マラソンで走っている時はどんなメンタル・精神状態が良いのでしょうか?
- 走っている時のメンタルは?
- フォームやタイムは気にしないのがおすすめ?
- 脳で考えると酸素を消費する
- マラソンのためのメンタルトレーニングとは?
このような情報をお探しの方に向けて、ブログ記事を書きました。
結論としては、余計なことを考えすぎず、自然体で楽しく走ることが好成績につながるようです!
マラソン初心者でありながら、20冊以上のマラソン関連本を読んで勉強した私が、メンタル・精神面の考え方を紹介します!
マラソンを走る際のメンタル・精神状態は?
マラソン・長距離を走っている時の精神状態として、多くの人が持つのは以下のようなメンタルでしょう。
- ランニングフォームが乱れているな
- 目標タイムを達成できるか
- ペースが速い(遅い)な
- あの人のペースは速すぎるのでは
- 上り坂が苦しいな
- 息が苦しくなってきた
- 足が痛くなってきた
- 給水所はまだかな
- ゴールまで完走できるだろうか
基本的には、不安や苦しみに耐えるような考え方をしてしまいますよね?
私も、長い距離を走ろうとしていると、ついつい疲れや苦しみやフォームやタイムについて、思考を割いてしまいます。
これはある意味では当たり前のことです。
人間が30キロも40キロも走り続ける行為は、日常の自然なものではありません。
異常なことに挑戦している訳ですから、疲れや苦しみや不安が働くのは当然。
でも、脳も酸素を使うって知ってました?
(私は考えてもみませんでした…知らなかった)
脳は考えると酸素を消費する【メンタルの重要性】
脳は、思考すると酸素を消費するのをご存知でしょうか?
実はここにマラソン完走のための、メンタルの重要性があります。
マラソンは、下半身のタフさと共に、呼吸器官・心肺機能のタフさも求められます。
全身に酸素をめぐらせることが重要です。
そんな時に脳であれこれと考えすぎて、酸素を消費してしまっては身体がベストパフォーマンスを出せません。
空気中から取り入れた酸素を、脳ではなく、身体に使いたいところです。
つまり、マラソン本番では頭を使わないで走るのが一番いいということになります。
ペースやフォームのことを気にするのは、本番までの練習で済ませておくべきことなのです。
本番走っている時の精神状態は、自然体で走ることが楽しめていればいいのだと思います。
トラック競技では日本初となるメダルを獲得した為末選手の本が参考になります。
(彼はマラソンでなく、短距離ですが…)
マラソン本番を楽しむために練習する
市民ランナーが普段行っている走る練習は、全てマラソン本番を楽しむために行っているともいえます。
5キロのペース走、LSD、フォームチェック、坂道ダッシュなどなど、
どれも「練習でやってきたのだから本番は大丈夫」と自信を持つためにやっていると考えるのです。
私の好きな言葉があります。
「実力があるから自信がある」ではなく、
「自信があるから実力を発揮できる」のである。
自信を持つのには自分なりの根拠があればOKです!
自信をもって走れれば、疲れや痛みや苦しみ、フォームやペースを考えることによって酸素を奪われずにすみます。
マラソンで記録を出した人には、ランナーズハイに入った人や、
「無我夢中であまり覚えていない」というコメントをする人も多いみたいです。
それくらいまでレースに入り込んで自然体で楽しめれば、きっといいパフォーマンスができるのでしょう!
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マラソンに必要なメンタルトレーニングとは?
以上のことから、マラソンに必要なメンタルトレーニングは、
- 自分に自信を持つこと
- 苦しみや痛みに耐えられること
- 余計なことを気にせず走れる工夫
- 心配事や不安は前日までに対処しておく
といった方法が良いのだと思います。
苦しみや痛みに耐えられるよう練習するのは当然ですが、酸素を思考にとられない工夫も重要。
自信を持つためには、今までの練習量や勉強してきたことが役に立ちます。
もしも不足していたとしても、早歩きでも完走できるのだから、何とかなるくらいの精神状態が望ましいようです。
また、普段の練習でランニングフォームやペース感覚をつかむことで、当日のマラソン本番中は余計な力みがなく走れます。
フォームが崩れているのでは?と考えると、力みます。
練習の時から調整してきたフォームが自然に身についているはずだと信じて、考えすぎないことです。
最後に、レース当日のコースの高低差や、給水所やトイレなどの不安ごとは、前日までにシミュレーションしておけばいいと思います。
これらのメンタルトレーニング?対処法をしておくことで、
マラソン当日に自分の実力をいかんなく発揮できるのです!!
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目標タイムで完走することをイメージする
何時間も走っていれば、必ず苦しい時間帯は来ます。
コースの難所もあります。
足の痛みも、呼吸の乱れも。
そんな時は、目標タイムで完走するイメージを持ってみるのがおすすめらしいです!
- ここを乗り越えれば何とかなる!
- 目標達成したらどんなに嬉しく誇らしいか!
- あの人にも自慢できるぞ!見返してやる!
など、ゴールに向けて意識を向けます。
そして何より、走ることや挑戦していることの楽しさを味わうようにしましょう。
マラソン大会は記録も大事ですが、地域住民の皆さんの協力や声援や雰囲気づくりを楽しく感じるはず。
お祭りに参加している訳ですから、その場の空気を笑顔で楽しむ余裕があれば、きっと結果は付いてくるはずです。
マラソン本番時のメンタルは自然体で楽しむのがおすすめ!
今回のブログ記事では、マラソンにおけるメンタルの重要性とおすすめの克服方法を紹介しました。
いかがだったでしょうか?
こんな記事を書いておきながら、私は初マラソンを2か月後に控えた初心者です。笑
経験がないので、逆によく書籍を読み、勉強しました。
短距離走でも長距離走でも、良い記録を出した人は、レースを楽しんでいます。
極度の緊張感を楽しめるようになれば、自然と実力が発揮できるのでしょう。
もちろん、目標タイム達成のために走りながらペースを考えるのは大事だと思います。
最初に飛ばしすぎてリタイヤなんてことにもなりませんから…
レースに向けて不安材料を出せばきりがないです。
ただ、私も実力を発揮するために、自信をもって自然体で楽しもうと思います!
ご覧いただきありがとうございました。
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