ニューカレドニアの動物園【国鳥カグーとカラス】鳥も植物も固有種ばかり@ヌメアからバス | 天国に一番近い個人旅行
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ニューカレドニアの動物園【国鳥カグーとカラス】鳥も植物も固有種ばかり@ヌメアからバス

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ニューカレドニア・ヌメアに動物園があるのをご存知でしょうか?

ニューカレドニアの国鳥「カグー」や、道具を使って釣りをすることで有名な「カレドニアカラス」など、

希少な鳥を目当てに来る方も多いようですが、その他にも見どころいっぱいの動物園で、ハイキング気分で楽しめました!

このブログ記事では、ヌメア市内から車で15分ほどのおすすめ観光スポット「動植物森林公園」の楽しさをお伝えしちゃいます!

私はこの動物園に3時間以上いましたが、飽きずに楽しめました♬

ニューカレドニアの動物園とは?【ミッシェル・コルバッソン自然動物公園】@ヌメア

ニューカレドニアのヌメア市内から車で15分ほどの動物園ですが、

正確には『ミッシェル・コルバッソン自然動物公園』と呼ばれ、観光客からは「動物園」「動植物園」「森林公園」など色々な呼ばれ方をされます。

この動物園は、36haもの広大な敷地があり、東京ドーム約6個分にもなります!

じっくり見たい人は、半日~1日かけても十分に見ごたえがあるでしょう!

 

ただ、私は動物は大好きですが、植物はそんなに・・・なので、園内入場後、左手に進むルートで動物を中心に見てきました!

それでも2~3時間はあっという間に過ぎてしまう、そんな動物園です。

しかし植物園としても素晴らしく、ニューカレドニア特有の植物が約2000種類もあるというから驚きです。

2000種類の固有種ですよ!?すごいですよね。

南太平洋の大自然が、そのまま保存されている歴史ある動植物園です。1972年開園だそうです!

 

動植物森林公園への行き方は?バスでもアクセス可能!

ニューカレドニアの動物園へは、ヌメア市内から「レンタカー」「タクシー」「バス」の3種類のアクセスが選べます!

その中でも、特に観光客は「動植物森林公園行きのバス」が一番気楽に利用できるかと思います!!

ヌメア市内やアンスバタを巡回するように走る「カルイアバス」の12番というバスが、動物園へアクセスします。

この12番はなかなか曲者で、土日のみの運転で、1日4便のみの運転です!

始発はヌメア市内最西端にあるフェリーターミナル前です。

スーパーカジノの向かい側に、バス停がありますので、そこで待ちましょう。

客船ターミナル発は、9:55/12:25/16:00/16:40の4便です。

いずれも、15分で動物園へ到着し、そこから逆方向、つまり帰りのバスが出発となります。

レンタカーだと割高になりますし、帰りの足を考えると不安だと思いますので、観光客は基本的に土日を狙って動植物森林公園へ来ると良さそうです^^

 

 

ニューカレドニア観光「動植物園」でカグーやカラスなどの希少な鳥と会おう^^

ニューカレドニア・ヌメアの動植物森林公園には見どころがたくさんです!!

特に私がおすすめしたいのは、「カグーに会えること」「カレドニアンカラスに会えること」「園内で動物と触れ合えること」「標高400メートルの丘で、風景を感じられる」といった点でした。

ハイキング気分で楽しめるミッシェル・コルバッソン自然動物公園の魅力を以下、写真を入れて紹介していきます!

 

ニューカレドニアの国鳥カグーに会える!

ニューカレドニアの国鳥である「カグー」に会うことができます!画像荒っ!!

カグーはニューカレドニアの象徴的な動物で、お土産グッズとしてたくさん商品化されていますし、店の名前に使われていたりもします!

そんな国鳥カグーは、飛ぶことができず、犬のような鳴き声で、夫婦で1年にひとつの卵を育てることが特徴の希少な鳥です。

ニューカレドニアにしか生息していない固有種で、ワシントン条約の絶滅危惧種にも指定されています!!

ただ、この動物園を中心に保護の波が広がり、既に100羽以上のひなが生まれ、リビエールブルー自然保護州立公園に放たれているということです!

水色がかったグレーのような身体はスタイリッシュでかっこよく、

オレンジ色のくちばしと手足は可愛らしく、何とも言えない愛嬌があります^^

そして動物園のカグーは、、、全然動きません笑。

 

例えば皆さんは、他の人が自分の近くに近寄ってきて、すれ違おうとしたら、どうしますか?

挨拶をするのか、せめて「顔を見る」というリアクションはしますよね。

ただ、ここのカグーは身動き一つせずにシカトします。。。

仲間のカグーに全く興味がないのか、ぼーっとしていたのか分りませんが、全くリアクションがないのです!!

私が声をかけても、手を振っても、何か与えようとする素振りをしても、全くリアクションがありません。目を動かすこともありません。素晴らしいスルー能力です笑。そんなところも愛嬌です。

ちなみに、ラ・リビエール・ブルー州立公園の野生のカグーは、割ときびきび動いていました!!笑

「カグー動けるやん!!」と突っ込まずにはいられませんでした。

▶【飛べない鳥】カグーの夫婦愛と威嚇が絶滅危惧を払いのけた!?【ニューカレドニア】

 

ニューカレドニア固有のカレドニアカラスに会える!

この動物園では、ニューカレドニア固有のカラス「カレドニアカラス」に会うことができます!!

展示自体は地味なので、写真も撮り忘れてしまいましたが、鳴き声は日本のカラスと違い、薄くかすれたような「カァーカァー」でした。

そして、どうやら「道具を自ら作って使う、天才カラス」ということで有名なようです!!

木の葉や枝をうまく加工し、釣り竿のようにして、倒木の穴の中にいる幼虫を見事に釣り上げ捕食するようです。驚きですね!

このような学習する動物は希少ということで、その手の学術論文などに紹介されているようです。

この動植物森林公園では鳥の中の一種として普通に展示されていますので、興味のある方は是非見逃さないようにしましょう!

 

ニューカレドニアの動物園では鳥以外にも可愛い動物が!

国鳥カグーやカラス以外にも、この動物園では多くの動物を見ることができます!

みんな元気で、近寄ってきてくれますよ!これはヤギですね。

色鮮やかなクジャクは、園内に放し飼いになっています!!

おやつにフランスパンを食べていると、いつの間にか近寄ってきています!

白いクジャク?です。こちらも放し飼いです!!

ブタオザルというお猿さんですね。割と凶暴なようで、しっかりと囲われていました。

声をかけると近寄ってきました。群れが序列化され、複雑な支配関係にあるようです。仲良くやってほしいものですが。

この他にもたくさんの動物が出迎えてくれます!

ちなみに動植物園の名の通り、動物園と植物園が一体になっている園内ですが、動物園は正面入って左手に広がっています!

とっても広いので、植物園は諦め、動物園を回るだけでも、あっという間に2時間ほどは経っているはずです!!

地元の人々はピクニック気分で遊びに来ています。お弁当やオヤツを楽しむファミリーがたくさんいました!

 

動植物森林公園は標高400メートル!景色が良い!ピクニックに最適!

この動植物園は、ニューカレドニアの首都「ヌメア」から車でたったの15分ですが、

そうは思えない雄大な景色が広がっています。

標高400メートルの丘の上にあり、グランドテール島の山々や、ヌメア市街などの眺望を楽しめます!

テーブルとベンチが至る所に用意されていますので、ヌメア市内のスーパーカジノでフランスパンやお菓子を購入し、日陰で楽しむのが気持ちよかったです。

ちょっとしたピクニックです!疲れもあって、少しウトウトしてしまいました!

その間にクジャクが近寄ってきてて少しビックリしました。

ニューカレドニアの動物園でカグーを見る!おすすめ観光スポット(まとめ)

ニューカレドニア・ヌメアにある「動植物森林公園」は、おすすめ観光スポットです!

バスが土日のみの運行ですが、日程を合わせてでも立ち寄る価値ありです!

ニューカレドニアの魅力は海だけではありません。南太平洋の島国ならではの大自然が、動物も植物も生き生きと育てるのだと思います。

私は動物園ばかりでしたが、植物園も広大で、ニューカレドニア固有種が2000種類もあるというからすごいですね。

花もたくさん咲いていましたし、マングローブ感のある木々もたくさんありました。こちらも見ごたえ抜群だと思いますよ!!

ちなみにカグーは、天敵がいないから飛ぶ能力が衰えたようです。人間が来てから、家畜が天敵となり、絶滅危惧種にまでなってしまったのです。なんとか絶滅の危機からは脱出できそうですが。。。

▶【飛べない鳥】カグーの夫婦愛と威嚇が絶滅危惧を払いのけた!?【ニューカレドニア】

夫婦でひとつの卵を大事に育てるカグーは、日本だと横浜市立動物園で見られます!きっかけは分りませんが、今でもヌメアの動物園と交流があるようです^^

 

★動物園もおすすめですが、アンスバタの水族館も楽しいですよ!

▶【ニューカレドニア・ラグーン水族館】5億年前から同じ姿「ノーチラス」

★ニューカレドニアの首都ヌメアのおすすめ観光地を紹介してます!動物園ももちろんランクイン!

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