「自分の悪いところしか見えない…欠点だらけの性格を変えたい!」って、思ったことありませんか?
- 自分の悪いところしか見えない…
- 自分の嫌いなところを100個書き出す…?
- 欠点や短所コンプレックスを克服する方法は?
このような内容を、ブログ記事にまとめました。
まず、自分の悪いところばかり見える人は、真面目で、誠実で、自分の感性と考えを持って生きている、ステキな人だと思います。
そして自分の嫌いなところを100個、紙に書きだすのがおすすめと紹介している人がいましたが、私は反対です。
自己肯定感を下げるばかりで、成長になりません。
そんな表面的な方法ではなく、欠点や短所から逃げず、時間をかけてゆっくりと、正面から受け入れるのが一番です。
今回のブログ記事では、プロから心理セラピスト講座を40コマ受講完了した筆者が、自分の嫌なところを受け入れ、変わるための方法を具体的に紹介していきます。
▶【改善方法あり】嫌な性格の直し方?自分の性格の悪さに嫌気がさす人へ
自分の悪いところしか見えないのはなぜ?
朝起きたとき…
人と会話した後…
夜眠る前…
なぜか、自分の嫌いなところばかり見えることって、ありませんでしょうか?
- 今日はこうすればよかった
- あの時、こう言えばよかった
- あの人、私のこと嫌に思ったかな
- なんで私はこんな嫌な奴なんだろう
- なぜこんな悪い性格なんだろう
- この性格を直したいな
などなど、頭の中でグルグル思考、ネガティブな考えが始まってしまいます。
なぜ自分の嫌なところばかり見えるのかというと、ズバリ「よく感じて、よく考える誠実な性格」だからです。
自分の人生を真面目に、真剣に生きている人は、自分の悪い部分(コンプレックス)にも、否応なしに思考を働かせます。
嫌なトコロばかり見える→功罪両面があり
この「ネガティブな部分ばかり見える誠実な性格」は、実は、2つの方向性があります。
- 自分を見つめ直し、人生をより良い方向に導く
- うつ症状のようになり、人生を暗くする
急に「うつ」という単語が出てきましたが、驚くことはありません。
「自分のコンプレックスと正面から向き合える人こそ素晴らしい人生を送れる」ということが、この記事の結論です。
自分の嫌いなところが見えるからこそ、改善できる。
自分のありのままを受け止められる強い心を持っているなんて…大きなメリット!
自分の悪いところばかり見てしまう=謙虚で真面目で誠実
そもそも、自分の短所に気付き、それを悩むということは、それだけで素晴らしい性格の持ち主だと思います。
- 自分に謙虚で
- 人生に真面目で
- 誠実に生きている
からこそ、自分の嫌なところに目が行くのです。
逆の性格の人を考えてみましょう。
- 自慢、おごり、過信がある
- 人生はパワーと運で勝負
- その場を楽しむように生きている
こういう人って、自分の嫌なところについて、悩んだりしないと思いませんか?
(実際、こういう友人、います。仲は良いですけどね)
つまり、改めて強調しますが、
自分の嫌いなところばかり見える人は、謙虚で誠実で真面目で、より深みのある人生を過ごすことができるのです。
ただし、
コンプレックスに悩みすぎて苦しい人には、後ほど、注意点も紹介しますね。
自分の嫌いなところ100個…の一例
例えば、私も自分の嫌いなところをたくさん書きだすことができます。
- 自分の考えがない
- 八方美人でご都合主義的
- 嘘やごまかしの癖がある
- 流れや空気に流されてしまう
- 正義に反する悪いことをする
- 他人に対してけっこう冷たい
- 怒ると激しい
- マメでなく、雑で楽観的
- センスがない
- 顔やスタイル
などなど…自分の性格に嫌気がさすこと、何度もあります。
ネット上でも数多くのコンプレックスが書かれていて、その全てを例として取り上げることはしません。
ただ、とにかく多くの日本人が「自分の嫌いなところ 例」というキーワードで、Google検索したり、Twitterで投稿したりしていることは事実です。
自分の嫌なところを受け入れることで、より良い人生に
本記事の本題に戻ります。
自分の嫌なところを受け入れることができれば、その人の人生はより良い方向に向かっていきます。
なぜなら、自分の弱点・短所から逃げることなく誠実に生きていれば、次第にその部分が見つめ直され、いつしかコンプレックスが克服されるからです。
コンプレックス克服方法は、悩み続けること、なんです。
例えば私の場合、「自分の意見がない」ところが、嫌いです。
毎日のように「自分の考えを伝えられなかったな」「あの時、ハッキリ言えば良かったな」と反省、後悔をしています。
自分の意見がないことを、自分なりに認め、反省し、感じて考えることで(=真面目に悩む)、いつの間にか、判断を求められるような場面でも、自分の意見を言えるようになってきました。
(まだまだ改善中ですが)
短所に目をつぶって、逃げていては改善しません。
それは、性格改善の諦めです。
自分の人生をよりよく生きることの、部分的放棄です。
目をそらさずに、悩みましょう。
精神的な体力が続く限り、悩み続けている人が、深い人生を送ることができます。
▶【改善方法あり】嫌な性格の直し方?自分の性格の悪さに嫌気がさす人へ
▶【助けて…】どんどん性格が悪くなっていく気がする。原因はストレス?
【要注意】悪いところを改善しようと頑張りすぎるとうつ症状に…
自分の嫌なところばかり見える人への、大事な注意点です。
- 嫌いなところに気付いて
- 向かい合って
- 悩んで悩んで
- 受け入れようと努力する
これを、頑張りすぎないでください。
完璧を目指さないでください。
コンプレックスについて悩むのは、素晴らしいことでもありますが、自己肯定感を下げて自信を失くす「うつ症状」にも繋がります。
- 自分の嫌いな部分を「現状否定」するのはOK
- 自分の存在を「自己否定」するのはNG
私の例で言うと、
「自分の意見がないのが、イヤだな。直したいな」と考えて悩むのはOKですが、「なんて自分はダメなんだ。失敗ばかりだ」と全面否定するのは危険。
※一時期、私も深みにはまり、心理セラピーを受けました。
自分にどんな言葉をかけているか…
普段、自分が自分にかけている言葉を、振り返ってみてください。
- 全然ダメだ
- また失敗
- 情けないな
- 最悪だ
- 嫌われてる
- うまくいかない
脳内で、こういう単語が増えてくると、ちょっと悩みすぎて心が疲れている状態です。
「人生は苦である」というブッダの言葉通り、生きているだけで十分に疲れますから、自分の存在自体を否定したり、なんだか毎日疲れたりする人は、気軽に相談してください。
自分なりにリラックスできる方法があれば、迷わず、自分を甘やかせてあげましょう。
疲れが癒されれば、また考える活力が湧いてきます。
それは「逃げ」「諦め」ではありません。
誠実で真面目な人だからこその、「素晴らしい休息」です。
【まとめ】自分の悪いところしか見えないのは誠実な証拠!欠点や短所を受け止めよう
今回のブログ記事では、「自分の嫌いなところばかり見える」「自分の嫌なところを直したい」という悩みについて、解説してきました。
うつ症状に苦しみ、心理セラピスト講座を受講した筆者の体験談も含んでいましたが、
- 自分の嫌なところばかり見える人は誠実
- 悩んで受け入れることで、より良い人生に
- コンプレックス克服方法は、悩み続けること
- 嫌なところを紙に書きだすのは不毛
- 頑張りすぎると、うつ状態になる
- リラックスして、長期的に、人生スパンで悩む
- 悩む人こそ、深い人生を生きられる
こんな感じで、まとめられるかと思います。
ブログ記事を読むだけでは、結局のところ、深い悩みの解消にはなりません。
自分の嫌なところを受け入れるには、具体的にはどのように悩めばいいのか…悩みすぎて疲れたけれど、どう休んだらいいのか…などなど。
誠実に、真面目に生きようとすれば、悩みは尽きません。
私自身、今後も、自分の嫌なところを受け入れて克服できるよう、悩み続ける毎日です。
もしも、少しでも本記事の内容に共感・理解・疑問・相談のような感情をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非お気軽にコメント、お問い合わせをください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。