天真爛漫で素直で好奇心旺盛な「よつば」が、好きです。
小岩井よつばちゃんですが、生い立ち・出身は謎に包まれており、母親もいない…!!
- よつばの生い立ち、出身は?
- よつばって母親いないの?とーちゃんって父親?
- よつばは日本人ではない…外国人なの!?
このような情報を、ブログ記事にまとめました。
「とーちゃん」は父親なのかと思いきや、実の父親ではなく、海外で仕事をしている時に「拾った」という謎の設定…
よつばの顔は日本人のような和風な顔で日本語を話しますが、作中では外国人として、外国出身として描かれています。
髪の毛の色も緑色だし!
しかし、よつばとの魅力は、謎を深く説明せず謎のまま進める、ファンタジー要素にあります。
現実的な設定を入れた瞬間に、読者はそういう「枠」で物語を解釈しようとしますからね。
自由で平和で日常でありながら、非日常といった世界観をキープするためにも、よつばの出生・生い立ち・母親は、説明不要なのです。
今回のブログ記事では、漫画よつばと!の主人公・よつばちゃんの生い立ち・出身・母親などの謎をわかる範囲で紹介し、意味を自由に考察してみます。
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よつばとの主人公・よつばはどんな子?
よつばと!という漫画のタイトルは、「よつば」と(一緒に)という意味です。
毎回登場する、正真正銘の主人公。
よつばは、元気で天真爛漫な5歳の女の子です。
その素直で元気な感じは、純真な子どもの心を思い出させます。
よつばの感受性・純粋さが分かるエピソード
例えば、大雨が降った日のこと。
ザーザーの雨が、部屋の窓に打ち付けるのを正座して見ているよつば。
強風で雨が窓に「ザー」っと音を立ててぶつかります。
よつばは「おーーっ」と歓声。
そして「とーちゃん、すごいぞ、すごいぞ」と二階のとーちゃんの部屋に上がっていくのです。
その後、大雨の中とーちゃんと一緒にびしょ濡れではしゃぎます。良い親子ですよね~~!
ある日は牧場に。
ヒツジにぶつかってしまい謝るよつば。
「なかなおし、しような」
するとヒツジがよつばに体当たりして突き飛ばす。
よつば、黙って立ち上がり、ヒツジにパンチ!
慌てて止めに入る大人たち。良いですよね~~笑
何でも楽しめるよつばは、無敵
一巻の最後には、とーちゃんがこんな名言を。
雨の中はしゃぐよつばを見て、「あいつは何でも楽しめるからな。よつばは無敵だ」と。
素敵な言葉ですね。
このように、よつばは、
- 元気で
- 素直で
- 純粋で
- 好奇心が強い
ような子です。可愛いです。無敵です。
よつばは障害児?
ネット上では、よつばを以下のように言う人がいます。
- ちょっと変わった子
- 障害っぽい
- 頭がおかしい
- 病気?
このような否定的な捉え方をする人もいますが、個人的には、子どもの頃って誰しもが多かれ少なかれ、こういう性格傾向があったと思います。
親や環境の影響で、子どもの純粋さは変化して消えてしまうのかもしれません。
赤ちゃんとして生まれた時からネガティブでひねくれた子って、いないですもんね。
▶【よつばと】よつばは障害児?発達障害じゃなくて無邪気の誇張表現
よつばの生い立ちは謎!外国出身?父親・母親は?
そんなよつばの生い立ちは、謎に包まれています。
不思議な設定ばかりなのですが、作中から読み取れることを、まとめていきますね。
まず、よつばは外国人らしいです。
作中で、同年代の子供に「外国の子だ」と判断される描写が何度かあります。
でもよつばは日本語を話すし、髪の毛は緑色ですが、顔は日本人のよう。
5歳ですが幼稚園・保育園には通っていないです。
毎日、家で自由に過ごしています。
国籍はもちろん不明。母国語も謎です。
続いて、よつばは血のつながった父親・母親がいない(登場しない)です。
家族のように同居しているとーちゃん(小岩井葉介)は、実の父親ではないです。
よつばを海外で「拾った」「育てることになった」とさらっと説明があるだけで、それ以降、特に深掘りされることはありません。
どこの国で、どんな出会いをして、どんないきさつで一緒に日本の田舎の一軒家で暮らすことになったのでしょうか。
ちなみに、とーちゃんの母親「ばーちゃん」は12巻で登場します。
よつばとの設定は謎のままでいい【理想郷ファンタジー】
よつばとの世界、よつば本人の設定は、謎が多いです。
色々なSNSやサイトなどで生い立ちや母親について、考察されています。
でも、謎設定は、謎のままでいいと思います。
こんなブログ記事を書いている時点で、よつばの出生や母親が気になっていることは事実です;
ただ、よく考えると知る必要はないし、よつばとのファンタジー感を最も楽しむには細かな設定はいらないのだと思います。
あずまきよひこ先生が天才なのは、そういうところなのかもしれません。
多くのマンガでは、謎・伏線をストーリー中で「回収」していくのが評価されたりします。
でも、よつばと・あずまんが大王などでは、「細かいことには気にせず、キャラクター同士のやり取りを楽しむ」ことに重きが置かれています。
家族構成は置いといて、可愛いファンタジーを楽しむ
よつばが何者なのかは、置いといて。
よつばは純真でまっすぐで元気ないい子です。
家族構成や母親のことは置いといて。
翻訳家として在宅で仕事をするとーちゃんと同居して、その友人ジャンボ・後輩やんだがいる。
とーちゃんは家事をしているが、育児・教育的な視点は少ない。
お隣さん綾瀬家の3姉妹も置いといて。
女子大生・女子高生・女子小学生の3姉妹が、それぞれ違う個性のあるキャラクターで、顔の系統も違うことは置いといて。
- あさぎとよつば
- 風香とよつば
- 恵那とよつば
- 綾瀬家の父母とよつば
という関係性の中で、よつばの可愛さが描かれています。
よつばとの世界は、優しい理想郷です。
自由です。
ファンタジーです。
これが一番、いいんだと思います!
▶【漫画家】あずまきよひこは子供いない?結婚してる?経歴や出身
細かい設定は読者に「枠」を作ってしまう【設定不要】
よつばとの世界の設定は、多くの謎に包まれたまま、理想郷を提供してくれます。
- 現実にはありえない
- 設定謎すぎ
- 闇が深い
- 怖い漫画なのでは
- よつば可愛そう
といった意見・感想もありますが、正直、的外れです。
現実的な世界にあてはめる必要はありません。
そういう細かい設定が入ってくると、とたんに読者もその「枠」を通してよつばを見てしまいます。
よつばを「外国人の孤児」として漫画を読んでいる人はいないと思います。
あるいは「シングルファザーに育児された不幸な子」として読んでいる人も少ないでしょう。
生い立ちなどの設定にはあえて触れずに、読み進めている間、読者に考えさせるわけでもなく、余計な枠を与えるわけでもない。
だから、純粋に、よつばの言動を楽しめるのです。
日常系・空気系と呼ばれる作品だからこそ、ファンタジーと言うより現実的な世界にあてはめてしまいがちなところを、絶妙にボカしてくれる。
絶妙なバランスが、よつばとの素晴らしさのひとつなのです。
あずま先生、天才です。
ファンタジーの大切さって、よつばとに限らず、ですよね。
ワンピースでも、ドラえもんでも、ポケモンでも、現実ではありえない描写・設定の中で、でもどこかに有りそうな、その世界観に入り込むから面白いのだと思います。
【まとめ】よつばとのよつばの謎設定が理想郷ファンタジーを作っている
今回のブログ記事では、世界的な大人気漫画「よつばと!」の設定について、考察してみました。
生い立ち・出身・母親などの家族について、
とーちゃんとの出会い方となりゆきについて、
謎の設定が多いです。
しかし、理想郷ファンタジーの優しい平和な世界で、
よつばと、登場キャラのやり取りを純粋に楽しむためには、謎のままが一番。
細かい設定や、謎の回収は今後もないでしょう。
だって、必要ないですからね。
※もしかしたら最終巻で意外なラストがあったりして。
読者によって、色々な見方があってもいいですが、
とにかく大事なのは「何でも楽しむ純真で天真爛漫なよつば」です。
休載が多くてスローペースすぎるのは難点ですが、
あずまきよひこ先生には、これからもその天才的才能を発揮していただきたいです^^
ご意見ご感想などありましたら、お気軽にコメント・お問い合わせください。
よつばとファンの方と、お話ししてみたいです^^
最後までご覧いただき、ありがとうございました。