大学生が就活を頑張り、年収1000万円以上稼げる大企業に入社!
これぞエリートコース・学歴社会を勝ち抜いてきた意味だ!
私も、そんなことを思った時期もありました…
- 学歴社会・エリートコースの罠とは?
- サラリーマンの時点で負け組?
- 年収1000万円以上稼げる大企業に就職して幸せ?
- 中卒・高卒の方が億万長者になる?
このような内容を、ブログ記事にまとめました。
結論としては、大学生が就活を「活用」するのは大賛成ですが、就活に「人生を賭ける」のは大反対です。
財閥系大企業に入っても、将来億万長者になれる可能性は低いです。
また、自由度が低いので幸福度も低いと、私は思います。
実際に、有名大学卒業後、財閥系大企業に入社して勝ち組だと思っていた、負け組の私の経験をお話しします。
学歴社会の意味とは?もう終わった?
学歴は、2020年になろうとする今でも、大事だと考えられています。
- 多くの中学生が高校受験に必死になり、
- 多くの高校生が大学受験に必死になり、
- 多くの大学生が就職活動に必死になります。
つまり、
有名大学を卒業すれば、良い企業に就職できるという考えがあるのです。
逆に、
企業側は良い大学出身の人を採用する傾向があるということでもあります。
この学歴社会って、何の意味があるのでしょうか?
優秀な大学を卒業するだけでは、優秀な人材ではありません。
優秀な大学を卒業するまでに、何を学び、何を得たのかが大事です。
実際に、企業側の採用基準も大学名ではなく、大学で何をしていたのかを重視するようになってきています。
グローバルな、多様性を必要とする時代だからこそ、大学名という肩書きではなく、人物そのものを評価する必要があるのです。
大学に入学し、卒業するのが難しかった昭和の時代と違い、今では、少し頑張れば誰でも大卒になれます。
有名大学を出たから大企業に入社できる時代は、もう終わったのでは?
つまり、学歴社会とは、もう終わっているのではないでしょうか?
学力とIQの違いは?勉強ができるだけのバカ…私です
学力とIQの違いは何でしょうか?
- 学力:テストで高得点を獲得する能力
- IQ:本当の意味での頭の良さ=ひらめき・想像力・思考力・アイデア力
だと、私は思っています。
有名大学に入学して卒業するために必要なのは、テストで高得点を出すことです。
これは頭の良さとは関係がないのです。
実際、私はテストで高得点を出すことは得意でした。
小中学校のテストでは、だいたいいつも学年一位でした。
偏差値は70以上。周りからは天才と呼ばれました。
(今となっては、勉強ができる=自分がない空っぽな奴、と思います)
私はIQは低いと思いますし、自分の思考力のなさにはあきれてばかり。
勉強ができる(テストで満点を取れる)だけのバカなのです。
- 自分はどんな奴で、どんなことをしたいのか?
- 失敗した時にどう対処したら良いのか?
- どんな人生が幸せなのか?
そんなこと、今まで全く考えてこなかったのです。
ただ、目の前の問題を解く。
正解するのは嬉しいし、学年一位になるのも誇らしいです。
しかし、勉強ができて、何がしたいのかは全くわかりません。
優秀な大学を卒業して、財閥系大企業に就職し、ホワイト企業で、年収1000万円以上の将来が約束されている。
周りからはエリートコースと言われました。
天才、優秀、頭がいいと言われますが、人生の知識は0に近く、経験値が限りなく少ないのです。
今となって思うと、学生時代、自分のやりたいことに夢中になっていた友人を羨ましく思います。
- 私は勉強が楽しくて夢中になっていたのでしょうか?
- 学年一位が、人生の幸せだったのでしょうか?
- いい大学を出て、行きたい企業があったのでしょうか?
どれも答えはNOです。
私はなんとなく勉強が得意だったので頑張り、
何となく天才と言われて得意になり、
何となく興味がわいた業界の大手企業に就職したのでした。
エリートコースの罠とは?
エリートコースの罠とは、私が勝手に命名した理論です。
※もしかしたら、誰かほかの人が既に言っているかもしれませんね。
早速、意味を解説します。
- 「大企業に入って安定して高収入を稼ぎたい!」と希望する人が多く、そのために良い大学を卒業
- 良い大学を卒業すると、大手の大企業に採用されやすくなり、入社
- サラリーマンとして定年まで一生懸命働き、年収は1000万円を超える
- しかし、億万長者になるためにはサラリーマンだけでは不十分
- サラリーマンをしていると時間や気持ちに余裕がないのでチャンスがない
…これがエリートコースの罠です。
お金持ちになりたいから大学まで頑張ってきたのに、大手企業に就職してしまうと、逆にお金持ちにはなれないのです。
週に5日の勤務を繰り返す中で、時間と場所と人間関係の自由は奪われ、大きく稼げるチャンスに巡り合うこともなければ、幸せさえも見つからない人が多いでしょう。
高年収を稼ぎたいと思って大企業に就職するも、しょせんは会社員ですから、億万長者への道は逆に難しくなります。
例えば、億万長者の定義を「純資産1億円以上」とした場合、日本では80万人前後とされ、1%未満です。
サラリーマンの生涯賃金が数億円と言われますから、純資産一億円はサラリーマンでは無理です。
サラリーマンの傍ら、副業で成功を収めるか、取締役にまで上り詰めるか、が必要です。
逆に、どんな人が億万長者になるのかというと、実は中卒・高卒の方たちも多いのだとか。
有名大学を出ていないので、就職する会社は大企業ではないですが、
転職を繰り返しながら起業したり、経営者として手腕を発揮したり、定年までサラリーマンで働く人よりも可能性が高いのです。
大学に通わないぶん、勉強という単純作業?に時間を使うことなく、
世間にもまれながら、いろんなことを考えます。
それは、実学です。机上の空論ではありません。
社会で稼ぎながら実学を学び、億万長者へつながるチャンスを手に入れやすいのです。
大企業で安定したサラリーマン生活を送らない人にこそ、億万長者の道があります。
これは、多くの高学歴の人、多くのサラリーマンが気づいていないことです。
有名大学を卒業し、
世界を代表する大企業に入社しても、
30歳で年収が1000万円を超えるような収入があったとしても、
億万長者にはなれません。
これがエリートコースの罠です。
独自理論ですが、少しだけ、面白くないですか?
(私だけか…)
年収1000万円サラリーマンは幸せか?負け組か?
私が勤務していた財閥系大企業では、35歳前後で年収が一本を超えます。
年収1000万円以上となれば、日本では勝ち組とされます。
実際に、私の上司も給与については満足しているようでした。
しかし、私は先輩たちの働き方を見ていて悲しくなるのです。
仕事のできる人はいます。かっこいい人もいます。
でも、心から仕事にやりがいを感じて楽しく幸せな人生を過ごしているようには見えなかったのです。
- 休みが…
- 残業が…
- 転勤が…
- あの上司が…
- 部下が失敗して…
これらは愚痴です。
心を込めずにただ言っているだけならまだマシですが、
本当に嫌な気持ちで言っているのであれば、その人の人生は不満で、幸せではないということです。
- 新入社員は先輩の顔色を、
- 課長は部長の顔色を、
- 部長は本部長の顔色を、
- 本部長は社長の顔色を、
伺いながら働くことになります。
社風の違いこそあれ、利益を求められる企業である限り、上司のGOサインをもらうために、顔色をうかがいながら進めていくのが、サラリーマンの宿命です。
なんだか、それって人生楽しいのかな、と思い、私は早々にリタイアしました。
サラリーマンという人生に限界を感じ、見切りをつけました。
収入は当時の数分の一ですが、後悔していません。
収入と幸福度の関係について
収入が多ければ、幸福度は増すと思います。
これは、まあ、多分、多くの人にとってはそうでしょう。
今と同じ仕事内容で、収入が2倍になったら、嬉しいですよね。
自分のやりたいことにチャレンジする資金になるし、
自己投資にお金を使えるようになるし、
もしかしたら周囲の人をお金で助けられるかもしれません。
収入が増えれば、幸せに感じられる人は多いはずです。
※お金の亡者のような悪者にならなければ…
サラリーマンを例に考えると、収入を増やすためには
- 出世する
- 労働時間を長くする
- 副収入で稼ぐ
という方法が考えられます。
しかし、
出世すれば責任は重くなり、忙しい。
労働時間を長くしたら効率性が悪いと評価されたり、自由な自分の時間が無くなる。
副収入は会社にばれてはいけないし、仕事終わりの作業で時間が限られるし休みがなくなる。
サラリーマンの人は自由な時間が少ないです。
時間も、場所も、人間関係も、会社に縛られて自由がきかないのが、幸せですか?
私は睡眠時間をゆっくりとって気が向いたときに集中して仕事をしたいし、
東京の空気が汚くて苦手だから静かな田舎で働きたいし、
悩みの種になるネガティブな人間関係なしで生きていたいです。
だから、サラリーマンでは幸せになれない気がしたんです。
もちろん、一部のスーパーサラリーマンは、会社での仕事を趣味にして、副業で自由に稼いでいたり、40代でセミリタイヤしたりします。
それはそれで、素敵だと思います。
大学生へ!大企業に就職して何がしたい?年収1000万円稼いでどうする?
もしも大学生の方がこのブログ記事を読んでいたら、お伝えしたいことがあります。
それは、
- 大企業に入社して何がしたいのか?
- 年収1000万円を稼いで、どうするのか?
ということです。
人生の目標があれば、サラリーマンとしてお金を稼ぐことは手段になります。
高収入の大企業に入社するのを目標にしないでください。
こんな風に言っていますが、大手の会社でないと実現できないこともたくさんあります。
数千億のお金を動かすなんて、個人では無理ですから。
もしも人生の夢を達成するために、会社という資源が必要なら、活用しましょう!
もしもサラリーマンの安定収入によって成し遂げたい大きな夢があるなら、年収1000万円を活用しましょう!
しかし、目標や夢がないのなら、サラリーマンは不幸に一直線になるかもしれません。
就活を始める前に、就職を決める前に、人生の目標を考えてみましょう。
私は、好きな人と自由に旅して遊んで暮らすことでした。
サラリーマンをしていては、旅ができません。
自由でもないし、遊ぶ時間もない。
だから、エリートコースと呼ばれながら頑張ってきたけれど、退社しました。
すっかり、年収数百万円の脱サラフリーランスです。
でも。幸せです。
億万長者になりたいなら会社員になるな!エリートコースの罠!
今回のブログ記事では、学歴社会とエリートコースの罠と億万長者とサラリーマンについて、私の意見を述べてみました。
書いてみると、いつの間にか長文になっていました。
そして、多分内容・構成は粗いです。
思い付きで書いているので。
しかし、エリートコースの罠というのは実在すると思います。
学歴社会の名残がまだあるので。
安定した高収入!お金持ちになりたい!という気持ちで大企業に勤務しても、生活に困らない程度のお金持ちになれても、億万長者にはなれないのです。
人生で何がしたいのか、せめて30歳までに見極めないと手遅れになります。
特に大学生のあなたは、考えてみてください。
就活相談でも、なんでもいいですよ。
思うことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。