中国の首都・北京では、2019年現在どんな物価水準でしょうか?
- 中国の物価水準は?
- 北京旅行でかかった旅費は?
- 日本より高いもの、安いもの
といった情報を、ブログ記事にまとめました。
中国は物価が安いと思う人が多いと思いますが、実はそんなに安くない…日本よりGDPも高いし!
むしろ観光地の入場料などは日本よりも値段が高い!!
今回のブログ記事では、食費・移動費用・宿泊費・観光費用など、北京のリアルな物価情報をまとめて紹介していきます。
中国・北京の物価水準は高い?安い?
中国の首都・北京の物価水準は、日本と同じか、少しだけ安いかなという印象です。
大ざっぱに言うと、移動費用は安いですが、観光費用が高いです。
メイドインチャイナが安いと思われたのももう昔の話。
今となっては国内総生産(GDP)も日本を抜いて世界第二位。
その中国の首都ですから、北京の物価が安くないのは当然ですよね。
- 食費
- 移動費用
- ホテル宿泊代
- 観光費用
の4つの項目に分けて、実際の旅費を見ていきます。
日本と比べても、物価が同じくらいになってきているのがよくわかると思います。
中国・北京の物価【食費】大衆食堂は安い、観光客レストランは高い
中国北京はグルメの街です。
世界的に超有名な北京ダックを始めとし、水餃子や小籠包に焼売などなど。
回鍋肉やマーボー豆腐など、定番の中華料理もおいしい。
食事費用の物価は、北京では「ピンキリ」でした。
地元の若者やサラリーマンがランチをしていた大衆的なフードコートでは、ラーメンやチャーハンなどの定食が20元~30元(350円~500円)ほど。
安いです。
ローカルなレストランでは、超おいしい水餃子が6個で12元(200円)ほど。
めっちゃおいしい水餃子でした。
安い。安すぎる。
一方、外国人観光客に人気があるようなレストランでは、食費の物価が高かったように感じました。
ディナーではひとり2000円~3000円以上のメニューが多くなります。
北京のレストランは全体的に量が多くてボリュームがありますから、複数人でシェアすれば安上がりでいろいろなメニューを楽しめます。
どの店でも、ライスは一杯3元(50円)くらいなのが嬉しいですね^^
ホテルの朝食ビュッフェはひとり100元(2000円)くらいで、これは高い。
食費はおおむね安いけど、観光客向けだと一気に高くなる印象です。
中国のミネラルウォーターはいくら?
中国では、ミネラルウォーターはいくらでしょうか?
物価水準を比較するうえで、よくミネラルウォーターの価格で比較されることがあります。
日本だと、500ミリペットボトルで100円前後でしょうか。
スーパーだと80円、自動販売機だと120円くらい。
中国のミネラルウォーターは、
500ミリペットボトルが2~3元(50円)前後。
安いものだと1.5元(30円)ほどで売っています。
中国人の庶民にも必要な商品の価格は、総じて物価を安く抑えているのかもしれません。
国民にとっては嬉しいですよね。
【中国・北京】水道水は飲める?ミネラルウォーターがおすすめ【種類や価格】
中国・北京の移動費用!物価が安いと感じる理由はタクシーとバス!
中国・北京ではタクシー代やバス代などの移動費用が安いです。
移動費用が安いので、全体的に物価が安いように感じられました。
バスは一回の運賃が2元(30円)。
地下鉄はほとんどの区間で3元(50円)。
タクシーは初乗り運賃が13元(200円)で、1時間近く乗車していても100元(1800円)くらい。
安い。うらやましい。
これだけ移動費用が安いのは、車の渋滞を減らすためなのでしょうか?
バスや電車などの公共交通機関をなるべく利用してもらいたいのかもしれません。
本当にすごいですからね、あの車の大渋滞。
北京のホテル宿泊代は高い?安い?
中国・北京には無数のホテル・宿泊施設があります。
個人旅行の旅費に大きく響くのがこの宿泊費。
総じて、日本と同じか、ほんの少し安いのではないかという体感です。
中級~高級ホテルの一部屋二人で、一泊10000円~15000円くらいが相場でした。
私の場合は、90平米以上ある広いアパートタイプの宿泊施設に一泊1万5千円くらいで泊まることができました。
定価は4万円ほどするのが、エクスペディアでセールになっていました。
有名ブランドのホテルでも、1万円~2万円あれば宿泊できます。
これは安い方かなと思います。
選択肢もたくさんあって、迷ってしまいました。
リーズナブルな宿泊施設なら、一泊二人で7000円ほどからありましたし、
もっと格安のユースホステル風の部屋もたくさん!
中国・北京は観光費用が高い!
北京の物価について語るなら、観光費用が高いことを言っておかなくてはいけません。
例えば、世界遺産の故宮は、入場料が60元(1200円)。
同じく、世界遺産の万里の長城は、入場料とリフト往復で200元(4000円)。
その他、美術館や史跡などの観光スポットは、のきなみ入場料が必要で、なかなかの料金を取られます;
おまけに万里の長城は、公共交通機関でなく、チャーター車を手配したので高くつきました。
でもその価値ありでした!!!
万里の長城については、また改めて記事にします。
【万里の長城】慕田峪長城の行き方はチャーター車【自力バスアクセスは無理】
中国の物価と日本の物価を比較して
中国の物価と日本の物価を比較してみると、どうでしょうか?
- 食費はだいたい同じだが中国が少し安い
- 移動費用は中国が超安い
- ホテル代はだいたい同じ
- 観光費用は中国が高い
といった感じになりました。
つまり、日常生活を送る上では、中国の方が物価は安いです。
移動と食事は、日常生活に響きますからね。
その一方で、地元民ではなく観光客に対しては、お金を取ろうとしています。
食費も観光客向けのレストランやホテルのレストランだと、一気に高い値段に跳ね上がりますし、ホテル代も安くない。
そして観光地の入場料はかなり高い。
- 中国国民には物価を安く
- 外国人観光客には物価を高く
そんな中国という国のスタンスを感じました。
でも中国人、思った以上にいい人ばかりでした。
【いい人】中国人の性格・国民性はなぜ悪いイメージ?優しい親切な人が多い!
中国の物価が安い時代は終わった!北京は観光費用が高い
今回のブログ記事では、中国・北京に個人旅行に行ってきたときの物価水準の印象について情報をまとめました。
- 普通のレストランなら安い
- 観光客向けレストランは高い
- タクシー・バス・地下鉄は格安
- ホテル代は日本と同じくらい
- 観光費用はすごく高い
といったポイントでした。
肌で感じる中国の物価は、安いものと高いものが半分半分。
日本と比べると少しだけ安い気がするけどどうかな…というレベルでした。
食事・移動・宿泊・観光の4つの観点から物価について考えてみました。
中国の中でも、北京ではなく、他の都市であればもう少し安いのかもしれません。
上海や香港は、また別の国のような感覚なのでしょうね。
何かご質問がありましたら、お気軽にどうぞ!
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