「風車が怖い…」と感じたことがある人、いませんか??
じつは、私の友人が、そうでした。
ドライブ中、あまりにも風車を怖がるので、運転を変わってあげたことがあります…。
- 風車を怖いと感じる人は少なくない…
- なぜ風車(風力発電)が怖いと感じるのか?
- あなたは巨像恐怖症(メガロフォビア)かも?
上記のような内容を、解説していきます☆彡

この記事を参考に、
風車を怖がる人の心理を理解していきましょう><!
【体験談】夜の風力発電がなぜか怖い…!
数年前、友人と一緒に北海道旅行中に稚内をドライブしていました。
夕方から夜になってきて、あたりが薄暗くなってきたとき、道路わきに風力発電の大型風車がたくさん出てきました…!
↓このあたり↓
私は「おお~大迫力の風車!」と思ったのですが、なぜか、友人は「怖い怖い。恐ろしくて見てられない」と言って、私と運転を代わりました。
風車を怖いと感じることがあるんだな…と不思議に思ってましたが、あとで調べてみると、同じような人はたくさんいるようですね…(;’∀’)
【なぜ?】風車が怖いと感じる原因4つ
風車が怖いと感じる原因は、おもに以下4つです。
- ①近くで見ると超巨大な人工物で怖い
- ②アンバランスな形が怖い
- ③風を切る不気味な音が怖い
- ④特に夜の風車の見た目が怖い

私の友人は、①と④の両方だったようです。
それぞれ、詳しく解説していきます☆彡
①近くで見ると超巨大な人工物で怖い
風力発電の現場って、巨大な人工物がずらーっと並んだ集合体です。
得体の知れない、無機質で見慣れない巨大な風車がずらーっと並んでいる様子に、恐怖感を覚える方がいらっしゃいました。
風車は、遠くで見ると風景画のように客観的に眺められるものの、近づけば近づくほどに臨場感が増します。
また、扇風機のようにカバーがないので、強い風を受けてグルグル回転している風車を見ると、羽が落ちてきそうな怖さもあります…。
②アンバランスな形が怖い
風車の「アンバランスな形が怖い」と言う人も多いです。
下が細く、上が太い構造なので、アンバランスさや不安定さを感じさせます。
たとえば、ビルなどの高層建築は土台がしっかりしていて、上にいけばいくほど細くなる構造のものが多いですよね。
風車はバランスが逆なので、意識的にも無意識的にも「倒れてきそう…」という恐怖心を煽られるようです。
同じ風車でも、どっしりとしたオランダの風車には怖さを感じない人も多いようです。
③風を切る不気味な音が怖い
風車の不気味な音を怖いと感じる方もいます。
風力エネルギーは風速の3乗に比例し、年間を通して毎秒6m以上の風が吹く広い場所に建てられます。都市部より山間部や海沿いに建設されます。(※参考:国土交通省「風力発電」)
必然的に風が強い場所、かつ静かな場所にあることが大半です。シーンと静まり返った中で、「グワングワン」「ウィーン」「雷のような轟音」が聞こえると、怖さを感じるわけですね。
④特に夜の風車の見た目が怖い
特に、夜の風車を怖く感じる人が多いです。
夜に不気味な音を立てて回ってて、全貌が見えないほどに巨大な人工物…。
なんとなく、20世紀少年とか、そういう怖さなのだと思います↓
何度見ても夜の太陽の塔は不気味。 pic.twitter.com/sgwf1XXZJ1
— 鈴木勇気 (@B1000uk) October 9, 2023
私の友人も、昼なら風車を見ても「異様な怖さ」は感じないらしいです。

以上、風車が怖い4つの理由でした。
風車が怖い人は巨像恐怖症(メガロフォビア)かも…?
風車が怖い人は巨像恐怖症(メガロフォビア)かもしれません。
※巨大物恐怖症とも言う。
巨像恐怖症とは、巨大な像や建造物に恐怖を感じる人のこと。
たとえば日本で言うと、以下のような人工物(自然物も)を怖いと感じる人が多いようです。
風力発電の風車はもちろん、大きな仏像や富士山にも恐怖心を抱く人がいるようです…。
じつは、巨像恐怖症はあまり知られておらず、周りの無知ゆえに共感されにくく、馬鹿にされることがあるとか。。。
誰にでも苦手なものや恐怖を感じるものがあります。身近にメガロフォビアの人がいたら、寄り添った対応をしたいところですね><

芸能人だと、トータス松本さんや、メイプル超合金の安藤なつさんも巨大物恐怖症だそうです。。
風車の健康被害が怖いと主張する人もいる
ここまでは、主に風車の「見た目や存在感」に対する恐怖について紹介してきましたが、風車の「健康被害が怖い」と主張する人もいるようです。
ある調査では風車が発する超低周波音による睡眠障害が報告されています。
静まり返った夜間は、なんと2,000m離れた場所でも風車の音が聞こえるとか。
自然エネルギーの活用が求められるなか、近隣に住む方の理解や配慮も必要となり悩ましいところですね><

風車の健康被害についてはまだ明らかになっていない部分が大きいようです。。。
【Q&A】風力発電や風車の怖さに関するよくある質問
風力発電や風車の怖さに関する、よくある質問と回答をまとめました☆彡
Q1:風車のメリットとデメリットは?
-
Q風車のメリットとデメリットは?
-
A
メリットはエネルギー源である「風」がいつでも供給でき、環境に優しい点。デメリットは風量や風向きをコントロールできず発電量が一定ではないこと。風車自体のコストも高く、広大な土地も必要です。
Q2:メガロフォビアの原因は?
-
Qメガロフォビアの原因は?
-
A
メガロフォビアの原因は解明されていませんが、「遺伝的な要因」や「過去のトラウマ体験」がきっかけになっているという説があります。
Q3:折り紙の風車(かざぐるま)の意味が怖い?
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Q折り紙の風車(かざぐるま)の意味が怖い?
-
A
いいえ、折り紙の風車は縁起物で、商売繁盛などの意味が込められています。お地蔵さんの横に風車(かざぐるま)があるイメージや、「風もないのにかざぐるまが回った」という超常現象から、怖いイメージを持つ人がいるのかもしれません。
以上、ご参考までに☆彡
【まとめ】風車は心理的に怖い人がいる
今回のブログ記事では、風力発電の風車を心理的に怖いと感じる人について解説してきました。
要点をまとめると、以下の通り。
- 風車を怖いと感じる人はけっこういる
- 特に夜は巨大な人工物が怖く感じる…
- 風車が怖い人は巨像恐怖症(メガロフォビア)かも
巨像恐怖症(メガロフォビア)の有症率のデータはありませんが、それほど多くないと思われます。
それゆえに「風車が怖い」という気持ちは共感されにくく、冗談半分で捉えられてしまうこともあります。
ただ、世界には同じような症状の人がたくさんいますし、足がすくんでしまうほど恐怖を感じるのも異常ではありません。
この記事が少しでも参考になっていれば幸いです☆彡
コメント
電気で回すものが、モーター
回せば電気が起こるものが、タービン
風車は、巨大なタービンです。
カメ吉さん、こんにちは。
なるほど、モーターとタービンの違い、知りませんでした…!
コメントありがとうございますっ☆彡
風車はアニメのフランダースの犬のイメージがあったので、私は怖いイメージはありませんでした。
しかし、
風車が発する超低周波音による睡眠障害が報告されています。
↑この一文が1番怖かったです。
風車の近くには住みたくないと思いました。
>パパンさん、コメントありがとうございます。
フランダースの犬に出てくるような洋風の風車(?)は、怖くない人が多いみたいです!風力発電用の無機質なやつが特に怖いようですね><
低周波音の影響は未解明らしいですが…ちょっと不安になりますよね。。
巨象恐怖症って言葉は、私も初めて聞きました!
私もキャリーさん同様、河口湖方面の高速道路で富士山を見た時、不気味に思った事がありました。(しかも、夜)
今まで、あまり意識したことがなかったのですが、風車を実際に間近でみたら怖いかもしれませんね(^▽^;)
染井れいさん、コメントありがとうございます!!
夜の富士山ですか…それはちょっと威圧感がスゴイかもしれませんね。。。
世の中にはいろいろな恐怖症があるようですね><
意外とこういう雑学記事が相互理解に繋がったりすると考えると、うれしくなります(*‘ω‘ *)
いつもありがとうございます☆彡
巨像恐怖症って初めて聞きました!
以前山梨県に行ったとき、富士山を間近で見て「ちょっと怖い…」と思ったことがあります。夫も「近すぎて怖い」と言っていたので、巨大なものって恐怖を感じるんだ…と思ったのを覚えています。
あの時の感情に名前が付いたようで、ちょっとスッキリしました(^^)
>キャリーさん、コメントありがとうございます!
私も調べてみて初めて知った単語でしたが、同じような人は割と多いみたいです。
普段遠くから見てるのと、間近で見るのとで、受ける印象が全然違うことってありますよね…。
もしよろしければ、ご主人様にもメガロフォビア教えてあげてください(^^)/笑