すぐ「エビデンスは?」って聞いてくる人がうざい理由 | 天国に一番近い個人旅行
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すぐ「エビデンスは?」って聞いてくる人がうざい理由

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ビジネスの場で、もしくはSNS上でも「それってエビデンスはあるの?」という言い方をする人がいます。

  • エビデンスの意味と使い方は?
  • エビデンスエビデンスうるさい!うざい!という声
  • 日本語で「根拠」と言え!に対するささやかな反論

↑このような内容を書いていきます☆彡

 

結論から言うと、「それってエビデンスは?」とすぐ言う人は、うざい/むかつくと思われています…。

その理由は、マウントを取ろうとする態度と、語尾を上げるような微妙なアクセント…ではないかと思います(;’∀’)

 

ただし!

正直、何かを議論するときには、エビデンスはかなり重要(というか必須)でもあります。

 

今回のブログ記事では、「エビデンス」が嫌われる理由と、なぜ横文字の「エビデンス」を使う人が多いのか…両面から考察していきます☆彡

エビデンスの意味→直訳すると「根拠」「証拠」

エビデンスの意味は、「根拠」や「証拠」です。

もう少し言うと、「信頼できる裏付けデータ」のような意味合いで使われることが多いですよね。

 

要するに、「経験や勘や直感に頼らず、客観的データをもとに意思決定することが重要だ」ということですよね。

 

エビデンスっていつから使われてる?

総務省統計局のページによると、「エビデンス」という言葉が最初に公的文書の中で使われたのは1991年。予想以上に昔ですね…!

エビデンスに基づく医療】という考え方が広がっていくとともに、日本でも使われることが増えたとか。

 

新型コロナ禍では政治家も「GoToトラベルが感染拡大の原因であるエビデンスは存在しない」みたいな使い方をしていましたね…。

 

今では医療用語・学術用語・ビジネス用語としてではなく、一般の人がSNS上で「それってエビデンスある?」と使うようになっています。

 

エビデンスエビデンスうるさい!という声

↑ネット上では「エビデンス」という言葉がやたらと使われることに対して不快感を示す人が多いです。

 

【エビデンスエビデンス うるせぇんだよ】とGoogle検索窓に入力した人がいるほど、うざがられています…。穏やかじゃないですね。。

 

確かに、なにか意見を表明するたびに「それってエビデンスは?」とか言われたらウザイかも…(;’∀’)

 

Twitterでも「最近、エビデンスってうるさい」という漫画家さんの投稿に対して、多くの共感意見がありました。

(※エビでやんす、は最高!!笑)

 

エビデンス↗というアクセントがダサイ…?

そもそも、なんでもかんでも「エビデンスあるの?」とか言ってる人は、その発音がまずダサイ…という意見もあります。笑

 

英語で「evidence」を発音するとき、アクセントは第一音節の「エ」にきます。”エ”ビデンス↘です。

 

しかし、カタカナ英語で「エビデンス」と言いたがる人のアクセントは、第三音節にきます。エビ”デン”ス↗です。

IKKOさんの「背負い投げ~~↗」と同じ発音ですね。(ちょっと違う)

 

【考察】マウントを取るために使うから嫌われるのでは…?

「エビデンスって使う人はうざい、うるさい、嫌い」と言われるのは、マウントを取るために使ってるから…という理由もあるのではないでしょうか。

  • 相手を論破できる気がする
  • 頭が良いように見える
  • カッコいいように見える

↑このような考え方で、なんでもかんでも「エビデンスは?」と聞くからウザイのです。

 

例えばですが…

「あなたの意見はすごい魅力的ですね!私も賛成です!!ただ、AとBについてはエビデンスはあるのでしょうか?それがあれば多くの賛同を得られそうですよね♪私も確認してみます!」

↑このようにエビデンスという言葉を使われたら…うざくないのではないでしょうか?(…逆にうざい??汗)

 

つまり、「エビデンスって言葉が嫌われてるのもあるけど、それ以上に使う人の態度がウザイ」と言えるかもしれませんね☆彡

 

エビデンスって…日本語で言え。使う奴うざい!に対する援護【なぜ使う?】

「エビデンスとかカッコつけてないで、日本語で言え!」という意見があります。

 

最近は、なんでもかんでも横文字ビジネス英語にする傾向がありますからね…。(アグリーです、とか)

 

しかし…!

こんな記事を書いておいてアレですが、私は「エビデンスって使う奴、の援護」をしたいです。

 

なぜ日本語で「根拠」と言わず、エビデンスって言葉を多用するのか…理由は2つです。

 

①エビデンスを日本語で言うと「主張の根拠となる信頼できるデータやソース」になっちゃう

まず、エビデンスは直訳すると「根拠」「証拠」ですが、学術界やビジネス界で使われるときには、もっと踏み込んだ細かなニュアンスがあります。(たぶん)

  • 論拠となるデータ
  • 科学的な、信頼できる客観的データ
  • 権威性のあるソース

↑こんな感じです。

 

例えば、「花粉症にはどんな薬を飲んだらいいか?」という問題に対して、「コレだよ。なぜなら、いつも飲んでてすっごく効くから」と答えれば、これはいちおう「主張に対する根拠」です。

 

しかし、これはエビデンスとは違います。

医学的に、科学的に、統計的に、しっかりと効果効能が確認されていることで初めて「エビデンス」と呼べます。

 

つまり、根拠とエビデンスは微妙に違うのです…。

日本語で表現するなら「主張の根拠となる信頼できるデータやソース」とか、「論拠データ」とかになるでしょうか?

りと
りと

結局、英語が入ってるじゃん…!!

 

②あと…エビデンスって大事です

あと、そもそも論ですが、何か議論をするときにエビデンスは大事です。

 

例えば、「ネットが普及していじめが広がった。ネット規制をすべきだ」という意見について。

  • 本当にネットが普及していじめが増えたのか?
  • 増えたなら、程度はどうなのか?減った面はないのか?
  • ネット規制をしていじめが減ると言えるのか?

↑このようなエビデンス(主張の根拠となる信頼できるデータやソース)がないと、具体的な議論にはなりません。

 

つまり、「それってエビデンスはありますか?」という確認自体は、至極まっとうです。

 

推測や感情論だけで「ネットの普及でいじめが増えた。被害者がかわいそうだからネットを規制する」という政策ができてしまったら…?

 

特にいのちを左右するような議論においては、「正しそうに聞こえる主張」にもエビデンスを求めるのは当然だと思います。

 

※ひろゆきさんの「それってあなたの感想ですよね?」という状態で議論が進んでいくのはよくない。。

りと
りと

以上のように、「エビデンス」を使う人にも理由があるのだと思います。

 

【まとめ】エビデンス確認は大事。相手への敬意を持って使えばうざくない(※エビデンスなし)

今回のブログ記事では、エビデンスという言葉が使われることについて、いろいろと考察してきました。

 

要点をまとめると、以下の通り。

  • エビデンスという言葉は医学用語として使われ始めた
  • やたらエビデンスエビデンスうるさい人が増えてる
  • エビデンスって使う人の態度がうざいのでは?
  • 「日本語で言え!」という意見があるが、日本語だと意外と便利な言葉がない

安易に、流行り的に、「それってエビデンスあるの?」と聞くのは、ナンセンスです。

 

相手に(相手の意見に)敬意を持ってさえいれば、エビデンスの有無を確認するのはとても大事なことだと思います☆彡

 

この記事を参考にすれば、きっと、うざいと思われないでしょう。

(↑これって私の感想ですよね)

 

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