あなたは、ニュージーランドの国鳥「キーウィ(キウィ)」をご存知ですか??
ニュージーランドには固有種の飛べない鳥がたくさんいますが、キーウィが最も有名で人気です。
ニュージーランド人のことを「キーウィ」と呼ぶほど、象徴的な国鳥なのです。
ちなみに、日本でも良く食べる「キウイフルーツ」の語源になっているのもこの鳥なんです!!
この記事では、キーウィ情報と合わせて、実際に会うことのできる動物園や観光施設も紹介します!!
ニュージーランドの国鳥「キーウィ」とは?特徴・鳴き声【飛べない鳥】
ニュージーランドの国鳥&固有種&絶滅危惧種の珍鳥「キーウィ(キウィ)」とは、どんな鳥なのでしょうか?
まずは、その見た目。不思議な可愛さがありませんか?
鳥というよりハリネズミのような身体と、異常なほど細長いくちばし!!
マオリの神話では、森を護る使者として翼を捨てたとされている愛すべき存在なんだとか。
翼と尾がないのですが、嗅覚に大変優れています!!
この長い嘴の先に、鼻孔があるのですが、このくちばしを地面の中に突き刺し、ミミズなどの臭いをかぎます。
地中からにおいをかぎ取ってエサを捕食できる鳥は、世界でもキーウィだけなんだとか!やるじゃん!!
夜行性で、足が速く、夜の森を駆け回るそうですが、野生のキーウィは現地の人でも会ったことがないそうです。
(現在はスチュワート島でのみ、運が良ければ会えるそうです)
また、鳥類の中では異例なほど、卵が大きいです。
自分の身体はニワトリほどのサイズですが、卵は自分の身体の20%ほどもあるようです。
(体重50キロの人が、10キロの赤ちゃんを産む感じ?ですかね。すごい)
そして卵はオスが2か月半もの間、温め続けるそうですよ!
(参照:http://nakigoe.jp/nakigoe/2008/07/report02.html)
ニュージーランドはその昔、哺乳類のいない島だったため、飛べない鳥が多く住んでいたようです。
天敵が入るようになってから、絶滅危惧種に指定されるほど数が減ってしまいました。
ちなみに、キーウィという名前は、
鳴き声がそのように聞こえることから、マオリ族が名付けたようです^^
鳴き声動画はNATUREニュージーランドのサイトで紹介されている動画を張り付けておきます^^
キーウィの鳴き声動画は「kiwi call」で検索すると多く出てきますが、
特にこの動画はきれいに編集されており、昼間の鳴き声は貴重なんだとか!夜行性ですもんね。
ニューカレドニアの飛べない鳥カグーも可愛いですよ^^
▶【ニューカレドニアの国鳥】絶滅危惧種カグーの知られざる生態とは?【飛べない鳥】
ニュージーランドの国鳥キーウィは象徴的存在!【キウイフルーツの語源】
NZで最も古い歴史を持つ国鳥キーウィは、ニュージーランド人から大変愛されています。
例えば、、、
- ニュージーランド人のことを「キーウィ」という愛称で呼ぶ
- ニュージーランド訛りの英語のことを「キーウィ・イングリッシュ」と呼ぶ
- NZを代表する輸出名産物「キウイフルーツ」の語源になった
- ニュージーランドドルの2ドル硬貨は、キーウィが描かれている
- 企業名に使われたり、企業ロゴに使われたりする
などなど、すっかりニュージーランドの象徴的な存在になっています。
中国からニュージーランドに持ち込まれたキウイフルーツですが、
NZの大自然で美味しく品種改良することに成功し、
世界各国に輸出する際に、国の象徴である「キーウィ」から名前をもらったようです!
絶滅危惧種キーウィに会える!動物園の場所まとめ・一覧【おすすめはクライストチャーチ】
ニュージーランドでも、野生のキーウィを見ることができる場所は、スチュワート島に限られてしまったようです。
そんなレアな絶滅危惧種キーウィですが、1896年頃から保護活動が始まり、
現在はいくつかの動物園でその姿を見ることができます!!
私はクライストチャーチの『ウィロウバンク動物公園』を選びましたが、
この記事では、キーウィに会える、代表的な施設・動物園を超簡単な一覧でまとめることにします。
レンタカーかバスを利用して行きましょう!
クイーンズタウン以外の施設は、街から少し離れた郊外にあります。
絶滅危惧種の飛べない鳥「キウィ」の愛らしい姿を、是非動物園で!
ニュージーランドの国鳥「キーウィ」に会いに動物園へ!(まとめ)
ニュージーランドにしか生息しない固有種キーウィは、国を象徴する存在です。
愛くるしい見た目や、不思議な生態の特徴が、愛される理由なのだと思います。
せっかくニュージーランド旅行をするのなら、この国でしか会えない国鳥に、是非会いに行きましょう!
飛べない鳥の代表種として、みんな、飛ばずに動物園で待ってます^^
※同じく南太平洋の楽園、ニューカレドニアの国鳥「カグー」も不思議な鳥です^^;