ミニバスの練習風景をよく見ているのですが、親の振る舞いには色々な傾向や特徴があります。
- ミニバスで上手い子の親の特徴とは?
- バスケを上達させるのってどんな親?
- ミニバスの親にも悩みがある?
- 親が口出しすると下手になる?
このような情報を、ブログ記事にまとめました。
結論から言うと、ミニバスで上手い子の親は「良い意味で放任主義で、子どもとバスケを一緒に楽しむ」ような人です。
余計な口出しはしない。
親がバスケ経験者だとしても、あれこれ言いすぎない。
熱心すぎてコーチよりも怒ったり指示出したりする親がいますが、「あれでは子供がバスケを楽しめなくなるよな…」と心配になります。
今回のブログ記事では、自分がミニバス経験があり、ミニバスの子どもを持つ親の立場も分かる筆者が、体験談を交えながら「あるべき親の姿」を考察します。
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【結論】ミニバスが上手い子の親の共通点
ミニバスが上手い子の親には、共通点があります。
それは「良い意味で放任主義で、子どもとバスケを一緒に楽しめる親」です。
もちろん、子どもにも色々な性格の子がいますし、一概には言えません。
でも親子でバスケというスポーツを楽しんでいると、自然と子供は熱心に取り組む傾向があります!
その中でも、親のタイプにも色々とあります。
バスケ経験者で熱心だけど子供を見守れる親
ミニバスで最も上手な子の親は、このパターンが多いかもしれません。
両親(どちらか)がバスケ経験者で、小さいころから自然にバスケットボールに親しんできている子ども。
親子で1on1をしたり、シュート練習したり。
しかし親はバスケに対して熱心ではありますが、プレーについてやかましく口出しすることはない。
気が付いたときに、かるーくアドバイスするような感じ。
このような親のもとで育った子は、ミニバスでも大活躍している印象です!
バスケ詳しくないけど楽しんでる親
意外にも、バスケに詳しくない未経験の親御さんの子どもも、ミニバスで上手くなります。
トラベリングなどのルールも知らないような親だと、子どもが親に教えるような形になりますね。
その結果、子どもはスポンジのように、どんどん吸収していくのです!
余計な口出しが一切なく、精神的にも伸び伸びとバスケを楽しめるわけです。
子どもをサポートしてあげられる親
ミニバスに限らず、「子供をサポートしてあげられる親」だと、成長スピードが速くなります。
- よく話を聴く
- 練習に付き合ってあげる
- リングがある公園や体育館を調べてあげる
もちろん、過保護ではいけません。
子どもがバスケに取り組む姿勢に、「一緒になって伴走する」ことができると、いいですよね。
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ミニバスで伸びる子は自由にバスケを楽しんでる
ミニバスで伸びる子は、例外なくバスケを楽しんでます!
やらされている練習から、上手くなるための練習へ。
つまらない修行から、試合で活躍するための努力へ。
テクニックは後からついてきます。
マイケルジョーダンも、高校時代はスタメンではなかった。大学から頭角を現してスターになっていきます。
何よりも大事なのは、バスケに対する前向きな気持ちです!
▶【バスケ】球際に強いってどういう意味?@ルーズボール/リバウンド
ミニバスで子供のメンタルを左右する親の口出し…
ここまでは、ミニバスで上手い子の親について見てきました。
共通点として「余計な口出しをしない」というのはポイント。
- あそこはシュートじゃなくてパスだよ
- ドリブルが甘い
- もっと周りを見ないと
- あのシュートは絶対に決めないと
- こういう戦術の方が勝てるのに
- 次は絶対に20点入れろよ
などなど。
特にバスケ経験者だと、子どものプレーに口出ししたくなるものです。
もしこれらの親の批評が「正論」で「一理ある」ものだとしても、子どもは「批判」として受け取るかもしれません。
- 自分はダメだったんだ…
- 親の期待にこたえられなかった…
- チームに迷惑をかけた…
- 負けたのは自分のせいだったのか…
このようなマイナスの気持ちにさせるとしたら、その親の口出しは最悪です。
思春期の子供の心は繊細で、微妙なニュアンスで動きます。
何も気にしてなさそうな子でも、内心では意外と気にしていたりします。
大げさに言えば、今後のバスケ人生を左右しかねないバスケへのメンタリティが「親の口出し」によって変わってしまうのです。
想像以上に子供にとって親の存在は大きい
実は私の母親も、ミニバスの時に色々と口出しをしてきたんですよね…。
ハッキリ言って、プレッシャーでした。
「あなたはもっと積極的に自信もって」なんて言われると、余計に意識して消極的になってしまう。
「大会になると全然シュート打たないんだから。弱気すぎる」なんて言われると、さらに自分は弱気なところが悪いんだな…と大会になると緊張してしまう。
高校生くらいになると、親を気にせず自分のプレーができるようになってきましたが、後から振り返ると、親にはアレコレ言ってほしくなかった。正直なところ。
もちろん、試合をよく見に来てくれて嬉しかった面もあるし、感謝してますが!
ミニバスの親にも悩みがある!?
ミニバスをやっている子の親御さんたちにも、色々な悩みというか、もどかしい気持ちがあるのも分かりますよ。
- もっと子供を上手くさせたい
- バスケの名門校に入れたい
- コーチが甘すぎるのではないか
- コーチが厳しすぎるのではないか
- なぜうちの子がスタメンじゃないんだ
- 〇〇ちゃんより、実力があるのに
- あの審判は相手チームに有利すぎる
こういう気持ち、親なら当然ありますよね。
人間だれしも、親バカです。
我が子が一番かわいいに決まってます。
でも、「応援する」のはいいですけど、「周りを批判する」のは違うと思います。
心の中でちょっと不満に思ったり、親同士の飲み会で冗談半分に不満を言い合うのはいいかもしれませんが、子どもの前で言わないように。
あくまでもコーチ、チームメイト、審判に全面的にお任せして、親は様子を見守るくらいが丁度良いのだと思いますよ。
バスケしているのは子供です
あくまでも、バスケをしているのは子供。
親ではありません。
子どもの人生を親が決められないように、子どものバスケについても、親が何かを代わってあげることはできません。
上手くなるのも、下手になるのも、全て子ども次第。
結局、親はミニバスに限らず、見守って応援してサポートしてあげることしかできないのです。それで、良いんです。きっと。
【まとめ】バスケが上手い子の親は応援/見守り/サポート
今回のブログ記事では、ミニバスでバスケが上手い子の親の特徴について、考察してきました。
要点をまとめると、以下の通り。
- バスケが上手い子の親はバスケ経験者に限らない
- いい意味で放任主義だと伸び伸びと成長する
- 応援して、見守って、サポートするのが一番
- 余計な口出しが子供のメンタルを左右する
- 悩みは親同士で解消するのがいい
- 子どもの人生は結局こども次第だとわきまえる
いかがだったでしょうか?
ミニバスをやってきた自分の経験と、ミニバスをやる子供を持つ親の経験と、両方から考えてみました。
実際に、ミニバスで上手い子とも接点がありますが、その親はみんなバスケ好きではありますが、熱心すぎない。いい意味で任せている。
スラムダンクの沢北のお父さんも、バスケ熱心で子供と1on1をするタイプですが、決して余計な口出しはせず、応援して見守って楽しんでいる感じですよね。
(ちょっとマニアック?)
子どもと一緒に、バスケを楽しむのが一番ということです!
技術的なアドバイスは、あんまりいらないと思います!子供が自分から習得していかないとね!