休みの日に仕事のことを考えてしまう…会社員あるあるですよね。
私も以前は休日でも会社携帯を持ち歩き、「週明けはどうしようか…」などと悩んでいました。
- 休みの日も仕事のことが頭から離れない?
- なぜ仕事のことが忘れられないのか?
- これほど不安が強いのは、うつ病?
- 休日は仕事のことを考えたくない=その方法は?
このような情報を、ブログ記事にまとめました。
結論から言うと、休日に仕事のことを考える人は疲れ・ストレスが溜まって休めません。
とても真面目で責任感が強く、一生懸命な人なのでしょう。
しかし「不安すぎて仕事のことが頭から離れない…」という状態は危険。
うつ病が進行していくというケースもあります。
ちなみにApple創業者のスティーブジョブズは、
【やりたくないことを続けるほど、人生は長くない】という名言を残していますね。
今回のブログ記事では、休日にも仕事のことを考えてしまう人に対して、その原因と具体的な対処法などを解説していきます。
★合わせて参考にしてみてください↓
▶【頑張らない】給料安いからやる気が出ない…サボる&投資/副業で辞めない
▶【革命】会社で働きたくないなら在宅ワークすれば?自宅でできる仕事
【あるある】休日なのに仕事のことを考えてしまう
まず、会社員・サラリーマンであれば「せっかくの休日なのに仕事のことを考えてしまうな…」という経験は多いでしょう。
私自身はもちろん、知人でも仕事について会話する人は多いです。
さらにネット上(SNS)でも同じような声が聞こえます。
- 休日なのに休んだ気がしない
- 休日返上で結局仕事をしてしまった
- 休みの日なのに自宅で資料整理してしまった
- 休日なのに上司から電話が来て台無し
- 寝ても覚めても仕事のことが頭から離れない
- 休み明けのことを考えて不安になってしまう
- 月曜、仕事行きたくないな
など。正直、あるあるです。

休日って「休みの日」なのに…全然休めてない!
【原因】なぜ仕事のことが頭から離れないのか?
休みの日も仕事のことが頭から離れない…なぜでしょうか?
悩みを解決するためには、まず2つの原因を知ることが大事です。
- 仕事の環境、内容(外部要因)
- 自分の性格、考え方(内部要因)
大きく分けて、2つのうちのどちらか(もしくは両方)が原因です。
もう少し詳しく解説します。
仕事の環境・内容のせい
休みの日も仕事のことを考えてしまう原因のひとつに、「仕事環境」や「仕事内容」があります。
- 仕事量が多い、忙しすぎる
- 責任感のある仕事が続いて休めない
- 休日でも急な仕事の連絡が入ってくる
- 自宅でも働ける環境がある
- 休日にも会社のメンバーと会う
上記のように仕事と向き合っていると、休日もいつの間にか仕事のことが頭から離れなくなってしまいます。
「休日」とは、文字通り「休みの日」です。
仕事を自宅に持ち帰る必要はないし、仕事量が多すぎて減らないのなら上司のマネジメント力に問題があります。
まずは自分が上記の状態に当てはまっていないかどうか、簡単にチェックしてみましょう。
自分の性格・考え方
休みの日も仕事のことを考えてしまう原因2つ目は、性格や考え方です。
- 真面目
- 責任感がある
- 一生懸命に働く
- ミスをしないように丁寧
- 先を見据えて計画的
- 仕事で成果を上げるのが生きがい
- 仕事がバリバリできる人になりたい
一見すると、上記のような考え方・性格は評価されるべきです。
しかし、休日にも仕事のことを考える時間が増えると、その人の負荷は高まる一方。
上司は「コイツは真面目で優秀だ」と評価しますので、ますます仕事量が増えてしまうかもしれません…。
仕事にやりがいを感じているつもりが、いつの間にかストレス・疲れを溜め込んで苦しい状態に追い込まれてしまうかもしれません。
以上、休日にも仕事のことを考えてしまう状態には、2つの原因があるのです。
【解決法7つ】休日に仕事のことを考えたくない!
休日に仕事のことを考えたくない!
そんなあなたに、9つの具体的な解決方法を紹介します。
結論としては、「仕事を考えない環境作り」と、「考え方の変化」を目指していくことになります!
早速、見ていきましょう。
1.仕事携帯(パソコン)は持たない
基本中の基本の対策です。
仕事用携帯や、仕事用パソコンは休日には触りません。
会社にロッカーがあれば、そこに置いて帰るのも賢い方法です!
「いきなり荒療治…」と思われる方もいるかもしれません。
でもその感想自体が既に「休日も仕事について考えるのは当然」という考え方にとらわれている証拠です。
念のため言っておきますが、「休日には連絡がつかない方が当然」ですよ。
2.会社のメンバーと過ごす
会社の同僚と飲み会に行く…上司とゴルフに行く…
これは休日の過ごし方としては「悪手」です。
会社メンバーと顔を合わせれば、自然に仕事のことが頭をよぎることに繋がりますからね…。
週7日のうち、5日も会っている会社メンバーとこれ以上会うことはありません。
ゴルフが楽しくて気分転換になるなら話は別ですが…
3.業務量が多くて追い付かないと言ってみる
上司に対して「業務量が多くて追い付きません。今は〇〇の作業を進めていますが、あと半日ほどかかります。そうすると〇〇の作業が完了できないかもしれません。どうしましょうか?」と素直に言いましょう。
これは業務内容に対する適切な相談です。
このような報告をするのは、実は(ちゃんとした)上司にとってはありがたいことなのです。
部下の業務量をコントロールして、スケジュール管理をするのが上司の役割ですからね。
4.仕事を休む
実は、これが一番おすすめの対処法です。
あまり緊急の業務がない(と思われる)日に、「熱が出てしまいました」「どうしても頭痛が厳しくて」と断って、休んでしまいましょう。
そうです。
ハッキリ言えば…「ズル休み」です。
でも休日にまで仕事のことを考えてしまうあなたには、平日に「ズル休み」する権利があるのではないでしょうか?
ここで大切なのは、ゆっくり休むことだけではありません。
少し悲しいことでもありますが、「実は私がいなくても会社の業務は回る。なんとでもなる。」ということが体感できるのが重要。
普段は真面目なあなたが休むと、その代わりに誰かが助けてくれるのです。
もしかしたらあなたも、今まで誰かが休んだ分を、真面目に「穴埋め」してきたのではないでしょうか?
5.食事をじっくり味わってみる
いきなり仕事のことを考えない休日を過ごすのは、難しいです。
なのでまずは、「食事をじっくり味わう」ことから始めてみましょう。
- ワカメのみそ汁って美味しいな~
- ご飯を五穀米にするとこんな味わいか~
- 久しぶりに好きなレストランに行ってみようかな
- ちょっと高級なお寿司でも食べに行ってみようかな
- やっぱりショートケーキが一番だよな~
などなど。
スマホやテレビは見ないで、食事を楽しんでみると心がじわーっと溶けていきます。
「マインドフルネス」と呼ばれる手法のひとつですね!
6.知らない田舎駅に行ってみる
行き当たりばったりの「ちょい旅」もおすすめの方法。
普段は都市部で働いている人が多いと思いますので、ねらい目は「知らない田舎駅」です。
ご当地の美味しいお店や、地元で有名な神社仏閣などをめぐっていると、非日常を味わえてリフレッシュしますよ!
温泉とかに入ってみると、さらにリラックスできるかもしれませんね!
もちろん、ドライブが好きな人は車で「ちょい旅」するのもいいですね。
7.小学生の時に好きだったことをやってみる
意外な解決法かもしれませんが、心理セラピーを学んだ私からの「仕事を忘れる方法」です。
- ポケモンのゲームが好きだったな
- 花屋さんをブラブラするのが好きだったな
- ジブリの映画を見るのが好きだったな
- おばあちゃんちに行くのが好きだったな
- ロックバンドの曲が好きだったな
などなど。
特に小学生の時に好きだったことは、あなたの「素朴な本来の感性」が好きなことである可能性が高い!
社会人になった今、子ども時代に好きだったことを思いっきり楽しんでみませんか?
久しぶりにポケモンやると、すごい懐かしくて面白いですよ笑

以上、休日に仕事のことを考えたくない人へ、7つの対処法でした!
【危険】仕事に対してどれだけ不安だとうつ病?
心理セラピストの講習を受けた私からすると、以下のような心理状態は少し危険信号です。
- 眠りにくい日々が続く
- 考えるだけで頭痛がしてくる
- 何もやる気が起きない
- 食欲がない
- 急に涙が出る、泣いてしまう
- いつも悪口を言われている気がする
仕事がない休日でも上記のような症状が出ている人は、「うつ傾向」が進んでいるかもしれません。
仕事への不安や、体力面での無理が積み重なって、「限界状態」に近づいているかもしれません。
あなたは十分に頑張ってきたのではないでしょうか?
会社に対して、現場メンバーに対して、ものすごく貢献しているのではないでしょうか?
たまには、自分に優しくしてあげましょう!
「よくやってる」「すごいよ」「大丈夫」と、自分に向かって声をかけてあげましょう!
他人に優しく、自分に厳しい?
例えば、仲の良い同僚が「仕事のことが頭から離れなくて、毎日眠れないんだ…」とゲッソリした顔で悩んでいたら、どのように声をかけますか?
- 休んだ方がいいよ
- いつも頑張りすぎだよ
- ちょっと仕事変わろうか?
- まあ美味しいものでも食べに行こうよ
- 今度の休日、遊びに行こうよ
例えば、上記のように考えませんか?
他人には優しく声をかけてあげるのに、自分に対しては厳しい人が多いんです。
休みの日ぐらい、ゆっくり休んだって誰も文句は言いません。
※もし文句言う人がいたら、それを世間ではブラック企業と呼びます…
【体験談】会社員からフリーランスになった
個人的な体験談もカンタンに紹介させていただきます。
私の場合は、休日にも仕事のことばかり考えてしまうことが続き、ついには精神的に参ってきてしまいました。
そしてある休日に考えたんです。
「私は10年後に、今の課長(直属の上司)のような働き方をしたいのだろうか…?」と。
答えはNOでした。
どんなに役職が上がっても、結局はそのさらに上の役職の人の顔色をうかがっている働き方…。
なんとなく自分の中で「ストン」と来てしまい、会社を辞めました。
転職はせず、フリーランスとして働くことに挑戦。
結果的には、ここまで5年間、ライター&ブロガーという形で、収入を稼ぐことができています!
ハッキリ言って年収は5分の1くらいに激減しましたが、今の方がずっと幸せです!
休みの日も仕事のことばかり考えていた日々はつらかったし、ストレスで健康を害したし…自分の人生を丸ごと犠牲にするところでしたね。
▶【事実】フリーランスは人間関係のストレス激減?面倒なことなし
【まとめ】休日に仕事のことを考える…解決しよう!
今回のブログ記事では、「休日に仕事のことを考えてしまう」「仕事のことが忘れられずに不安」といった悩みに対して、解説してきました。
要点をまとめると、以下の通り。
- 仕事が頭から離れない人は多い
- 原因①仕事環境&仕事量
- 原因②真面目で責任感の強い性格
- 思い切って平日に休んでみる
- 小学生の時に好きだったことを思い出す
- 他人と同じように自分にも優しくしてあげる
いかがだったでしょうか?
この記事では、仕事が頭から離れない原因2つと、その具体的な解決法7つを紹介しました。
肉体的にも精神的にも、無理をしていると思いませんか?
自分の人生は、自分で決めることができます。
というか、自分の人生は自分でしか、決めることができません。
あなたの人生を会社だけに費やして、本当に幸せでしょうか?
自分を大事にして、「ちょうど良い働き方」が見つけられるようにしましょう!