漫画「よつばと!」の主人公よつばは、障害児なのではないかという意見がネット上にありました。
- よつばは発達障害?知的障害?
- ひとりごとが多すぎる?
- 聞き分けがなかったり、喜んだり、拗ねたり?
- あずまきよひこ先生はよつばのモデルを持ってない
このような情報を、ブログ記事にまとめました。
結論から言うと、よつばに障害があるとは考えられません。もちろん知的障害をテーマにした作品ではないし、よつばが知的障害という設定もありません。
無邪気で天真爛漫な「外国人の子ども」なので、一般的な日本人とは違う言動が目立つのではないでしょうか。
しかも漫画だし。誇張しないと。
それに、日本人の障害のない普通の5歳児も、意外とめちゃくちゃなことしますからね…。
子育てされた方が「よつばと」を読むと、障害児だなんて思わないでしょう。
今回のブログ記事では、【よつば 障害】というネット上の意見に驚いたので、調べて紹介していきます。
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【結論】よつばは障害を持ってない。無邪気な外国のこども
よつばと!で描かれるよつばは、とても障害を持っているなんて思えません。
障害児説は、うがった見方でしょう。
よつばは、「どこかの外国でとーちゃんに拾われた子供」というファンタジー的設定があるので、普通の子どもとは少し言動が違う面があるのも当然。
それに漫画なので、無邪気さや天真爛漫さを、「より強調して」「より誇張して」描くことが面白いわけですからね。
※個人的には結構子どものリアルをとらえてると思うけど。
あずまきよひこ先生はよつばにモデルを設定してない
よつばと作者のあずまきよひこ先生は、当時の段階で「自分に子供はいないこと」を明言していますし、よつばに特にモデルはいないのでしょう。
知的障害、発達障害をテーマにした作品ではないし、外国の孤児を…というような社会的なメッセージ性も感じません。
唯一感じるのは、「日常を楽しめる子供の心は、最強だ」というメッセージでしょうか。
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よつばを障害児と思う人がいるのはなぜ?
ネット上ではよつばが障害児なのでは?と考える人がいましたので、その理由をピックアップしてみました。
- ひとりごとが多い
- 聞き分けがなく、自分の価値観が強い
- 喜んだと思ったら、すぐに拗ねたり
- とーちゃんが痛そうなことを平気でする
- 羊をぶってしまう。やんちゃすぎる
- 自分中心の言動。自己中。
- バカだったり賢かったりする
特に連載開始当初は、障害の子?という意見も多かったようです。
しかし、よつばがどんな子か分かってくるにしたがって、15巻まで進んできた今となっては「よつば障害児説」すっかり聞こえなくなりましたね。
文句を言いながらとーちゃんの皿洗いを手伝ったりもするし、非常に賢くていい子の面も描かれてますしね。
▶【よつばと】よつばの生い立ち・出身・母親は?ファンタジー的魅力【謎のまま】
子育てをした人は、よつばの言動は「あるある」に感じられる
実際に子育てをした人は、きっと、よつばの言動も「あるある」と思って笑って読めると思うんですけどね。
日本人の、普通の、元気な子供なら、
- ひとりごとも多いし、
- 自分勝手な発言も多いし、
- 急に思いもよらない乱暴なこともするし、
- 思いっきり感情表現をするし、
- 賢いと思ったり、間が抜けていたり
- 他人に物おじしなかったり
どれも「こどもって面白いな」と思える出来事です。
もちろん、よつばは毎回なにかしら面白い。
それは漫画という作品だからであって、よつばのように天真爛漫で元気な性格の子どもを育てたことがある人なら「障害児」なんて全然思わない。
むしろ、リアルな子供の姿を捉えている!と感じます。
【まとめ】よつばは知的障害でも発達障害でもない。元気な子供
今回のブログ記事では、よつばと!のよつばが障害児なのではないか?という疑問に対して、回答してみました。
よつばは、確かに知的障害を抱えた子と類似する言動をすることがあります。
やりすぎ!いいすぎ!自己中すぎ!というような場面もある。
でもそれは子供の天真爛漫さ、無邪気さを「誇張的な表現で」描いているからでしょう。
それによつば、外国人の設定だし。
きっと、日本よりも自由で個性的な国民性なのでしょう。
こんな記事を書いていて心配になったのは、日本にはよつばのような「元気な子」が少なくなってきているのでは?ということ。
毎日の日常を楽しめる、好奇心旺盛な無敵の心を持った子供が増えるといいなと思います。