記事数が増えてくると、孤立記事が増えてきます。
内部リンクが貼られていない「孤立記事」が増えると、ブログ全体の専門性が低く評価される可能性があると思います。
- ブログの孤立記事とは?
- 内部リンクのないページを知る方法
- 専門性を高める記事と記事の関連性
といった情報を、ブログ記事にまとめました。
結論としては、孤立ページはSEOの観点からも好ましくないため、内部リンクで対策するのがおすすめ。
私は記事間の内部リンク構造を分析し、最適化することでアクセス数が13%も上昇しました。
孤立記事・孤立ページという概念がなかったブロガーにも、是非読んでほしい内容です。
ブログ内の孤立記事・孤立ページとは何?
孤立記事・孤立ページとは何でしょうか?
意味は文字通りですが、どのページとも内部リンクで繋がっていない記事のことです。
ブログ記事が増えてくると、過去記事との内部リンクがどうなっているか、把握しきれなくなりませんか?
私は400記事以上の投稿があるし、
初心者の頃は内部リンクの重要性なんて知らなかったので、対策していませんでした。
なので、400記事のうち、
本部中の内部リンクが貼られていない孤立記事が約90本…
これは我ながら、ひどい。
内部リンクは外部リンクと同様、重要なSEO対策になるため、早速テコ入れを決意しました。
▶【内部リンク】数は何本がSEOに効果的?どのくらい貼るか【Wikiに学ぶ】
孤立記事はブログの専門性(EAT評価)を下げる可能性?
Googleが、検索品質評価ガイドライン内で、ページ品質評価の最重要項目としているのが、E-A-T評価です。
これは、そのブログ及び著者の、
- 専門性
- 権威性
- 信頼性
のことで、検索順位のランキングアルゴリズムに影響しています。
孤立記事が多いと、「専門性」の評価が低くなってしまうかもしれません。
例えば、
私が「ニューカレドニアの旅行情報」の記事ばかりを400記事投稿していたら、
グーグルは「おっ!このブログはニューカレドニアの専門性が高いな」と評価してくれます。
逆に、
私がニューカレドニアの記事も、ブログ運営の記事も、アニメや漫画や政治の記事も書いていたら、
グーグルは「うーむ、何を専門にしたブログかわかりにくいな…」となってしまいます。
(※私のブログの実情です)
関連した内部リンクが多数貼られていれば、
その分野に精通しているという証拠になります。
つまり、関連性のある記事同士を内部リンクで繋ぐことで、ドメイン全体のE-A-Tを高め、SEO対策に繋がるのです!!
内部リンクの構造を知る方法(プラグイン)が超便利
内部リンクの構造を知って、孤立記事を探す方法として、超便利なプラグインがあります。
ブログ実験室naelabの、
Show Article Mapという神プラグインを使用します。
詳細な案内は、神様の実際のページをご覧ください。
記事間の内部リンク構造を可視化するWordPressプラグイン「Show Article Map」
これを使うことで、自分の全ブログ記事間の内部リンク構造が可視化されます。
孤立記事、孤立ページは一目瞭然。
内部対策をするには、必須です。
私も実際に利用させていただき、孤立記事が「90/400」もある事実に衝撃を受けましたよ…
孤立記事に内部リンクを貼っていく方法は、地道なリライト作業
上記のプラグインを使用すると、孤立記事が見つかります。
孤立記事の本文中に、別記事への内部リンクを張り巡らせる方法とは、
地道なリライト作業
です。
これしかありません。
プラグインを使って一発で対策だ!という考えだと、内部対策はうまくいきません。
手間暇を惜しまず、一記事一記事、自分の手でリライトしていきましょう。
とは言っても、効率的に対策する方法はあります。
WordPressの全投稿画面の右上、検索窓でキーワードを入力。
↓
キーワードと関連する記事の一覧が表示される
↓
ひとつひとつ、関連性を考えながら内部リンクを貼っていく
という作業です。
過去記事が400記事もあると、結構大変です。
しかし、アクセスアップの効果を夢見て、地道に頑張れば数時間で完了します。
※本当は、本文内容のリライトもした方が良いけど…
★関連記事
▶【保存版】ブログの過去記事を育てる方法はリライト!検索順位を上げたいあなたへ
▶【文章】一時間で何文字書ける?平均値は?考えながら書く練習をすれば2000字!
内部リンクを貼るときのコツと注意点【検索順位UP】
内部リンクを貼るときのコツは、
- 関連性の高い記事
- (なるべく)既に評価の高い記事
への内部リンクを増やすことです。
こうすることで、前述のE-A-T(専門性・権威性・信頼性)を高めることができ、
SEO的にも検索順位のUPが見込めます。
逆に言うと、注意点もあります。
- 関連性の低いページへの内部リンク
- 低評価ページとのリンク
を貼ると、Googleからの評価は、むしろ低下します。
ブログ記事を読んでいる読者の役に立つような、内部リンクが好ましいです。
ニューカレドニアの記事の中に、アニメ記事へのリンクが貼られていても、読者を惑わして役に立たない可能性が高いですからね。
Googleのページ品質評価のレベルは、すごいです。
関連する記事同士をリンクで繋ぐことで、初めて、評価が上昇しますよ。
内部リンク施策の実績&体験談
私が、内部リンク対策をした時の体験談&実績を紹介します。
前述の通り、
孤立記事は400記事中、90記事ほど。
この孤立記事を、30記事まで減らし、その他内部リンク対策を徹底してみました。
体験談&実績としては、
- 作業時間、5時間
- 追加したリンク数、約300リンク
- 孤立記事90→30
- アクセス数、13%上昇
- ページ滞在時間、変化なし
- 直帰率、微減
といった感じでした。
大きいのは、PV数が13%増えたこと。
もちろん、内部リンク対策以外にも、新規記事の追加や、過去記事のちょっとしたリライトも同時に行っています。
純粋な内部対策だけの効果ではないですが、13%もアクセスアップさせるような強い新規記事を書いたわけではないので、やはり内部リンク対策の恩恵が大きいと予測されます。
作業内容は結構単純で面倒ですが、SEO効果は小さくないと思います。
ただ単に、本文内容をリライトするよりも、おすすめ。
ブログ記事が増えてきたら内部リンク対策で孤立ページにリンクを!
今回のブログ記事では、孤立ページに内部リンクを貼ることの重要性と対策方法を紹介してきました。
いかがだったでしょうか?
Googleがページ品質評価で重要視している「専門性」を高めるためにも、内部リンク対策は以前よりも大事になっているように感じます。
特に孤立ページが多いと、ブログ全体の評価が低くなっているかもしれません。
ひとつひとつの記事内容のクオリティを高めることはもちろんですが、記事同士の内部リンクにも注意して更新していくといいですね。
私の場合はアクセスアップの実績がありましたので、
他のブロガーの方の参考になればと思って記事を書きました。
内容についてご質問などありましたら、お気軽にお問い合わせください。
コメント