小中学生の夏休みの宿題といえば、読書感想文が定番。
このめんどくさい宿題の提出、パクリでも大丈夫なんでしょうか?
結論から言うと、読書感想文は、パクリでも大丈夫です。
クラスメイトと違う文章であれば、先生には、バレません。
でも、何となく盗作しているみたいで、つまんないですよね。
それならば、読書感想文を楽しむ方法を伝授しちゃいます。
課題図書なんて無視して、自分の読みたい本を勝手に読んでみたら、意外と楽しいもんです。
今回のブログ記事では、夏休みの面倒くさい宿題「読書感想文」について、パクリの問題点と楽しむ方法を紹介していきます。
読書感想文はパクリでもバレない?
まず、子どもたちの気になる質問。
読書感想文はパクリでも、先生にはバレないか?
結論としては、バレません。気をつければ、大丈夫です。
クラスメイトと同じ文章を提出すると、さすがにバレます。
でも、先生だって忙しいんです。
ネット上からパクっていないか、全てチェックすることはできません。
どうしても宿題提出の期限が迫っている時は、自己責任でネットの読書感想文をパクりましょう。
バレないコツは
一応、ばれないコツを教えておきましょうか?
- ネット上の、有名でない文章(検索順位が低いもの)を参考にする
- コピペではなく、少しだけ自分のオリジナルを入れる
- 言葉遣いは自分なりに書く
といったところです。
かなり、小癪な方法です。
読書感想文くらいの簡単な宿題を自分の力でできないなんて、よっぽど努力が嫌いな人なのでしょう。
でも、ばれないと思いますので、どうしてもという人は試してみてください。
読書感想文って面倒くさいけど簡単な宿題
ちなみに、読書感想文って、書くのは面倒くさいけど、かなり簡単な宿題だと思いませんか?
だって、感想でいいんですよ?
別に、考えて書くことでもありません。
感想っていうのは、
- 面白かった
- つまらなかった
- ここが感動した
- ここの意味が分からなかった
- 私もやってみようと思った
- 私も行ってみたいと思った
とか、こんなことで良いんです。
ただ単に、夏休み中に本を一冊くらい読んでみよう、というだけのこと。
その感想を、文章で書く練習をしてみましょう、というだけのこと。
正直、こんな簡単な宿題、ラッキーです。
算数ドリルとか、漢字ドリルとか、あっちの方がよっぽどつまんないし、めんどくさい。
読書感想文なんて、本を読んでみて、親に感想を言うくらいの、気軽なスタンスで臨めばいいんです。
私に言わせれば、パクるまでもありません。
なぜ子どもにとって、読書感想文がめんどくさいのか?
なぜ、多くの子供にとって、読書感想文の提出ってめんどくさいのでしょうか?
その理由は、いくつかあります。
- 本を読むのがめんどくさい
- 感想を表現するのがめんどくさい
- 長い文章を書くのがめんどくさい
といった理由があると思います。
でも、本当にこんな簡単な宿題ができないほどの面倒くさがりって、いますか?
要するに、つまらないから、面倒なんです。
読書感想文が楽しくなる方法【読みたい本を読めばいい】
読書感想文の宿題が楽しくなる、たった一つの解決方法を教えます。
それは、
読みたい本を読むこと、です。
本当に単純だけど、これが一番大事。
毎年、文部科学省が勝手に「課題図書」を選定しますよね。
あれは、クソみたいな制度です。
誤解を恐れずに言うと、
本がなかなか売れないから、国が推薦しちゃおう。
課題図書とか言っておけば、親が買ってくれるでしょ。
そういう制度です。
読みたくもない、特に興味もない本を読まされるから、子どもは読書感想文がつまらないんです。
大人だって、いくら他人におすすめされても、読んでて楽しくない本ってありますよね?
※私は、週に5冊ほど本を読む人間ですが、自分で読みたいと思ったものしか読む気になりません。
興味ない本読まされても「つまらなかった」という感想しか出ないでしょう。
子ども本人が興味ある本を読むべし
どんな子どもにも、興味のあることってあります。
- ゲームが好きだ
- 友達と出かけるのが好きだ
- お花や植物が好きだ
- 虫取りが好きだ
- 寝るのが好きだ
- パソコンが好きだ
などなど、子どもの趣味は千差万別。
じゃあ、その趣味の本を読めばいいんです。
課題図書の中から読書感想文を出すなんて、ナンセンス。
プロのゲーマーが書いた本でもいいし、
旅行の本でもいいし、
花や植物の本でもいいし、
ファーブル昆虫記でもいいし、
睡眠についての本でもいいし、
パソコンについての本でもいい。
読みたい本なら、自然と感想も出てきます。
ただそれを、原稿用紙に書いてみればいいだけです。
読書感想文が楽しくなる秘密は、本選びにあるんです。
【親御さんへ】課題図書よりも大事なこと
読書感想文の宿題に向き合っている親御さんへのメッセージです。
是非、子どもに本を選ばせてあげてください。
もしも、我が子の欲しい本が、
- ゲームが上手になる方法
- 遊んで暮らせる方法
- ラクして生きていく方法
- ユーチューバーのなり方
とか、そんな本でも、買ってあげてください。
読みたい本を、読んでみることが、何よりも大事です。
※あまりに低俗な本だと、悪影響になる場合もありますが。
「課題図書は優れているに違いない」と、あなた自身読んでもいないのに、盲目的に信じて買ってしまうのは、馬鹿げています。
図書館で借りるのがおすすめ
私が小学生の親なら、クーラーの効いた図書館に連れて行って、面白そうな本を選ばせます。
2週間も借りられるんですから、読書感想文を書くくらいできます。
無料で、自分の力で、ある程度良質な本で、感想文が書けます。
どんな本だって、いいでしょう。
課題図書への「見栄」のようなものは捨てましょう。
子どもの素直な興味関心が、一番大事です。
読書感想文の宿題がつまらないなら、パクるんじゃなくて楽しい本を買おう
今回のブログ記事では、読書感想文の宿題について、持論をまとめました。
つまらないから、他人の文章をパクる。
先生にはバレないけれど、罪悪感はあるし、結局つまんないです。
どうせ同じように長い文章を書かなくてはいけないんだったら、楽しむ方法で挑戦してみたらいいんです。
読書感想文を楽しむ方法とはずばり、
課題図書なんて読まないで、興味のある本を選ぶこと、です。
これだけで、つまらなくてめんどくさい宿題は、一気にマシになります。
見栄を張らずに、どんな本でもいいんです。
大人になった私でも、
図書館に1時間もいれば、読みたい本が5冊~10冊くらい見つかります。
読書嫌いの子供っていうのも、
つまりは、面白い本を読んでいないだけではないでしょうか?
時には、親が子供におすすめの本を紹介できるくらいでないと。
うちの子どもは本を読まなくって…とか嘆いていないで、まずは親が楽しそうに読書しましょう。
子どもの読書感想文は、毎年のように出される宿題です。
長い付き合いになりますので、読書の習慣はお早めに。