ブログ運営

【突然】ブログ記事がインデックスされない!PV数激減のエラー原因と対処法

記事内に広告を含む場合があります。

ある日突然、あなたのブログのPV数が激減したら、インデックス登録のエラーを疑ってください。

  • ブログアクセス数が急に激減した原因と対処法を知りたい
  • 検索上位だった生地・キーワードが突然圏外になった
  • ブログ記事がインデックス登録されなくなった。なぜ?
  • カバレッジのクロールエラーの原因がわからない

といった方に、月間15万PVから2万PVにまで激減した私の経験をお伝えします。

 

本当に困りますよね。

Googleのペナルティは該当なし、ブラックSEOもしていないのになぜ…?

 

結論としては「低品質コンテンツの見直し」「重複ページの修正」「スマホ画面の最適化」といったポイントが原因と対処法です。

 

どういうことか、今回のブログ記事で詳細に情報をまとめていきます。

あなたのブログPV数激減問題を解決しましょう!

ブログのアクセス数が激減する原因はインデックスエラー?

あなたのブログのアクセス数が突然激減した原因は、インデックス登録のエラーかもしれません。

 

(※今回のブログ記事で取り上げている「激減」とは、PV数が0になるようなサーバーエラー等ではなく、検索流入がガクッと落ちたようなケースを指すことにします)

 

こんな症状はありませんか?

  • アクセス数が突然半分~1/5くらいまで落ちた
  • 今までよく見られていた検索上位表示の記事が圏外に飛ばされた
  • 平均掲載順位が高いクエリ(キーワード)が急に圏外になった

繰り返しになりますが、これらの原因はインデックス登録のエラーが原因かもしれません。

 

詳しく見ていきましょう!

 

※Googleペナルティを受けている可能性もあります。

これはサーチコンソールの「セキュリティと手動による対策」で確認できます。

私の場合はペナルティは該当なし。ますます原因不明で困りました…

 

インデックス登録のエラーとは?

インデックス登録とは、ブログ記事が検索表示されるように検索エンジンに登録することです。

 

日本ではGoogleのシステムでの検索がほとんどですので、Googleに記事が認識されているかどうかが重要です。

登録するためにすることは特になく、記事公開後にGoogleのクローラーが新規記事を見つければ数日後に登録されます。

 

インデックス登録を促す方法として「サイトマップの送信」「サーチコンソールのURL検査」などの方法がありますが、今回はこれらの詳細については省略します。

 

インデックス登録のエラーとはつまり、一度Googleに認識されていたページが、登録から除外されてしまったということです。

 

これは大問題。

あなたの大事なブログ記事が検索表示に存在しなくなったわけですから、アクセス数が激減するのも当然ですよね。

 

あなたのブログ記事のインデックス数・エラーの有無を確認する方法は次の通りです。

 

インデックス登録のエラーを確認する方法

インデックス登録のエラーを確認する方法は「Google Search Console」を使うことです。

 

サーチコンソールのカバレッジを見ればすぐにエラー・有効・除外のステータスがわかります。

 

カバレッジの画面から「サイトマップのフィルター」を選択することで、個別投稿記事のカバレッジのみを見ることができます。

 

そして注目すべきは「有効記事」の数です。

…有効記事数が減っていませんか?

私の場合はあるときを境にインデックス有効記事が減少していたのです。

 

(上の画像は改善中の画面ですが、一時期より2倍くらい有効記事が増えてきました。)

 

逆に「エラー」と「除外」の数が増えていきます。

もしもサーチコンソールで有効記事数の減少がみられたら、このブログ記事の続きを読むことできっと解消されることでしょう。

 

Googleインデックスエラー・除外の原因と対処法

Googleペナルティは該当なし、ブラックSEOもしていないのにインデックス登録が減少してしまう原因と対処法を紹介します。

 

ずばり、次の3つの原因を疑ってください。

  • 低品質コンテンツが多い
  • 類似ページが存在している
  • スマホ表示が最適化されていない

これらの原因をなくしていくことがアクセス数復活のための対処法になってきます。

 

つまり、

  • 低品質コンテンツをリライト、もしくは削除する
  • 類似ページをまとめる、もしくは記事内容をリライトする
  • スマホ表示を最適化する

ということです。それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

低品質コンテンツはインデックス登録から除外される

低品質コンテンツは、Googleインデックス登録から「除外」されてしまいます。

 

サーチコンソール上の表示例としては【クロール済み – インデックス未登録】です。

低品質コンテンツとは、どんな記事のことでしょうか?

  • メインコンテンツ(本文)の内容が薄いページ
  • 検索キーワードと本文内容がずれているページ
  • タイトルと本文が一致していない(誇張されている)ページ
  • 専門知識・権威性・信頼性が低いページ

 

これらを改善することでインデックスに復帰させることができます。

するとブログ全体の評価が高まり、アクセス数が戻っていきます。

 

もしも低品質なページをリライトで改善することが難しかったり、そもそも必要のない記事だということなら、「noindex」の指定をして、Googleの検索には表示させないようにした方が早いです。

 

noindexについては、以下の記事でわかりやすく解説されていました。

>>noindexとnofollowの正しい使い方について

 

私の場合は、

  • 何年も情報を更新していない記事の内容を最新に変更
  • SEOを意識しすぎてキーワードが詰め込まれていた部分を修正
  • 数年間で数PVしか閲覧されていない記事はnoindexに
  • 明らかに内容が薄く、文字数も1000文字ほどの記事はゴミ箱に

という対処法を施しました。

 

類似ページ・重複コンテンツがあるとドメイン評価が下がる

ブログ内に類似ページ・重複コンテンツが存在すると、ドメイン全体の評価が下がることがわかっています。

 

例えば私の場合は「韓国のコンセント」に関する記事と「ニューカレドニアのコンセント」に関する記事で、内容や記事の構成が似ていました。一部、重複している部分もありました。

 

コピペは論外ですが、意図しなくても同じようなキーワードが多くなったり記事構成の流れが一緒になってしまうこともありますよね。

 

そんな類似した内容のページが存在するかどうかを確認する方法があります。

それは「sujiko.jp」というサイトの無料サービスを利用することです。

あなたのブログURLを入力すれば、類似コンテンツの判定をしてくれる素晴らしいサイトです。

 

記事が「カニばってる」時の対処法

もしも類似ページが疑われるときは、以下の対処法をとりましょう。

  • 類似ページをひとつの記事にまとめてしまう
  • 類似ページのそれぞれをリライトする

Googleの最近の評価傾向としては「コンテンツSEO」といって、読者にとって総合的に有益な記事になっているかどうかが重視されています。

 

もう少しわかりやすく噛み砕くと、文字数が多く、読者の欲しい情報を網羅しているページが評価されやすいです。

なので類似ページをひとつの記事にまとめるのは有効な手段です。

 

例えば「掃除機Aの価格」という記事と「掃除機Aの機能」という記事の2つがあるのならば、「掃除機Aの機能と価格」といった記事にまとめてしまうのがおすすめです。

 

(おそらく掃除機Aについての情報は類似情報になるので重複コンテンツとみられる可能性があります。)

 

もしくは、価格についての記事と機能についての記事のどちらも、重複した内容がなくなるようにリライトをすることが必要です。

 

スマホ表示が最適化されていないとインデックスエラーになる?

近年、Googleのクローラーはスマホビューが重視されています。

 

パソコンよりもスマホでの検索が多い以上、スマホでの表示をメインに評価するのは当然の流れです。

スマホ表示の最適化にはいろいろなポイントがあると思いますが、特に、

  • スマホ画面の表示速度
  • スマホファーストビューが同一でないか
  • スマホファーストビューの大部分が広告でないか

といった部分に注目してみるといいでしょう。

 

私のとった対処法は、Googleの「PageSpeed Insight」で、スマホのスコアが30点ほどでしたので、60点くらいまで改善させました。

 

次にスマホのファーストビューですが、これは文字通りスマホで個別記事にアクセスしたときに最初に表示されるコンテンツです。

グローバルメニューが大きくて個別コンテンツが表示されていなかったり、コンテンツの前に広告が大きく表示されたり、そういうページはGoogleから評価されません。

 

Googleとしては、読者がキーワード検索した時に、最もわかりやすくてためになるページを上位表示させたいわけです。

検索した内容と関係のない「メニュー」や「広告」よりも、コンテンツを素早く読者に届けることを意識しましょう。これが対処法です。

 

【実体験】インデックスエラーでブログPV数が激減→改善してきた

ここまででインデックスエラーによるブログPV数激減について書いてきました。

私の実体験を改めて書かせていただきます。

 

本ブログ「天国に一番近い個人旅行」は、月間15万PVになっていました。

ブログ開設から3年間で約300記事を投稿し、アクセス数はおおむね右肩上がり。順調なブログ運営でした。

 

しかし、ある時から急にアクセス数が激減し、ついには月間2万PVにまで落ちました。

 

ペナルティをくらっている訳ではなく、ブラックSEOも身に覚えがなく、ハッキングされている様子もなく、サーバーエラーでもなく、どうしても原因がわかりませんでした。

 

Google検索で毎日のように原因を探しました。試行錯誤を重ねました。

その結果、低品質コンテンツの改善・類似ページの改善・スマホビューの改善にたどり着きました。

 

実はまだまだ改善途中なのですが、アクセス数は復活してきています。

 

一度ドメイン全体の評価が下がってしまったと思うので、引き続き優良な新規コンテンツとリライトを続けます。

 

突然のアクセス数激減の原因はインデックス登録のエラー?

今回のブログ記事では、ある日突然ブログのアクセス数が激減した経験をもとに、インデックスエラーについての情報と、原因および対処法についてまとめました。

 

Googleのコンテンツ評価基準はどんどん進化しています。

進化の過程では当然変化がありますから、我々ブロガーはそれに対応してGoogleに評価される記事を書くことが求められます。

 

ただアクセス数を増やすためにSEOの知識ばかり増やしていると、逆にGoogleからの評価を下げることになりかねません。

読者のために面白くて有益な記事をかくのはもちろんですが、検索上位表示させるSEOの知識も更新していきたいものです。

 

私はまだまだブロガーの端くれですし、バリバリの文系です。

今回のようなトラブルが起きた時にずいぶんと解決に時間がかかりました。

引き続き勉強していこうと強く心に決めました。

 

あなたの参考になっていれば幸いです。

Googleさん、この記事はしっかりインデックス登録お願いしますね。笑