キーボードを打ち間違えることを指して、「ミスタイプ」と「タイプミス」という言葉が使われます。
- タイプミスとミスタイプってどっちが正しい?
- 正しい英語か、和製英語か?
- 英語ネイティブの人は打ち間違えのことを何という?
このような情報を、ブログ記事にまとめました。
結論から言うと、タイプミスもミスタイプも同じ意味ですし、どっちを使っても問題ありません!
日本では「入力ミス」って言うことも多いですね!
ちなみに、海外では「ミスタイプ」の方が一般的な使われ方のようです。
今回のブログ記事では、「タイプミスとミスタイプ」の2つの表現について、英語辞典などの情報をもとにしながら解説します。
ミスタイプの意味と使い方
ミスタイプは、英語の「mistype(動詞)」を日本語に翻訳した言葉です。
直訳すると「誤った入力をする」という意味になりますね。
名詞ではなく、動詞なんです!
具体的には、キーボードを打つ際に「こんにちは」と入力したいのに、「こにちは」と誤入力してしまうことなどを指します。
ミスタイプは、英語で一般的に使われる表現です。
ただ、日本語としても親しみやすさがありますね。例えば…
- ミスった
- ミスショット
- ミスプリント
- ミスキック
- ミスキャスト
↑このように、ミス〇〇という言い方は、日本でも日常的に使われています!
タイプミスの意味と使い方
タイプミスは、英語の「type miss」をカタカナに翻訳した言葉です。
直訳すると「印刷の誤り」となりますが、キーボード入力においては「誤入力」のことを指します。
タイプミスは、英語圏でも正しい表現ではあるようです。
辞典にも掲載されているとか。
ただし、どちらかと言うと英語圏では先ほどの「ミスタイプ」の方がよく使われます。
日本では、どちらかと言うと「タイプミス」の方が使われませんか!?…多分ですが。
ちなみに・・・
- キャッチミス
- ニアミス
- シュートミス
- パスミス
- オーダーミス
↑などなど、〇〇ミスという単語も、日常的に使われていますね。
そういわれてみると、バスケでは「ミスパス」とか「ミスシュート」とは言いませんね。
ミスタイプとタイプミスの例文:英語では前者が使われる?
先ほども少し触れましたが、英語としては、どちらの単語も間違っていません。
英語の辞書にも、しっかり掲載されているようです。
ただし、どちらかと言うと「ミスタイプ」の方が使われる傾向にあるとか。
それぞれ、例文を紹介しておきます。
■The student mistyped the math formula and obtained an incorrect result for the calculation.
(その生徒は数式を誤って入力し、正しくない計算結果を得ました。)■I made a type miss in my homework and accidentally wrote “teh” instead of “the”.
(宿題でタイプミスをしてしまい、「the」の代わりに「teh」と書いてしまいました。)
前者の例文では、「mistype」が誤って入力することを指す「動詞」として使用されています。
後者の例文では、「type miss」が間違いや誤植を指す「名詞」として使用されていますね。
語順が逆なのに意味が同じ言葉は他にもある
先ほども少し例示しましたが、「語順が逆でも意味が同じ言葉」って割とあります。
- ミスオーダーと、オーダーミス
- エラーメールと、メールエラー
- ノートブックと、ブックノート
このように、単語の順番を入れ替えても同じ意味を持つ言葉を「順序可逆語(Reversible Word)」と呼ぶこともあるみたいですね♪
【まとめ】ミスタイプもタイプミスも正しい使い方です!
今回のブログ記事では、「ミスタイプとタイプミス」について解説してきました。
ミスタイプは海外でも日本でも広く使われ、親しみやすい表現です。
一方、タイプミスはどちらかと言うと日本で使うことが多い表現です。
どちらも英語表現としては正しくて、間違っていません!!
急いでキーボード入力する際には、ミスタイプやタイプミスが発生することは避けられませんよね。(スマホ入力も同じですね…!)
※参考記事はこちら↓
▶【悩み】誤字脱字が直らない原因&直し方7つ【タイプミス多すぎ…病気?】
今回の記事がなにかの参考になりましたら幸いです☆彡