- 雷が鳴ったらプールって中止になる?
- 雷注意報が事前に出てる時もプールの授業は中止?
- プールに雷が落ちて危険だった事故ってある?
特に、子どもが天気イマイチの日にプールに行くときなど…親としては、気になるトコロでしょう。
今回の記事では、雷が発生した際のプール中止の判断基準や、なぜ注意報だけで中止になるのかを詳しく解説します。
また、過去の危険な事故事例も紹介します。。

安全にプールを楽しむため、
ぜひ最後まで読んでみてください!
プールは雷(雷注意報)で中止になる?
雷が鳴ると、ほとんどの場合、プールは中止になります。
雷注意報が出ている場合も、ふつうは、その時点で中止です。
屋外プールはもちろんのこと、室内プールでも中止になるケースが多いです。
水タイプの弱点は、電気タイプ。(ⓒPokemon)
万が一プールに雷が落ちれば、水中の広範囲に電流が伝わってしまい、深刻な事故につながりかねません。
利用者の安全を最優先するため、多くの学校や施設で厳しい安全基準が設けられています。
保育園、幼稚園、小学校のプール中止基準は?
保育園や幼稚園、小学校・中学校にはプールの時間があります。
子どもの安全を最優先するため、雷の兆候が見られた時点で即座に中止されることがほとんどです。
- 雷が近づいている時はプールは行わない。予報やアラートを利用しながら判断すると良い
- 雷が鳴ったとき、雷鳴が聞こえたり、雷光が見えたりした場合は速やかにプールを中止して屋内に避難させる
たとえ遠くで雷鳴が聞こえるだけでも、プールの利用を中断したり、中止の判断を下すことが多いです。
学校以外の屋外プールは?
市民プールやレジャープールなども、雷が発生した場合は利用が中止されるのが一般的です。
利用規約に雷発生時の対応が明記されていることが多く、雷注意報の発令や雷鳴が聞こえた時点で、スタッフが利用者に対し、プールからの退避を促します。

私が姪っ子と市民プールに行った時も、雷が鳴って中止になりました。過ぎ去った後も、その日はもう入れない(遊泳禁止、退場)と言われたことがあります。
なぜ雷でプールが中止になるのか(危険な事故事例2つ)
雷でプールが中止になるのは、感電のリスクがあるからです。
水は電気を通しやすいため、雷がプールに落ちると、水中の広範囲に電流が伝わり、死亡事故に繋がることもあります。怖いです。。
実は、プール中に雷が直接落ちた事故の報告はないようです。
ただし、海に雷が落ちたことは何度もあります。
1987年8月5日、高知県東洋町で雷雨の中、海岸から5m沖を固まってサーフィンをしていた集団に落雷。高校生5人と会社員1人が、感電のショックで失神しておぼれ、水死。他、2人が重体、4人が負傷。
(参考:四国災害アーカイブス、落雷事故リスト)
2005年4月3日、福岡県志摩町で悪天候のためサーフィン大会が中止。その日の夕刻、約30人がサーフィンをしているところ、雷が鳴り始める。多くのサーファーが砂浜に引き上げるも、5人が残ってサーフィンをしていたところ落雷があり、男性が意識不明の重体、女性が重症、他3人が軽傷を負う。意識不明の男性は、入院していた病院で18日後に死亡。
(参考:ウェザーニュース)
海もプールも、大きく捉えれば同じ構造です。
しかも、プールは海水よりも電気抵抗が低いため、より重大な事故になる可能性があります。

雷鳴が聞こえたり、遠くで稲妻が見えたりした時点でプールから上がり、その日は完全中止にしましょう><
雷でプールを中止にするかどうか誰が決める?
雷でプールを中止にするかどうかは、それぞれの施設の管理者や責任者が決定します。
例えば、学校のプールであれば校長や教頭、体育主任などが、市民プールやレジャープールであれば施設管理者や運営責任者が、最終的な判断を下します。
プール中止の判断基準は、以下のような要素です。
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気象情報: 気象庁が発表する雷注意報、雷電観測情報、レーダーナウキャスト(雷の活動状況をリアルタイムで表示する情報)、台風情報など。
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現場の状況: 実際に雷鳴が聞こえるか、稲妻が見えるか、空模様はどうか、風の強さなど。
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過去の事例や経験: その地域での雷の発生傾向や、過去に発生した事故の教訓など。
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施設のルールやマニュアル: 施設ごとに定められた雷発生時の対応マニュアル。
雷が止んでもすぐには再開しないことが多い
雷が止んで、ゴロゴロという音が聞こえなくなったとしても、すぐにプールの利用が再開されることはほとんどありません。
多くのプール施設では、最後の雷鳴から30分程度は様子を見るというルールを設けています。
雷の性質は予測困難で、一度通り過ぎたように見えても、再び雷が発生する可能性があるからです。
室内プールでも雷で中止になることは多い
「室内プールだから雷は関係ないだろう」と思われがちですが、実は室内プールでも雷によって利用が中止になることがあります。
室内だからといって雷の危険から完全に守られているわけではなく、雷が建物に直撃した場合、電気設備や配管などを通じて電流がプールに伝わるリスクがあります。
また、強い雷光や雷鳴は、利用者に精神的な不安を与えますし、停電などの事態も考えられます。
避難先の確保のために中止となるケースもあるので、事前に天気を確認し、施設に問い合わせておくのもいいでしょう。
【まとめ】安全第一。急な天気の変化に気をつけよう
今回の記事では、プールって雷で中止になる?その理由と基準は?といった内容を書いてきました。
雷が発生した場合、ほとんどのプールで利用が中止されます。
雷注意報でも、中止になるケースがほとんどです。
- 雷が近づいていたら基本的にプールは中止
- プールでの落雷事故はないが、海では多数ある
- 雷が止んでもすぐには再開しないことが多い
- 室内プールでも雷で中止になることがある
夏の楽しいプールは、急な天気の変化に十分に注意して計画することが大切です。
夏場は台風が急接近することもありますし…。
空が暗くなったり、遠くで雷鳴が聞こえたりした場合は、無理にプールに入ることを避け、施設の指示に速やかに従うようにしましょう。

ドシャブリの雨の中、プールではしゃぐのも楽しいですが……安全第一です!!
Comment
ことさん、コメントありがとうございます(^^)/!!
こちらこそ、協力執筆たのしかったです♪
りとさん、記事完成していただいてありがとうございます!
今回の経験、ブログ記事作成に生かさせていただきます(^^)