ニューカレドニアの首都「ヌメア」の観光プランはお決まりですか?
南太平洋の島国ならではのゆったりとした時間を過ごす陽気な雰囲気と、フランス領ならではの洗練されたおしゃれな雰囲気。
その両方を味わうことができるのが、ニューカレドニアの首都「ヌメア」です!
旅行会社やガイドブックでは「南仏のような雰囲気」と言われていますが、正直そんなにきれいではないので期待しすぎるとがっかりします^^笑
ヌメア市内半日観光ツアーもありますが、個人でじっくりのんびり楽しむのがおすすめ。
今回のブログ記事では、ニューカレドニアの首都「ヌメア市内」のおすすめ観光地を紹介していきます!!
ヌメア市内はニューカレドニアの中心
ヌメア市内は、ニューカレドニアの中心です。
首都であると同時に、すべての観光がこのエリアが起点になります。
空港周辺には観光地もホテルもないので、誰でも必ずヌメアに来ることになるでしょう。
そんなヌメア市内には、飲食店・ホテル・国内線の空港・離島へのフェリー・ショッピングなど、なんでもそろっています。
それと同時に、観光スポットもコンパクトにまとまっています。
- ココティエ広場
- FOLの丘
- セントジョセフ大聖堂
- マルシェ(朝市)
- ヌメア動物園
の5つの観光スポットについて、紹介していきます!
動物園は少し距離がありますが、その他はバスや徒歩で観光できます!
半日で十分に観光できるのがヌメア市内の素晴らしいところです。
ココティエ広場はヌメア市民も観光客も集う中心
ニューカレドニアの首都ヌメア市内の中心は、ココティエ広場です。
地元の人も旅行の人も、一日に何回もこの広場周辺を通ることになります。
街のヘソといったところです。
ココティエ広場には、
- フリーWiFiが観光客でも使える
- ニューカレドニア観光局
- アンスバタ方面へのバスの発着所
- のんびりとした雰囲気
があります。おすすめ。
ココティエ広場とは言うものの、ココティエの木はそこまで多くなく、その代わりにフランボワイヤンが木陰をつくっています。
11月中旬~2月にかけて、真っ赤な花が咲き乱れて美しいです。
(私が行った3月上旬でも花がわずかに残っていましたが、満開はすごいのでしょう)
人々は音楽スピーカーで音楽鑑賞を楽しんでいたり、ただ木陰で横になっていたり、本を読んでいたり、友人とお喋りをしていたり、そんな過ごし方をしています。
それを見ているだけでこっちの時間までゆっくりになり、落ち着く空間を形成しています。
そして、ココティエ広場の周りには飲食店やお土産屋があるので、思い思いに時間を過ごすことができます。
まさに、ヌメア市内観光のヘソです!!
大好きです、ココティエ広場。
名前の響きも好きです、ココティエ広場。
私は特にこの広場が気に入って、ピクニックをしていましたので、「ココティエ広場の楽しみ方」といった詳細記事にしてみました。
ニューカレドニアを代表する観光スポット「FOLの丘」は絶景
FOLの丘はニューカレドニアを代表する観光スポットです。
この写真は、私がFOLの丘からスマホで撮影したものです。
絶景ですね。素人が適当に撮影してこれです。
写真に見えるのは手前から、
- セントジョセフ大聖堂
- ヌメア市街地(ココティエ広場など)
- モーゼル湾のヨットたち
- 海と空
という構図になっており、美しいですね!!
ココティエ広場を東に進むと、上り坂になり、細い階段道が上に伸びています。
これが近道。
それを上って右手に進んでいくとこの小高い丘にたどり着きます。
10分ほどですかね。
ヌメア市内観光には必ず含まれる絶景スポットです!!
地図を確認ください。
坂道は急ですが、徒歩で行けます!
地球の歩き方とGoogleマップ(オフライン)を駆使しましょう。
ヌメアの教会・セントジョセフ大聖堂の鐘が正午に鳴り響く
この威風堂々とした協会は、1897年に完成したセントジョセフ大聖堂です。
高さ25メートルの時計台を2つ持っており、正午になると1.5トンもある巨大な鐘の音が町中に響き渡ります!
ニューカレドニアで最も有名な教会です。
内部は出入り自由、無料で見学することができます。
604ものパイプでできたパイプオルガン、
ニューカレドニア産ニッケルで作られたシャンデリア、
窓にはめ込まれた美しいステンドグラスが荘厳な雰囲気を醸し出していました!
中にはお祈りをしている人もいますので、気を遣います。
アーメン。
ヌメアの朝市(マルシェ)を観光!
ヌメアの朝市(マルシェ)は要チェック!!
とても楽しいです!!
メラネシア人もフランス人もアジア系の人も、地元の人が利用する市場です。
月曜以外は毎日5:00~11:00までオープンしており、
- 野菜
- 果物
- 肉
- 魚介類
- お惣菜
- お土産
など、地元で採れたものが所狭しと並べられています。
中でもおすすめは名産の魚介類で、「天使のエビ」「マグロの刺身」「牡蠣」は絶対食べるべきです!!
そして朝市名物のカフェで地元の人に混じって朝食をとるのもおすすめ!!
朝市の楽しみ方は別記事でこまかく紹介していきます。
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ちなみに、私は南仏に行ったことがないのですが、
フランスのようなキラキラしておしゃれな雰囲気を期待している人にとっては、ニューカレドニアのヌメアはあまりにも素朴すぎるようです。
マルシェも、かなりローカルな市場です。
ニューカレドニア「動植物森林公園」は国鳥カグーに会える観光スポット
ニューカレドニアの国鳥「カグー」はご存知ですか?
飛べない鳥で、見た目が可愛いです。
動植物森林公園はヌメア市内から距離があり、徒歩では無理ですが、カルイアバスが運行しており楽チンでした。
36haもある広大な動物園&植物園で、ニューカレドニア固有種や希少種の鳥類・植物が集められています。
カグーは厳重な鳥かごの中(籠と言っても人が200人ほど入れそうな広い籠)にいます。
オレンジ色のくちばしが可愛らしく、ちょこちょこと歩いている姿を確認できます!!
※ラ・リビエール・ブルー州立公園の野生のカグーとは違い、非常にゆっくりとした動きです。ゆとりです。
とても広いのでグルッと回ると3時間ほどかかりますが、ピクニックとして楽しんでいるとあっという間に帰りのバスの時間になっていました。
地元の人たちも、ランチを持ってきてました。
この動植物園も素晴らしく気に入ってしまったため、別記事で詳細レポートします!!
>>ニューカレドニアの動物園【国鳥カグーとカラス】鳥も植物も固有種ばかり@ヌメアからバス
ヌメア市内観光ツアーは必要ない?
ヌメア市内の半日観光ツアー、一日観光ツアーがあります。
しかしこれらは、必要ないです!
先ほど紹介したような有名観光地を巡り、
あとはニューカレドニア博物館などに行くだけです!
これなら個人でも全然行けます!
どうしても歴史に興味がある…
どうしても大勢と一緒に見て回りたい…
そこまで言うなら止めませんが、ツアー料金って高いですからね。
ニューカレドニア・ヌメア市内の観光スポット情報【おすすめ5選】
今回のブログ記事では、ニューカレドニアの首都「ヌメア」の観光スポットについて情報をまとめました。
- ココティエ広場
- FOLの丘
- セントジョセフ大聖堂
- マルシェ
- ヌメア動植物園
の5つの観光スポットを巡れば、あなたもヌメア観光マスターです^^
一日で何とか回れる距離です。
ツアーは不要。個人で回れます。
ニューカレドニアの首都であるにもかかわらず、こんな大自然が残されていて、観光客だけでなくローカルな雰囲気も残した観光地があるでしょうか?
・・・ありました。素敵です。
南仏の雰囲気を感じに行くと、失敗するようですが、私は好きでしたよ。
記事を参考に、自分のお好み観光ルートを考えてみてください。
特に動植物森林公園は、定番観光コースからは外れるのかもしれませんが、時間がある人には絶対おすすめです。愛らしいカグーの姿を見てやってください!