伝説の神アニメのひとつとして、現在でも注目されている「おジャ魔女どれみシリーズ」が終わった理由を知ってますか?
- おジャ魔女どれみの放送期間は何年?
- 小学校卒業で終わった理由は?
- 続編の中学校編をやらなかったのはなぜ?
- セーラームーンやプリキュアと比較すると?
このような情報を、ブログ記事にまとめました。
結論としては、おジャ魔女どれみのアニメ放送が終わった理由は4つありますが、1番大きいのは「小学校卒業でちょうどキリが良かったから」でしょう。
その他にも、
「同じ主人公たちでは玩具商品展開が難しくなってきたから」「頭身が変わってアクション寄りになるのが嫌だったから」「製作スタッフが長期間固定されてたから」という理由が考えられます。
有終の美だったことは間違いありません!
今回のブログ記事では、おジャ魔女どれみシリーズ大ファンの筆者が、テレビ放送が終わった理由について考察します。
おジャ魔女どれみのテレビアニメ放送期間は4年
おジャ魔女どれみのテレビ放送は1999年に始まりました。
夢のクレヨン王国の後釜として、魔法少女系のオリジナル作品を東映アニメーションが作りました。
- 1999年:おジャ魔女どれみ(無印)
- 2000年:おジャ魔女どれみ#(シャープ)
- 2001年:も~っと!おジャ魔女どれみ
- 2002年:おジャ魔女どれみドッカ~ン!
全部で4年間(16クール)の人気シリーズ作品となりました!
※おジャ魔女どれみナイショは、2004年にスカイパーフェクトTVの有料放送として描かれました。
(しかもメインストーリーとは関係がない)
当初は1年間(4クール)の予定だった?
おジャ魔女どれみ(無印)の放送が始まったタイミングでは、1年間(4クール)の予定だったらしいです。
しかし、放送開始後すぐに人気に火が付き、
前半の段階で「来年も続編を作る」ことが決定したそうです。
小学校3年生で始まって終わる予定だったどれみたちの物語が、どんどん広がっていったのですね。
おジャ魔女どれみが終わった理由は…なぜ4年で終了?
おジャ魔女どれみシリーズは、まだまだ人気がありました。
しかし、第4期のドッカ~ン!で小学校の卒業式を迎えて、物語が終了となりました…。
なぜ終わってしまったのでしょうか?
- 小学校卒業でキリが良かったから
- スポンサー的に玩具売り上げが大事だったから
- 頭身が変わりアクション寄りになる可能性があったから
- 制作スタッフが長期間固定になってたから
このような理由があったと思われます。順番に見ていきましょう。
小学校卒業でキリが良かったから
おジャ魔女どれみが終わったメインの理由は「どれみたちが小学校を卒業してキリが良かったから」ですね。
無印のおジャ魔女どれみがスタートした時、どれみ・はづき・あいこは小学校三年生。
#で四年生。も~っとで五年生。ドッカ~ンで六年生。
卒業式を迎えて、どれみ達は別々の道へ進むことが描かれました。
離れ離れになっても、友情や愛情は変わらない。
魔法がなくても、人生は自分の力で切り開いていける。
そんなメッセージがこもった、素晴らしい感動のエンディングでした。
物語も全て伏線を回収しきっていて、さすがです。
スポンサー的に玩具売り上げが大事だったから
アニメ番組のスポンサーには、おもちゃメーカーが定番。
バンダイが入っているため、グッズ売り上げも重要な要素。
その点、おジャ魔女どれみシリーズは、主要キャラクターが固定。
ももちゃん、ハナちゃんなどは増えましたが、固定キャラでストーリーを積み上げていくスタイル。
そのため、グッズ販売の展開があれ以上広がらなかったのではないかと思われます。
頭身が変わりアクション寄りになる可能性があったから
これはウィキペディアに掲載されてた情報です。
どれみたちの「中学生編」を描かなかった理由の一つとして、小学生と中学生では頭身が大きく違う。
それを描くことで、アクション寄りになる可能性があり、それは避けたかったようです。
プリキュアはアクション寄りですもんね!
制作スタッフが長期間固定になってたから
おジャ魔女どれみという作品は、一言で言うと「半端ないアニメ」だったようです。
30分間のアニメのために、そこまでやるの!?という作業量。
- 関弘美プロデューサー
- 山田隆司(栗山緑)脚本家
- 佐藤順一シリーズディレクター
- 五十嵐卓哉シリーズディレクター
- 馬越嘉彦キャラクターデザイン
などの主要スタッフが、本気で作り上げたオリジナル作品です。
原作もない状態から、4年間もの長期作品を生み出したのはすごい。
ジブリにも負けないくらい、結構カツカツの厳しいスケジュールで放送していたらしいです。
スタッフの中でも「どれみを卒業させよう」「卒業まで頑張ろう」という気持ちがあったらしいです。
…良い意味でね!
スタッフもおジャ魔女にかかりっぱなしになってたと思うので、そういう事情もあって4年で解散としたということもありそうです。
中学校編を飛ばして高校生16シリーズへ
おジャ魔女どれみは、小学校卒業が最終回。
中学生編が「続編」として描かれることはありませんでした。
- どれみ:美空中学校
- はづき:カレン女学院
- あいこ:大阪に引っ越し
- おんぷ:都内の私立に
- ももこ:アメリカに引っ越し
- はなちゃん:魔女界の幼稚園
ということで、別々の道を歩むことになりましたからな。
そして満を持して登場したのが「おジャ魔女どれみ16シリーズ」のラノベ小説。
16というのは、16歳ということ。
つまり中学生を描かずに、高校生になった魔女見習いメンバーの姿を描いたんですね。
この栗山みどりさんのセンスにも感激。
中学校生活がどんな感じだったかは、簡単に触れられますが、長々とは言わず、高校生という「大人とのはざま」にいるメンバーを描いてくれました。
詳しくは以下の記事で書いてますが、もう、小説でこんなに泣いたのは初めてです。
おんぷちゃんの「ルピナスの子守唄が」…><
▶【ネタバレ】おジャ魔女の「その後」をメンバーごとに徹底解説【小説あらすじ】
【比較】セーラームーンやプリキュアの放送期間は?
おジャ魔女どれみと比較して、セーラームーンやプリキュアの放送期間はどうなのでしょうか?
少女に大人気のアニメ作品として、詳しく見てみましょう。
セーラームーンは5年間の放送
おジャ魔女どれみの前に、少女の心を掴んでいた作品はセーラームーン。
テレビアニメでは5年間放送されました。
- 美少女戦士セーラームーン:1992年
- 美少女戦士セーラームーンR:1993年
- 美少女戦士セーラームーンS:1994年
- 美少女戦士セーラームーンSuperS:1995年
- 美少女戦士セーラームーンセーラースターズ:1996年
セーラームーンは、毎回少しずつ違うキャラクターが登場するんですよね。
それに一番大きな違いは漫画の原作があるということ。漫画に合わせてアニメを作っているわけですね。
おジャ魔女どれみは、東映アニメーションのオリジナル作品ですから、それが毎週4年間続いたのがすごい。
プリキュアは17年間だが…同じシリーズでは最長2年
現在、女の子の心を掴んでいるのはプリキュアシリーズです。
おジャ魔女どれみの「後釜」と呼んでもいいでしょうね。
(明日のナージャは、ちょっと置いときます;)
初代「ふたりはプリキュア」が2004年に放送されてから、既に17年間続いていることになりますね。
いや…すごい。すごいよ?
でも、1年ごとにキャラクターやコンセプトを完全に入れ替えています。
この辺りはプロデューサーの関弘美さんが上手く戦略を作ったそうですね!
途中で同じシリーズの2年目が作られることもありましたが、それでも3年続いたことはありません。
【まとめ】おジャ魔女どれみが終わった理由=「有終の美」
今回のブログ記事では、おジャ魔女どれみシリーズのアニメ放送が終わった理由・原因を検証してみました。
なぜ終わったのかというと、理由は4つかと思いました。
- 小学校卒業でキリが良かったから
- スポンサー的に玩具売り上げが大事だったから
- 頭身が変わりアクション寄りになる可能性があったから
- 制作スタッフが長期間固定になってたから
そして、セーラームーンは5年。
プリキュアは17年ですが、どれみたちは「固定キャラ&オリジナル作品で4年間」いうことがすごい。
何が言いたいかというと、
おジャ魔女どれみは人気のうちに番組が終わったけど、それは有終の美だったということです。
※実は、少しずつ視聴率は悪くなってきてたみたいですが。
今後も、おジャ魔女どれみファンとして、応援していきます!