【離婚や不登校】おジャ魔女どれみは暗い、重い、悲しいストーリーが多い

漫画&アニメ

おジャ魔女どれみシリーズは、元気いっぱい明るいストーリーばかりではありません。

  • 両親の離婚
  • いじめ、不登校
  • 家族や友達との死別
  • 結婚詐欺
  • 毒親との関わり合い

などなど、暗い、重い、悲しい話も多いんです。

 

おジャ魔女どれみ制作陣は「リアルな現実に立ち向かう物語」にこだわっているからこそ、困難や苦難も多く描かれます。

 

時には魔法の力を借りて、時には魔法を使わずに、暗くて悲しい現実を乗り越えていくどれみたちに、感激するアニメ(&小説)なんです。

プリキュアとは違う面白さ・深さがあるので、おジャ魔女って子どもだけでなく、大人も考えさせられるすごいアニメだと思います。

 

今回のブログ記事では、おジャ魔女どれみの暗い部分、悲しい部分に焦点を当ててみます。

おジャ魔女どれみは暗い、重い、悲しい、憂うつ?

結論から言うと、おジャ魔女どれみは暗いストーリーも多いです。

 

アニメを全巻DVDで所有している筆者としては、物語全体の3分の1以上は、ある意味で暗さ・重さ・悲しみ・憂うつな面を含んでいます。

  • 親が離婚して別居する、あいこ
  • 親の言うことに逆らえない、はづき
  • 精神的に病んで不登校の、長門かよこ
  • 嘘つきで周囲に疎まれる、伸ちゃん
  • 父親がいない母子家庭の、矢田まさる
  • 母親が夜の仕事をしている、長谷部くん
  • 子供や孫に見放された、先々代の女王様
  • 病気で死んでしまう、のんちゃん

などなど。

 

「ハッピーラッキーみんなにと~どけ!」という決め台詞の通り、どれみ達はいつも前向きですが、周囲には様々な悩みや苦悩を抱えた人々が登場するのです。

 

  • 魔法使いの女の子が、敵をやっつける
  • 魔法で悩みを解決しちゃう
  • 可愛い女の子たちの日常を描く

といったような、明るいだけのアニメではないんですよね。

 

キャラクターの可愛い見た目だけ知ってて、初めておジャ魔女のアニメを見た人は、ストーリーの暗さに戸惑う人もいると思います。

 

以下、もう少し具体的に、暗くて悲しい、重いストーリーに触れていきます。

 

1.あいこの両親の離婚&介護問題

おジャ魔女どれみシリーズの暗い、悲しい物語の中でも、トップレベルなのが「あいこ」の両親について。

 

大阪から引っ越してきた転校生のあいちゃんは、父親と母親が離婚して別居中。

タクシー運転手として働く父親と、介護福祉士として働く母親は、2人ともあいちゃんのことが大好きなのですが、仕事も大事。

 

ある日、あいちゃんが一人で公園で遊んでいる時に大ケガをしてしまいます。

父親は、母親に「仕事を辞めてほしい」と言いますが、お互いに理解し合うことができず、結局離婚することに。

 

あいこは、父親と一緒に美空市で二人暮らしをしていますが、実はおかあちゃんにも会いたいんです。

自分の怪我のせいで離婚になってしまった責任感や、本当は再婚してほしい気持ちで、何度も両親の再婚作戦に奔走するのですが、あまりうまくいかないんですよね…。

 

離婚・再婚問題と合わせて、母方の父親(あいこのおじいちゃん)が曲者なのも問題点。

 

頑固で暴力的なおじいちゃんの存在は、あいこのトラウマにもなってしまってるんです。

 

介護しなければならない、今度こそ死に目に立ち会いたい、といったあいちゃんの母親の気持ちも重なり、なかなか美空市で同居できないん妹尾家。

 

あいちゃんが主役になるアニメの回は、どこか悲しくて暗い雰囲気に包まれています。

 

※最後は再婚してハッピーエンド!

※小説版ではケガに泣かされ、やはり悲しいあいこ…

▶【ネタバレ】おジャ魔女の「その後」をメンバーごとに徹底解説【小説あらすじ】

 

2.長門かよこの不登校、適応障害的な精神不安

長門かよこちゃんの不登校問題も、なかなか深刻なストーリーです。

 

長門さんは、何事もゆっくり丁寧に取り組み、芸術的な感覚もある女の子。

超ショートカットで、おジャ魔女シリーズの中でも異色のセンス!

 

転校してきたときは、クラスメイトの林野くんに優しくしてもらい、順調にクラスに溶け込んだように見えました。

 

しかし、グループごとに作業する学習では、どうしても長門さんのいるチームは作業が遅くなりがちに。

芸術的でセンスがあるのですが、丁寧過ぎて周囲からは「長門さんのせいで、いつもうちの班は遅い」「長門さんのせいで、失敗した」などと責められてしまいます。

 

頼りにしていた林野くんにも、「何でも僕に聞くのはやめてくれ」と突き放されてしまい、精神的ダメージを追ってしまいます。

 

学校に行こうとすると、恐怖で吐き気をもよおし、いつしか不登校に。

親や先生にも心を閉ざすようになり、部屋に引きこもり。

 

そんなうつ状態&不登校という状況を打破するのが、春風どれみです。

偶然、長門かよこちゃんとすれ違ったどれみは、自分も学校をサボって、図書館で二人で話します。

 

星座などに詳しい長門さんに憧れて、どれみは「友達になりたい」と強く迫ります。

友達という存在が怖くなっている長門さんですが、どれみと会話しているうちに、笑顔に。

 

少しずつ心を開いて、ついに学校に行ってみようと決意。

通学路の途中で吐き気をもよおし、断念することもありますが、どれみは「私の洋服に吐いていいんだよ。大丈夫だよ」と言います。

 

ついには林野くんたちも総出で、長門さんを教室に迎え入れます。

いじめ(のような言動)をしていたクラスメイトとも話ができて、復学して、ハッピーエンド。

 

学校や友達への恐怖感を描いた、吐き気をもよおすシーンなんかは、かなり暗い。

ちょっと怖いくらい、リアルです。

 

  • 精神的トラウマ
  • うつ
  • 引きこもり、不登校
  • いじめ問題

このような暗い問題を、あそこまでリアルに表現するおジャ魔女シリーズの勇気や本気度に、拍手を送りたいと思います。

 

※実際に不登校で苦しんでいる人にとっては、辛い内容かもしれません。

※ご不快な思いをされた人がいたら、申し訳ございません。

 

3.病気で死んでしまう、のんちゃん

おジャ魔女どれみシリーズの中でも、特に悲しくて感動的で印象的なのが「のんちゃん」との死別でしょう。

 

難病と闘うのんちゃんは、どれみと友達になります。

のんちゃんは魔法に興味があり、MAHO堂のオーナーは魔女なんじゃないか…と疑っているほどです。

(どれみはビックリ仰天。自分と同じだから。)

 

のんちゃんは神経衰弱が得意で、どれみや同じ病室の子供たちと一緒に、トランプで遊んだりします。

 

しかし、容態が悪化してしまうのんちゃん。

おジャ魔女たちで魔法使いになる夢を見せてあげると、のんちゃんは幸せそう。

 

どれみは、マジョリカや魔女界の女王様にお願いし、ノンちゃんを7人目の魔女見習いにしてもらおうと考えます。

 

女王様の許可がおりて、ついにのんちゃんを魔女見習いに!というある日、のんちゃんは病気で死んでしまいます…。

 

唖然とするどれみ。

のんちゃんの母親は、どれみに形見のトランプを渡します。

どれみは号泣。

 

のんちゃんのお母さんを誘って、雪合戦をします。

※のんちゃんは元気になったら母親と雪合戦をしたがっていたんです

 

7人目の魔女見習いは誕生しませんでしたが、どれみはその後、毎年、のんちゃんのお墓参りに行っています。

(高校生になっても)

 

悲しすぎる。

女児向けアニメなのに、病死。

魔法使いになる夢が叶いそうだったのに。

 

おジャ魔女どれみって、残酷なまでに悲しい現実と向き合わされますね。

 

4.先々代の女王様の深い悲しみが、暗い

人間界と魔女界は、もともとは行き来がさかんで交流がありました。

 

しかし、魔女は1000年を超える寿命を持っているため、人間と深く付き合うと色々と問題が出てきます。

 

先々代の女王様(マジョトゥルビヨン)は、人間の男性と恋に落ちて結婚。

子どもや孫に恵まれましたが、人間である主人は老衰で死亡。

 

夫を亡くしても自分は若々しい姿のまま。

周りからは変な目で見られるようになり、そのうちに、最愛の息子も老衰で死亡。

 

孫たちは、優しいおばあちゃん(先々代の女王)のことが好きでしたが、魔女と関わり合いを持たないよう、次第に距離ができてしまいます。

 

最愛の主人を亡くし、息子を亡くし、孫たちには見放され、深い悲しみに打ちひしがれます。

しかも自分は、その悲しみを抱えたまま、まだ何百年も生きていかなければならない…。

 

「自分が人間と深くかかわったから、こんな悲しみを抱えることになったのだ」と思った先々代の女王様は、人間界と魔女界の交流を禁止し、自分は深い眠りについてしまいます。

 

これが「呪いの森」となり、人間界も大変なことになってしまいます。

 

ちなみに、今の魔女界の女王様は、人間のやさしさや思いやりを信じていて、魔女界と人間界の交流を復活させたいと考えていました。

 

そこで、どれみ達に次期女王候補のはなちゃんを育てさせたり、どれみ達を魔女になれるようにしたり、孤軍奮闘していたわけです。

 

おジャ魔女どれみドッカーンでは、その先々代の女王様の深い悲しみを、孫たちとの思い出を思い出させることで癒そうとします。

 

手芸、タペストリーを通してストーリーが展開していきますが、終始一貫、暗い。

先々代の女王様の悲しみが強すぎて、ちょっと怖いくらいです。

 

実際、目を覚ました先々代の女王様は、かなり怖い見た目で、どれみたちを容赦なく雷で攻撃してきます。

完全に、ボスキャラです。

RPGでも登場しそうな、恐ろしい魔女でした。

 

このシリーズは特に、暗くて悲しくて憂うつな気分になったかもしれません。

最終的にはハッピーエンドで、マジョトゥルビヨンは優しい顔を取り戻しますが、なかなかハードなストーリーでした。

 

小説・おジャ魔女どれみ16シリーズも重い話題が…

小説版・おジャ魔女どれみ16シリーズでも、重い話題がたくさん。

 

例えば、

どれみは大学受験に失敗します。

はづきは借金問題でばあやと別居になります。

矢田君と婚約前に妊娠してしまいます。

あいこは大事な大会で何度も足の怪我に泣かされます。

おんぷは母親が病気で死んでしまいます。

ももこは失恋&パティシエコンクールで挫折。

 

魔法の力に頼らず、自分たちの力で乗り越えていくメンバーに、拍手を送りたくなる内容です。

 

特に、はづきは強くなりました。

アニメ時代は嫌いなキャラクターでしたが、大人になったはづきは、堂々としていて立派です。

 

おジャ魔女メンバーのその後は、以下のネタバレ記事を参照ください!

▶【ネタバレ】おジャ魔女の「その後」をメンバーごとに徹底解説【小説あらすじ】

 

【もはや哲学】おジャ魔女は暗いから深い。重いから考えさせられる。

おジャ魔女どれみシリーズの中でも、特に暗い・重い・悲しい・憂うつなストーリーをピックアップして紹介してきました。

 

なんでこんなに暗くて悲しい話が多いのかというと、

「現実世界には困難がつきもので、自分の力で乗り越えなくてはならない」というメッセージ性が強いからだと思います。

 

おジャ魔女は、何も考えずに「ぽけー」っと見ていられるアニメではありません。

むしろ、暗くて深くて悲しくて感動的で、自分の人生についても考えさせられる内容になっています。

 

これは、おジャ魔女どれみ制作陣の、意図的な狙いです。

魔法でパパっと可愛く解決っ!というストーリーではないんです。

 

両親の離婚問題に、娘としてどんな距離感で向き合うか。

不登校のクラスメイトが精神的に病んでいたら、どう付き合うのか。

大事な人の「死」に対して、どう考えるのか。

 

もはや、哲学です。

おジャ魔女どれみは、哲学文学・哲学アニメなんです。

 

ブッダは「人生は苦である」と言いました。

そんな苦しい人生をいかに生きるか、という実践知が、仏教です。

 

おジャ魔女も、「人生の困難をいかに生きるか」を考えさせてくれます。

どれみも、はづきも、あいこも、おんぷも、ももこも、ぽっぷも、はなちゃんも、クラスメイトも、先生も、親も、魔女たちも…みんな、それぞれの悩みを抱えています。

 

悩みを抱えながらも、いかに乗り越えるか。

おジャ魔女どれみって、本当に深いと思います。

 

だから、暗い・重い・悲しい・憂うつっていうのは事実ですが、だからこそ深くて面白くてファンが多い、唯一無二のアニメなんです。

ただの「可愛い魔法ファンタジー」ではないのが、魅力なんです。

 

おジャ魔女どれみの暗さ・悲しさを考察してみた

今回のブログ記事では、おジャ魔女どれみの暗い部分、重い部分、悲しい部分、憂うつな部分について、まとめてみました。

 

特に印象的な悲しいストーリーを紹介しつつ、

おジャ魔女どれみ制作陣が「なぜ暗いストーリーを作るのか」について考察しました。

 

夢のクレヨン王国は、冒険ファンタジー。

おジャ魔女どれみは、深い哲学。

プリキュアは、女の子向けレンジャー戦隊モノ。

 

個人的には、やっぱりおジャ魔女どれみが一番好きです。

アニメはもちろん、続編の小説も素晴らしいんです。

 

映画「魔女見習いをさがして」も、やはり現実世界の困難に立ち向かうという全体コンセプトが見えました。

 

おジャ魔女の重いストーリーは、特に大人向けだと思います。

私も、DVDを何度も見直しています^^

 

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