フリーランスとして自宅で働いていると、よく質問を受けます。
- 仕事のオンオフの切り替えどうしてるの?
- 在宅だと誘惑が多くない?
- どうやって集中してるの?
- プライベートとの区切りがないのでは?
フリーランスとして仕事をすることが、イマイチ想像しにくいのだと思います。
確かに、リビングで仕事をしていると、テレビ・お菓子・本・マンガ・ゲームなどなど、甘い誘惑がたくさん目に入りますからね。
しかし、結論としては、ビジネスとプライベートを明確にオンオフで区切る必要はありません。
集中できるときに働き、集中力が切れたら休憩すればいいだけですから。
今回のブログ記事では、フリーランスのオンオフについて、考え方と工夫を紹介していきます。
仕事のオンオフが切り替えられない人の具体例
フリーランスとして働く人の中には、「仕事のオンオフを切り替えられない」という悩みがあるそうです。
個人的には「真面目だな、すごいな」と思います。
(もっとまじめに働け←)
- 深夜まで働き続けてしまう
- 納期に間に合わないのが不安
- 自宅に引きこもってしまう
- 健康を壊すほどがむしゃらに働かないと心配
- 24時間メール対応で、プライベートな時間がない
- 休日を設定できない
これらは、「常にオン」という人が抱える悩みです。
- 自宅に誘惑が多くて集中できない
- 家族がいる場所では仕事がはかどらない
- ついつい昼まで寝てしまう
- テレビを観てしまう
- 休憩時間が3時間とか、あっという間
- 休みすぎて働く時間が確保できない
これらは、「常にオフ」になりがちな人の悩みです。
このように、フリーランスとして自由に、自己責任で働いているからこそ、オンになりすぎる人や、オフになりすぎる人が出てきます。
切り替えるにはどうしたらいいか?というのが、彼らの悩みなんですね。
【結論】仕事のオンオフを無理に切り替えようとしない
今回のブログ記事の結論です。
私は、仕事のオンオフなんて、無理矢理切り替えようとしなくてOKだと思ってます。
思いついたときに仕事して、
疲れたら休憩して、
遊びに出かけて、
気になったタイミングでメール確認して、
集中できるときに作業して、
眠くなったら眠る。
ONもOFFも、自分の気分や体調次第。
何時から何時は仕事の時間で、それが終わったらプライベートな時間!なんて区切りをしないとストレスが貯まるような人は、そもそもフリーランスに向いてない。
(ちょっと言い過ぎ?)
朝から晩まで、自分の判断と責任で、自己管理できるのであれば、仕事のオンオフなんて意識しなくて切り替えできますよ。
心に余裕を持ち、仕事を楽しみ、休憩を楽しみ、人生を楽しむ。
これこそ、フリーランスの魅力では?
ON/OFFとか考えているのは仕事が楽しくないから
フリーランスで働いている人の中で、もしも仕事のON/OFFについて考えているとしたら、仕事内容を楽しめていないのかもしれません。
ライターでも、プログラマーでも、ブロガーでも、イラストレーターでも、
仕事が楽しければ、オンオフの切り替えを意識したりしません。
仕事自体が趣味のような存在になれば、結局、1日中がONであり、OFFでもあり、区切る必要が無くなってくると思います。
- 遊ぶように働く
- 仕事が趣味だ
- 遊びと仕事の区別がない
みたいな状態になってくると、フリーランスは本当に最高の生き方です。
在宅の誘惑に負けず仕事モードに切り替える工夫も紹介
そうは言っても、在宅で、自分の部屋で仕事をしていると、色々な誘惑があって困る…という人も多いようです。
個人的に有効だと思う、仕事モードへ切り替える方法を紹介します。
方法1.タイガージェット・シン仕事術
脳科学者の茂木健一郎さんって知ってますよね?
彼が提唱しているのが、「タイガージェット・シン仕事術」です。
タイガージェット・シンって、人気だった悪役プロレスラーで、選手紹介やゴングの前に、登場した瞬間に観客や相手選手に殴り掛かるんですって。
厳密には反則行為なのですが、観客は大いに盛り上がります。
- 瞬間的に
- 一挙に集中して
- すぐに本質を突く
タイガージェット・シンのプロレスのように、「思い立った瞬間にパソコンを開いて仕事を始める」というのが、仕事モードに入るコツです。
「そんな強引な…」と思われるかもしれませんが、
「仕事しようかな~5分後から始めようかな~」とか考えている時って、案外、やる気がある状態なんです。
しかし、いざ5分後になってみると、やる気は減退。
仕事に入る前にメールチェックしたり、気になるYouTube動画をみたり、TwitterなどのSNSを見てしまったり…これではNG。
そろそろ仕事しようかな~と感じた瞬間、その1秒後に、パソコンを開いて本質的な仕事を始めてみるのが正解です。
方法2.ストップウォッチで時間制限を入れる
実は「時間制限法」も、茂木先生の受け売りです。
(彼の著書は20冊以上読んでます笑)
仕事を始めるときに、20分か30分くらいのタイマーをセット。
「タイマーが鳴るまでに2000文字書くぞ」などの、ちょっとした目標を持って取り組むと、人間の脳はプレッシャーがかかってより集中できるんです。
私も毎日タイマーを使ってます。
机の上に、パソコンとタイマーがいつもセットされているんです。
集中力が続く時間には限度がありますから、適度なタイムプレッシャーを感じて作業効率が上がりすし、また、休憩時間の目安としても使えます。
方法3.仕事はリビング以外!個室で孤独に
仕事に集中するためには、リビング以外の個室がおすすめ。
いくら家族とはいえ、仕事中に声をかけられたり、用事を頼まれたりすると、脳の集中力が乱れてしまいます。
カフェやコワーキングスペースで働くのが好きな人もいますが、私は自宅で孤独に作業する方が好きです。
どんなに小さくてもいいので、自分の仕事専用のデスクを用意し、机の上は整理整頓しておくといいですよ。
方法4.仕事用メールとプライベート用メールを区別
基本的なことですが、仕事用のメールアドレスと、プライベートのメールアドレスは別にしておくといいかもしれません。
仕事についてのメールチェックをしているのに、友人からの遊びの誘いが目に入ったり、お得な旅行のセール情報が目に入ったりすると、どうしても気が散るので。
Gmailを利用している人が多いと思いますが、複数アドレスを使い分けるのも簡単。
仕事はGoogle。プライベートはYahoo!といった使い分けもいいかもしれません。
【まとめ】フリーランスは自己責任・自己管理・自己判断
今回のブログ記事では、フリーランスの仕事のオンオフ切り替えについて、考え方や具体的な工夫について書いてきました。
いかがだったでしょうか?
無理矢理ONOFFを切り替えるのではなく、自分の気分次第で、働き方に強弱を入れられるとストレスフリーです。
仕事をする気になった瞬間に、タイガージェット・シンのように即突撃。
タイマーを活用して、適度なプレッシャーをかけながら即集中。
疲れたり集中力が切れてきたら、即休憩。
これが、フリーランスの魅力。
自己責任、自己管理、自己判断で、自由気ままに働きましょう。
「オンオフ切り替えなんてナンセンス」という元も子もない暴論も述べてしまいましたが、何かの参考になっていれば幸いです。