり言って「自由競争の中で勝ち残った企業」ではありません。
Googleを追い出して、Googleの真似をして、過保護に守られて成長した企業なのです。
※私には、そう見えます。個人の意見です。
日本も規制緩和と言いながら、古い商習慣が残っている部分があると思うので、他国のことをとやかく言う筋合いはありませんが、国家の成長的には、なにが正解なのでしょうね?
私は、ユーザーが評価するのものが、成長するという当たり前のことが、当たり前に起こるのがいいと思うのです。
中国人の友人に聞くと、
- Googleでなくても百度で同じサービスをやってる
- インスタはできないけど似たサービスはある
- 壁越えすれば自由だし
- もうネット規制には慣れたから不具合はない
- LINEより微信の方が使いやすい
といった意見があり、あまり悲観的ではありません。
国家の成長を本当の意味で目指すのであれば、自由競争をするのが一番だと思います。
それでも中国はすごい。パワーがあります。
【いい人】中国人の性格・国民性はなぜ悪いイメージ?優しい親切な人が多い!
ノマドワークしやすいおすすめの国とは?
一方、中国などとは反対に、ノマドワークしやすいおすすめの国はどこでしょうか?
ノマドワークしやすい条件を考えてみると、
- ネット環境が整備されている
- ネット規制がない
- 物価が安い
- 治安が良い
- ビザなしで長期滞在できる
といった国がノマドワーカーにおすすめです。
私はまだ本格的に長期で海外ノマドをした経験はありません。
しかし、肌感覚的には、
- 日本
- バリ島
- ベトナム
- タイ
- フィリピン
- ポーランド
あたりはおすすめです。
ネット環境で言えば、日本はなかなかですし、やっぱり治安も良い。
個人的には四国が好きです。
コンセント付のカフェが少ない気はしますが。
海外では多くは望みません。
ネット規制がなくて、物価が安くて、穏やかに過ごせればOK!
そんな中でもポーランドは個人的に超おすすめ。
隣国のドイツに比べて物価は半額くらいなのに、
ヨーロッパならではの環境の良さがあります。
あと、ポーランド料理、めちゃおいしいです。
個人的には、将来はポーランドを起点にノマドライフを送りたい、と考えています。
【ポーランド人は性格悪い?】国民性の特徴は?顔の表情は冷たいが心は優しい
中国はネット規制でノマドできない国!おすすめはポーランド
今回のブログ記事では、中国がネット規制のせいでノマドワークができない件と、ノマドワーカーにおすすめの国を紹介しました。
- 金盾というネット規制でGoogleが使えない
- ネット規制で国力はつくとは思えない
- 中国人は悲観していない
- ノマドワークにおすすめの国はポーランド
といったポイントでした。
いかがだったでしょうか?
ネット規制といえば中国が有名ですが、
その他の多くの国でもVPN通信が使いにくい状況なんだとか。
ロシアとか中東の国も、「検索の自由」がないのだそうです。
こうして世界中を見渡してみると、日本の良いところも見えてきますね。
ご質問などありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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