SNSやLINEで「返信不要」と書かれてることありますよね。
この表現、私はすごく違和感があったんです…
- 「返信不要」ってなぜ使う?
- なぜ嫌われるのか?むかつく理由は?
- より丁寧な優しい言い方に言い換えるべき?
- 「返信不要です」に返信してくる心理は?
- 返信不要っていうLINEスタンプがある…?
このような情報を、ブログ記事にまとめました。
結論から言うと、「返信不要です」という表現はあまり好まれません。
もっとストレートに言うと「むかつく」「うざい」「嫌われてるように感じる」といった意見が多いです。
相手への配慮・気遣いのつもりだと思いますが、少しとげとげしい表現ですし、選択権を奪われたように感じる人が多いのです。
最低限、ビジネスでは丁寧で柔らかい言い方に言い換えないとマズいです…。
今回のブログ記事では、「返信不要です」と文末につけることの是非と、人々の捉え方、優しい言い方について、まとめてみました。

「返信不要」と送ってくる女性心理はどうなの?という質問がネット上にありましたが…正直、サッパリ分かりません。笑
「返信不要です」って使う人は結構いる…
私は先日、友人に「返信不要です」とLINEで言われて少し面食らいました。
ネットで「返信不要」検索してみると、みなさんも色々と思うところがあるようです。賛否両論というカンジです…。
ビジネスメールでも使われるし、友人同士でも、異性とのやりとりでも、家族でも「返信不要です」が多用されていると知り、驚きました。

私は今まで一度も使ったことありませんし、使われたこともなかったです…。
「返信不要です」の意味は?なぜ使う?
まず、「返信不要」という表現を使う人は、どういう心理なのでしょうか?
使う意味というか…考え方は以下の通り。
- 忙しいだろうから手間になりたくない
- わざわざ返信をもらう内容ではない
- 無理にメールを続けなくていいよ
- 私からの勝手な連絡なので大丈夫です
このような「心配り」「遠慮」「配慮」の心理が潜んでいます。
なるほど…と思う面もあります。
でもやっぱり、ちょっと押しつけがましい印象を受ける人は多いみたいですよ。
「返信不要」は失礼・むかつく?もはや気遣いではない使い方も…
「返信不要」「返信は不要です」「返信には及びません」という表現は、失礼にあたる可能性が高いです。
- 拒否されてるように感じる
- 嫌われてるように感じる
- 返事するかどうかは自分が決める
- 返事したいのに無駄に迷う
- 返事したら迷惑なのかなと思う
- 会話を続ける気がないのかと思う
- 一方的な感じがしてムカつく
ネット上にはこのような意見が多数。
使う人も多いし、使われて困惑する人も多いのです。
私自身も、「返事を拒否されているのかな」と思って、少し寂しいような悲しいような気持ちになりました…。
もともとは相手への配慮の気持ちを表しているのだと思いますが、返事をするかどうかは相手が決めればいいことですよね。
先回りして遠慮しすぎると、誤解を生むと思います。
せっかく配慮したつもりだったのに、相手に「失礼な人だ」と思われてしまうのは嫌ですもんね。
指摘/説教/怒りのあとに「返信不要」とつけるのは特にヤバい
ネット上で軽く炎上している話題がありました。
「あなたにお願いした仕事、やってないようなので私がやりました。仕事に責任を持てないなら、担当を外します。返信不要です」
↑
この返信不要を真に受けて、本当に返事してこない部下…どうおもいますか!?
こういう趣旨でした。
これに対して、ネット上では「いや、あなたがヤバい」「間違いなくパワハラです」「部下がかわいそう」「ダメ上司の典型例」「あなたは出社不要」といった声が上がっていました。
(こういうのって見てる分には…ちょっと面白い)
でも私も、このような一方的な「返信不要です」はヒドイと思います。
この上司の心理は「攻撃してやる。反論は受け付けない。あばよ。」というスタンスですよね。
意地悪で、卑怯で、攻撃的…。
指摘や説教として怒るのであれば、当然ながらコミュニケーションが必要です。
相手に伝わっているのかどうか、謝罪の返事まで含めてやりとりが完成するはず。
…やっぱり私は「返信不要です」という表現は苦手です。
「返信不要」の優しい言い方…メールの例文は?
ビジネス上、目上の人に対して「返信不要」という配慮をしたい時には、どのような優しい言い換え表現があるでしょうか?
より丁寧で優しい言い方は、以下の通り。
- ご確認いただけましたら、返信には及びません
- ご返信いただかなくても差し支えありませんので、どうぞご心配なく
- お忙しいことと存じますので、どうぞお返事にはお気を遣われませんように
- どうぞご返事等のお気遣いなく
このような柔らかい言い方にすると、印象が違いますね。
メールの例文として、参考にしてください!
「自分はあなたに配慮しているのであって、拒否しているのではありませんよ」ということが伝わるような言い方が求められます。
…それでもやっぱり、返事するかどうかは受信者が自由に決めることだと思いますけどね。
【心理学】キングメーカー型のコミュニケーションが1番安心する
ここでちょっと心理学というか、心理セラピストで学んだことを紹介します。
1対1のコミュニケーションの中で、最も相手が安心できる方法は「キングメーカー型」だと言われています。
キングメーカーとは、簡単に言うと「王様のように扱う」こと。
- いつでもお好きな時に質問してください
- なんでもご自由に召し上がってください
- ほんの少しでも痛かったら手を上げてください
- ここでは何を言っても大丈夫ですよ
- どれでも好きなものをお持ち帰りください
このように言われると、自由な気持ちになれますよね。
「この人は味方なんだ」「私は尊重されている」という気持ちになってもらえれば、コミュニケーションはうまく進みます。
もちろん、これはクライアントに対する心理セラピストの態度についてです。
しかし基本的なコミュニケーションでも、参考になる面があると思うんですよね。
その点、「返事は不要です」というのは、相手の選択肢を制限する言葉。
色々な考え方をする人がいますので、誤解を生む表現は避けた方がいいかなと私は思います。
「返信不要です」に返信してくる人の心理
「返信不要です」と言われても、返信してくる人は多いと思います。
尊敬している上司だったり、好きな異性だったり、何でも話せる友達だったりしたら、いくら文末に「返信不要」と書いてあっても、何かしら返事したくなるのは当然の心理でしょう。
そもそも返信不要と書いている人だって、「忙しいだろうから、返事はしなくてもいいんですよ」という意味であって、「絶対に返事はしないでください」って意味ではないはず。
ちなみにメールマナー講座では、「返信不要」に対しては、「返事するのが正解だ」と書かれていましたよ。

…メールマナーも、女性心理も、ややこしいな(^▽^;)
LINEでは「返信不要」のスタンプも人気らしい!
ちなみに、LINEでは「返信不要」というスタンプが人気らしいです☆彡
確かに、文字よりは絵文字の方が「冗談っぽいし、軽い」ので、嫌な感じがしませんね!!
スタンプなら「返事した方がいいのかな…」なんて迷うこともありませんし!
【まとめ】返信不要は誤解を生む…むかつく/失礼と思う人多いので注意
今回のブログ記事では、TwitterやLINEで使われる「返信不要です」という表現について、個人的な意見とネット上の口コミをまとめました。
要点をまとめると、以下の通り。
- もともとは多忙な相手への配慮・遠慮
- 拒否されている、嫌われてると感じる人も
- 決めつけられて失礼、ムカつくと感じる人も
- 丁寧な言い方にした方が好印象
- 返信不要ですと書かれても返事していいはず
いかがだったでしょうか?
個人的には終始一貫して、「返信不要です」なんて表現こそが不要だと思います。
どんなに丁寧な言い方にしたって、返事するかどうかは受け手が自由に決めることであって、先回りして配慮されるとうっとうしいかも…?
個人的な経験から言わせてもらうと、仕事ができる優秀な人ほど「返信不要」なんて使わずに、むしろ自由なコミュニケーションが取れるように思います。
もちろん、「返信不要です」という配慮が嬉しい人もいるのだろうし、気を遣ってくれてありがたいなと感じる人もいるのでしょう。
ネット上でも色々な議論が出ていたのでまとめましたが、とりとめもない記事になりましたね…。
なにかしらの参考になっていたら幸いです。
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