バスケットボールで「球際に強い」と言うことがありますけど、これってどんな意味でしょうか?
- 球際に強いってどういう意味?
- ルーズボールやリバウンドやキャッチの能力
- 能力だけでなく諦めない気持ち、競り合いの強さ
このような情報を、ブログ記事にまとめました。
結論としては、「球際の強さ」とは、ボールが取れるか取れないかギリギリのプレーで、しっかりとボールを自分のものにできる選手のこと。
日本人だと田臥選手は、球際に強いイメージ。
ルーズボールやリバウンドや際どいパスキャッチで、諦めずにボールをコントロールできると、チームメイトは心強いです!
「ナイスファイト」「ナイスキャッチ」という声が出るような、球際に強いバスケ選手とはどういう存在か、解説していきます。
球際とは?
まず、球際って何でしょう?
ボールの際(キワ)ということですから、ギリギリってことですよね。
ボールと自分の距離感が、かなり際どくて「取れそうで取れなそう」な状態が、球際に接しているということでしょう。
野球で言えば、ギリギリが嫌に抜けそうなボールを内野手がキャッチしたり、イチローがジャンプしてキャッチしたり。
バスケにおける球際の強さって?意味は?
バスケットボールにおいて「球際に強い」と言われたら、どんな意味でしょうか?
もちろん、誉め言葉です。
- ルーズボールに諦めないで飛び込む
- リバウンドに競り勝つ
- ヘルドボールなりそうでも負けない
- カットされても奪い返す
- 取れなそうなパスをキャッチする
- 取れなそうなボールをカットする
このようなプレーができる選手のことを「球際に強い」と表現します。
取れなそうなボールを、自分のものにできる能力。
感覚的には分かるけれど、実は抽象的でよく分からないですよね。
チームメイトが「球際に強いね」と言ってくれて、どんな意味だかその時はよく分かってなかったんですよね…。
諦めない心・メンタルが大事
球際の強さって、技術というよりは「メンタル」なのではないでしょうか?
- ルーズボールは絶対に取るという気持ち
- 相手選手に負けないぞという競り合いの気持ち
- 手を伸ばせば届くはずだという気持ち
このような気持ちが全面に出ることを「ハッスルプレー」とも呼びますね。
チームメイトが思わず「ナイスファイト」「ナイスガッツ」と声をかけるようなプレーは、盛り上がりますし、チームの士気を上げます。
スラムダンクの桜木花道も、ルーズボールに飛び込んでチームに流れを呼び込む場面がありましたよね!
球際の強さが、試合の勝敗を左右することもあるのです。
「シュートが上手い」のと同じくらい、「球際に強い」というのも重要なことです。
ナイスファイトの意味って?
ちなみに、バスケで「ナイスファイト」と言われた時の意味は?
文字通りですが、「すごい気合いだね!」「素晴らしい強い心だね!」「えらい!」という感じでしょう。
ナイス=良い。ファイト=戦い、競争心。
意味が分からないという子供の方がいたので、念のため。
ルーズボールを追う・球際を強化する練習なんていらない
球際の強い選手を育てるには、ルーズボールを追う練習をするべきか?という疑問がありますが、そんなものは必要ありません。
先ほども書きましたが、球際の強さとは、メンタルです。
ボールを追いかける時の、競争心。相手に負けない気迫。それがルーズボールの強さに繋がります。
もちろん、ある程度のボールハンドリングは必要だと思いますので、スリーメンやスクエアパスで「球際の強さの基礎」を磨いておくのは大事でしょう。
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【まとめ】球際に強いバスケ選手の意味と存在価値
今回のブログ記事では、バスケにおける「球際に強い」という表現の意味と存在価値について解説しました。
要点をまとめると、以下の通り。
- 球際に強い選手は取れなそうなボールを取れる
- ルーズボールへの飛び込み
- リバウンドをもぎ取る姿勢
- ハッスルプレーが流れを変えることも
- ナイスファイトと言われる選手になるべし
- 練習ではなくメンタルが大事
いかがだったでしょうか?
普段は平和主義で大人しい人でも、バスケの試合中はある程度「闘争心」「負けん気」を出してプレーすることが望ましいです。
球際の強さは、そのような強い心から生まれます。
桜木花道や田臥雄太のように、ルーズボールに飛び込める「球際の強さ」を身につけたいものです。
最後までご覧いただきありがとうございました!