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【ブログの疑問】1日3記事、1日5記事とか連続投稿するとSEO的に意味ある?

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ブログ初心者の人から、「更新頻度」について質問を受けました。

  • 1日3記事投稿すると有利?
  • 毎日投稿と、まとめて投稿はどっちがいい?
  • 毎日更新するとアクセスが伸びる?
  • 更新頻度はSEOに関係ない?

などなど、1日の投稿数についての疑問は割と多いです。

 

結論から言うと、1日3記事とか1日5記事とかの多重投稿は、SEO的に有利でもないし、不利でもない。

 

実は、毎日1記事投稿×5日でも、週末に1日5記事投稿でも、どっちでも同じなんです。

 

アクセスアップに記事数は大切ですが、Googleのアルゴリズムは「記事の量」よりも、「記事の質」を重視する傾向にあります。

 

今回のブログ記事では、更新頻度とSEOについて、ブログ歴5年の筆者が実験していきます。

【Googleの回答】更新頻度より、良質な記事を書いてね

ブログの更新頻度とSEOの関係性について考えるなら、まずはGoogleの評価基準を知っておきましょう。

 

Googleサーチコンソールのヘルプコミュニティの質問に対して、あるスタッフが以下のように回答しています。

 

 

更新頻度はそれほど重要ではない。

ブログ全体の「クオリティ」を高めることが必要だ。

 

 

…なるほど。

Googleの評価基準の一つに、ブログの「情報鮮度」「更新頻度」「投稿歴」などは含まれているのですが、重要度はそれほど高くないんですね。

 

そんなことよりも、良質なコンテンツをアップすることが求められています。

読者の役に立つ記事を量産し、ブログ全体の質を上げましょう。

 

ゴミ記事を1日5記事UPより、良質な記事を週に1記事投稿すべし

ブログ初心者にも、中級者にも同じことが言えます。

 

低クオリティなゴミ記事(私も書きがち)を、1日5記事アップするくらいなら、週に1記事でもいいから良質な記事をアップした方が有効。

 

これが、SEO的な真実です。

2020年~2021年にかけて、さらに「記事数」よりも「記事の質」が重視されるような気がします。

 

グーグルという会社は、とにかく読者ファースト。

利用者が検索キーワードを入力した時に、どれだけ有意義なコンテンツを上位表示させ、読者に満足してもらえるか。

これだけが、Google的な正義。

 

ですから、低レベルな記事だったら、1日5記事がんばって更新しても意味ないんです。

じっくりと時間をかけて、週に1記事だけでも、良質な記事を投稿した方がアクセスは増えるでしょう。

 

1日3記事→1か月100記事でアクセスが伸びるという神話

ブログ初心者の間では、1日3記事とか1日5記事とか、とにかく100記事までは量産するのが良いという噂があります。

 

1か月で100記事を達成すると、アクセスが増えるとか。

それは、嘘です。神話です。

 

1日3記事だろうが、5記事だろうが、10記事だろうが、SEO的には関係ありません。

ひとつひとつの記事のクオリティだけが問題です。

 

ブログ記事100本を達成しても、読者が読む価値のない文章であれば、それは上位表示されることなく「低質なコンテンツ」とみなされてしまいます。

 

投稿日時や投稿間隔は、あくまでも読者向けのアピール方法でしかなく、Google的には何の意味もないのです。

 

【ブログ実験】1日1記事×3日と、1日3記事で違いはある?

私のブログで、ちょっとした実験をしたことがあります。

 

  • 1日1記事×3日間
  • 1日3記事まとめて

さて、どっちが有効でしょうか?

 

結果は、冒頭から繰り返し述べている通り、「どっちでも変わらない」です。

 

Googleクローラーの動きなども注意してみましたが、1日に多数投稿しても、特にSEO的に効果があるという証拠はありませんでした。

 

逆に、ペナルティなどの悪影響がある、という噂も、間違っていると思います。

 

1日5記事投稿した人が成功してる…?

ネット上には数多くのブロガーがいます。

中には、1日5記事まとめて投稿して、成功した人もいるでしょう。

 

しかし、みんな、好き勝手に情報を公開しているだけ。

彼らが成功したのは、もしかしたら5記事すべてのクオリティが高かったからかもしれません。

 

検索クエリに対して、的確な答えが書かれた「良質なコンテンツ」を5記事、一気に公開すれば、それはアクセスが増えて当たり前です。

 

1日5記事、やみくもに投稿ばかりしても、意味はありません。

 

1日何記事書いてもペナルティはない

逆に、1日何記事書いても、SEO的にペナルティ(悪影響)が出る可能性もありません。

 

知人のブロガーは1日10記事投稿したこともありましたが、特にマイナスの影響はなかったと言っていました。

それはそうですよね。

 

ブログの引っ越し、ドメインの移管など、

新しいURLの記事が1日100記事以上も追加されることだってあるのです。

 

それらがペナルティになるわけがありません。

1日何記事でも投稿すればいいと思います。

 

でも、あえて記事を貯めておいて、一気にアップするという作戦は、意味がないのでやめましょう。

 

完成した記事から順番に公開していくのが一番

1日3記事投稿しようが、5記事投稿しようが、更新頻度はGoogleのSEO上、そんなに重要ではありません。

 

つまり、ブロガーとしては「完成した記事から順番にアップしていく」のが一番です。

8割完成した記事から、どんどんアップしてしまう。

 

そうすることで、サーチコンソールでデータ収集ができますし、読者の反応もうかがうことができます。

 

完成したコンテンツを貯蓄して、週末に一気にまとめて投稿する作戦は、ぜんぜん意味がないのでやめましょう。

 

ブログを毎日更新する人が成功する理由はSEOじゃない

ブログ運営履歴を公開している人や、ブログ論を語っている人の中には、こんなことを言う人がいます。

  • 毎日更新したからアクセスが伸びた
  • 1日3記事とか5記事アップしたから成功した
  • 毎日投稿しないと読まれない

何度も繰り返しますが、一日当たりの投稿数は、SEOに無関係。

 

彼らが成功した理由は、ズバリ、「やる気と根性があるから」です。

 

急に精神論になりましたが、やはり、1日3記事も5記事も公開できる人は、ブログへのやる気が強い。

 

そういうブロガーは、どんどん勉強して成長して、やがて結果が出てくるんです。

 

1日5記事投稿で成功するのか!と、安直にとらえてはいけません。

繰り返しますが、ゴミ記事を何記事積み上げても、Googleからの評価はむしろ下がるばかりです。

 

1日3記事投稿、1日5記事投稿は、読者へのパフォーマンスとして使う

更新頻度は、SEO的にはあまり評価されません。

しかし、読者へのパフォーマンスとして活用するのは、意味があるかもしれません。

 

例えば、

  • 明日10時に5記事まとめてアップします
  • 1日3記事投稿を、30日連続で達成
  • 1か月で100記事かきました
  • 毎日3記事投稿中!

とか言われると、「おお、すごいやる気だ。真似できん」という気持ちが生まれ、そのブロガーを応援したくなるものなんですよね。

 

Twitterと連携していれば、ブログ更新の通知が短時間にたくさん届いて、存在感をアピールすることもできるかもしれません。

 

そういう意味で、1日多数投稿はファンを増やす効果があると言えます。

リピーターが増えれば、ブログの評価は上がります。

 

そういう副次的な、おまけ的なアクセスアップ効果を期待して、毎日投稿・毎日更新を続けているブロガーは多いようですね。

 

【まとめ】1日5記事投稿することに意味はない

今回のブログ記事では、1日3記事とか5記事とか、まとめて投稿することの意味について書いてきました。

 

結論としては、1日何記事書いても、SEO的には関係なし。

有利になることもなく、ペナルティを受けることもない。

 

特に近年は記事数よりも、記事の質が重視されています。

記事数を増やそうとするあまり、ゴミコンテンツばかり書いてしまうのは逆効果。

 

低質なコンテンツが増えると、ブログ全体の評価も悪化させてしまいますからね。

 

そういう意味では、完成した記事からマイペースに着実に公開していくのが一番良いんです。

50記事~100記事ほどブログ記事が貯まってきたら、過去記事のリライトもお忘れなく。

 

Googleのアルゴリズムって、ものすごい情報量を一瞬で判断しています。

 

更新頻度はそのひとつの評価基準ではありますが、そこまで重要性は高くない。

PV数もブログ収益も、正攻法でコツコツ増やしていくしかないのです。