おジャ魔女どれみ20周年記念作品の『魔女見習いをさがして』を映画館で公開初日に観てきました。
話題性が高く、ずいぶん盛り上がりましたが、実は、おジャ魔女どれみファンの間では、賛否両論。
- 評判以上に面白い
- メッセージ性が高く、感動した
- 全然面白くない
- つまらない
- 期待外れだった
などなど。
大のおジャ魔女ファンである私のガチ感想は、「面白くないって意見もわかるけど、やっぱりおジャ魔女はリアルで、メッセージが力強くて、素晴らしい」というもの。
(↑感想が長い)
今回のブログ記事では、アニメDVD全巻&ラノベ小説全巻を、何度も見返している筆者が、映画『魔女見習いをさがして』の感想、評判について語っていきます。
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【魔女見習いをさがして】感想・評判は…総じて高評価だが
まず、世間一般の『魔女見習いをさがして』の感想・評価・評判をまとめてみました。
総じていえば、高評価で満足度の高い映画作品でした。
映画.com、filmarksなどの映画の口コミ投稿サイトでも、まずまずの評価。
しかし、★1を付けている人もいるし、★5は意外と少なかったりもします。
アニメ・おジャ魔女どれみの制作陣が再集結し、20周年記念として満を持して作り込まれた映画作品。
なぜ賛否両論、分かれたのでしょうか?
【ガチ感想】面白くないって評判は分かるが、リアルなメッセージ性に感動
ここで、おジャ魔女どれみシリーズの大ファンである筆者の感想を。
改めて『魔女見習いをさがして』の感想を一言で言うと、
面白くない、つまらないという感想も理解できるけど、リアルなメッセージ性に感動した!って感じです。
つまり、個人の中でも賛否両論あるのです。
もう少し詳しく説明していきます。
【期待外れ感】魔女見習いのみんなが登場しない…ストーリーがつまらない
『魔女見習いをさがして』を見終わったおジャ魔女ファンの感想は、これって…何の映画?という人も多かったようです。
- つまらない
- 面白くない
- おジャ魔女じゃない
- 何だったの
- 魔女も魔法も出てこないのが残念
- ぶっちゃけ期待外れ
このような否定的なコメントついて…実は私も、一部、同感です。
第一、魔女見習いが全然登場しない。
どれみ、はづき、あいこ、おんぷ、ももこ、ぽっぷ、はなちゃん、魔女見習い&魔女が、誰もちゃんと出てきません。
(そもそもそういう作品ですが)
おジャ魔女どれみのアニメを「懐かしい!みんなに会いたい!」と思い、劇場に足を運んだ人もいるはず。
知らない成人女性3人が主人公という時点で「面白くない」と感じたのでしょう。
また、第二に、ストーリー・脚本がイマイチ面白くない、という意見もあります。
私は栗山緑さん、佐藤順一さんは神様だと思っていますので、批判はできません。
でも、「リアルな現実」を追求するあまり、少し気持ちよくない表現があった印象は拭えません。
- 救いようのないクソ(ヒモのダメ男)が登場
- お酒を飲んでくだをまく
- 女子旅に、男がひとり付いてくる
- ガールズバーに通ってる男が彼氏に?
- 描写がリアルすぎてテンポが悪い?
- 全体的にゆったりしすぎ?
といった感じ。
(結構批判してしまった…笑)
ストーリー全体がつまらないとは思いません。
でも、ちょっと中盤あたりは、冗長というか、何も起きない女子旅を見せられている感じがしてしまいました。
特に、気持ち悪いダメ男は、ちょっとヒドすぎたかな。
あんな男、馬越さんが描いちゃ、ダメです。
つまり、ある人の評判通り、私も「ちょっと違うな」という感想を持ちました。
面白くないという批評も、ある意味では納得できるんです。
【それでも感動】メッセージ性が強い!現実の悩みは自分の力で切り開く
そんな悪評(?)もありますが、おジャ魔女どれみシリーズ全体を通しての強いメッセージ性を『魔女見習いをさがして』でも感じることができました。
「人生の悩みは、自分の力で切り開け」
という、強烈なメッセージに、感動。
アニメ版の時から、どれみ達は魔法を使えるけれども、魔法に頼りすぎず、自分たちの力で問題解決をしてきていました。
魔女見習いから魔女になるかどうか、という時も、
結局「魔女にならず、人間のままでも、自分の力でやっていける」という決断を下します。
それと同様、映画中の新たな主人公3人
- 大学生のソラ(22歳)
- 帰国子女のOLミレ(27歳)
- フリーターのレイカ(20歳)
たちも、自分の力で、友情の力で、悩みを乗り越えていくのが印象的。
そしてラストは「MAHO堂」がカフェに生まれ変わります。
どれみたちが波乱万丈を繰り広げたMAHO堂の歴史に、新たな1ページが加わる。
現実世界に魔法はない。
でも自分の力を信じれば、魔法のようなパワーが湧いてくるし、悩みは乗り越えられる。
『魔女見習いをさがして』からの、素晴らしいメッセージだと思いました。
おんぷちゃんのエンディング曲が一番の大感動
さらにラストのラスト、一番のクライマックス!!
エンディングソングが流れます…
え!?おんぷちゃん!!!!!
おんぷちゃんが歌っている!!!
これで、大号泣。
おんぷちゃんにエンディングソングを歌わせるのは、反則。
ハッキリ言って、これだけで2000円近い映画チケット代、価値ありました。笑
本当に良かったです。
前半~中盤の、なんとなく冗長に感じた女子旅ストーリーも、ラストで大感動。
面白かった、観に来てよかった、やっぱり最高だ…
そう思いながら、帰路につきました。
以上、賛否両論、おジャ魔女ファンによる「ガチ感想」「辛口批評」でした。
▶【ド真ん中】おジャ魔女どれみ世代って何歳?年齢層をまとめた【何歳向け】
おジャ魔女どれみを観たことない人は、普通に楽しめる
もうひとつ付け加えておくと、『魔女見習いをさがして』は、おジャ魔女どれみシリーズをあまり観たことがない人にとっては、普通に面白い映画らしいです。
成人女子3人の悩みがリアルだし、
女子旅もリアルだし、
観光風景もリアルだし、
夢をかなえていく過程もリアル。
だからこそ、感情移入しやすく、魔法に頼らなくても頑張ろう、と思えるようなストーリーになっています。
世界観も変わっていないし、コミカルな表現や、ちょっとしたギャグも健在。
メインのキャラクターも可愛くてキャラが立っていて、いいですよね。
さすがおジャ魔女どれみ制作チームです!!
【まとめ】魔女見習いをさがして、は賛否両論だが感動のエンディング
今回のブログ記事では、アニメ映画『魔女見習いをさがして』の感想・評価・評判について、まとめてみました。
結論としては、
つまらない、面白くないという否定的な口コミも理解できる。
でも、苦しい現実を自分の力で生きていくという強いメッセージ性と、エンディングのおんぷちゃんの歌で、大感動でした。
個人的にも、ストーリーや登場人物の面で、ちょっと残念な部分はありましたよ?
それでも、やっぱりおジャ魔女どれみのチームは偉大。
メッセージが強い。
私も、自分の力で、人生を切り開いていこうと思います。
(でも、このレビュー記事、拡散してほしい…さっそくの他力本願)
もちろん、アニメーションの作り込みは最強レベル。
作画監督、馬越嘉彦さんですし、監督がサトジュンですから。
素人から見ても「細かく表現されていたな~」と実感。
おジャ魔女ファンとして、本当に嬉しい映画でした。
20周年が過ぎた今年以降も、何かしらのイベントがあればいいなと期待しています。
ちなみに、映画のDVD発売日が決定しています。
2021年4月2日です。
▶【4月に決定】映画・おジャ魔女『魔女見習いをさがして』のDVD発売&レンタル開始はいつ?
昨日ようやく見ました。
やっぱり賛否両論ですよね。なんかわかる感じがします。
レイカの父親と再会するシーンとか唐突だったし、その後のケンカと仲直りもなんかあっさりだし(そういえばレイカの父親が玉木ってのも当然かかってますよね)。
あと3人の主人公ってそれぞれレイカ、ソラ、ミレでどれみ、はづき、あいこ(+おんぷ)を映してるのかなと思いました。そのうえでそれぞれが持ってる魔法玉の色が違うのも違和感でした。何か仕掛けがあると思います。
リアルすぎるは違和感なかったつもりですが、中盤に「ガールズバー」って単語が出てきたのは引きました。さすがに要らなかったんじゃあ
多分この映画でコンテンツ自体終わりですよね。あの6人がそれぞれ現役で続けてたこと自体奇跡だと思います。オンタイムで大好きだったものとしてはそろそろきちんと終わりにしてほしいです。この意見も賛否ですね。