富士登山では、売店(山小屋)での食事が楽しみのひとつ!(というか、唯一のオアシス…?)
売店で売ってる商品の値段がおもしろかったので、共有します。
- 富士山の山小屋/売店では何を売ってる?
- 山小屋でのカップラーメン値段は600円!?
- 自販機のペットボトル、値段は?
- 山小屋の料理は高すぎる?
このような情報を、ブログ記事にまとめました。
結論としては、富士山の売店(山小屋)では、あたたかい食事を食べられますが、値段はすごく高いです!
私は須走ルートで日帰り登山をしましたが、8合目の売店で食べたカップヌードル600円が、最高に美味しかったです><
その他、ペットボトル飲料や手作りカレーライスを買っている登山者もいました。
料金、値段が気になる人は多いと思いますので、今回のブログ記事で解説します!
そもそも富士山の山小屋って→売店&宿&トイレ
そもそも、富士山の山小屋って、どのような役割があるでしょうか?
- ベンチ、休憩所
- 売店
- 食堂
- 有料トイレ
- 宿泊
- 焼き印
- 登山ペースを把握する目印
一泊二日でご来光を見る場合などは、山小屋に宿泊するのが一般的ルート。
その他にも、登山者をおおいにサポートしてくれる存在です。
その中でも、今回は特に、「売店」「食堂」としての役割と、その詳しい内容について紹介していきます!
富士山の売店では何を売ってる?
富士山の売店では、どんなものを売ってるのでしょうか?
- ペットボトル飲料
- アルコール類
- お菓子
- 食事
- バナナなどのオヤツ
- お土産類
- 簡易的なレインコート
- 酸素ボンベ
山小屋によって取り扱い商品が全然違いますが、正直、すごく便利です。
本格的な登山家は、山小屋や売店はなく、自分の背負った荷物だけで踏破しなくてはいけないことも多いですもんね。
その点、富士山ではチェックポイントごとに山小屋があり、心強い!
ちなみに外のベンチは誰でも無料で使えますが、山小屋の中は「食事メニューを買った人だけ」が座れたりします。
強風から身を守って、あたたかい食べ物を食べると、かなり回復しますよ!
食事のメニュー/料金・値段はいくら?
富士山の山小屋(売店)では、どのような食事メニューがあるでしょうか?
そして、注目はその値段・料金です。
- カップヌードル:600円
- ペヤングやきそば:700円
- うどん:800円
- おでん:800円
- おしるこ:700円
- 豚汁:600円
- カレーライス:1200円
- 牛丼:1600円
値段が高い…!?
いや、確かに地上価格と比べたら3倍くらい高いです。
でも、海抜3000メートルの山小屋で、あたたかい料理が食べられるのって、すごいことじゃないですか!?
個人的には、「すごく安い。ありがたい」と感じました。
※ちなみに、山頂だとカップラーメンが1000円という口コミもあります。
富士山登頂。山頂で食べたかったカップラーメン1,000円バカうま。 pic.twitter.com/i692fMUagB
— あき (@aki_gsx250r) August 18, 2023
ルートによって、売店によって、価格は変わるようです。
ペットボトル飲料はいくら?
富士山では、飲み物の確保がすごく大事。
気になるのは、ペットボトル飲料の値段ですよね。
登山口となる5合目では、自販機があります。
それ以降は、山小屋(売店)で購入することができますが、やっぱり高いです。
- 5合目:200円
- 6合目:400円
- 7合目以降:500円
基本的には、このくらい価格が違ってきます。
(ルートによって、値段は変わります)
あなたは、缶コーヒー1本に500円を払えますか!?笑
ちなみにコーラなどの炭酸飲料は、かなりの勢いであふれ出てくるみたいなので、ふたを開けるときには要注意☆彡
ビール・日本酒はいくら?
山小屋では、アルコール類も売ってます。
- 缶ビール:600円
- 日本酒一合:600円
富士山の山頂でビールを飲むなんて…日本一贅沢なことかもしれませんね(^^♪
600円なら安いものです!!!笑
それにしても、日帰り登山客でアルコールを飲んでたら、ツワモノすぎる…><
飲まなくても、十分にベロベロ(いや、ヘロヘロ)でした。。。
【体験談】富士山8合目のカップラーメン最高!値段度外視
私は須走ルートで富士山の日帰り登山をしてきました。
詳しい体験談は別記事で書く予定ですが、ひとまず売店での感想を。
行動食もしっかり持って、万全の態勢で臨みましたが、山小屋にたどり着くと、どうしても「あたたかい料理」が食べたくなりました。
そこで注文した食事が「カップヌードル」です。
値段は600円。
- 醤油味
- カレー味
- シーフード味
の3種類から選ぶことができました。
(もともと大好きなシーフードを選択!)
お湯を入れて渡してくれて、待つこと3分…
標高が高すぎてお湯が100度にならないらしく、少し麺がゴワゴワしていましたが、本当に絶品でした♪
あたたかいスープが内臓に染み渡る~
麺がツルツルっと食べやすくて、すごく元気が出ました!!
こんなに美味しいカップヌードルは、富士山でしか味わえないかもしれない。
ハッキリ言って、600円でも高くない。高級料理に匹敵するおいしさに、感動しました><
自分でお湯を沸かすのは割に合わない
カップヌードルなら、スーパーで100円ちょっとで買える。
お湯なら、キャンプグッズのバーナー等を持っていけば、沸かすこともできる。
しかし、富士登山では、荷物の軽量化が体力消費に関わってきます。
沸騰させる用の300ミリリットル程度の水も自分で用意しなければいけないことを考えると、「カップヌードル(お湯入り)」が600円なのは妥当。
気合を入れる意味でも、富士山の売店では、ぜひ食事をしてみるのをおすすめします!
ちなみに富士山登山で飲み物はどのくらい?何リットル必要?
ちなみに、富士山を日帰り登山するのに、飲み物は何リットル必要でしょうか?
結論としては、ひとり1.5リットルを持っていけば足りると思います。
私は、600ミリのペットボトルを2本持っていき、ギリギリでした。
正直に言って、売店で500円を出して買うのが嫌だったので(←ケチ)、飲み物くらい自分で背負って頑張ろうと思ってました。
ネット上では、「ひとり1リットル必要。足りない分は売店で購入しよう」という表記が多かったです。
ただし、個人的には1リットルでは足りません。
高山病を考えると、水分不足は絶対に避けたいところ。
荷物が重くなるのは承知で、1.5リットル持っていけば売店で買い足す必要性がないかもしれませんね。
※おすすめの行動食
参考までに、私が色々と調査して厳選した「おすすめ行動食」を紹介します。
ウィダーインゼリーは行動食の代表選手。
重さがあるので大量には持っていけないかもしれませんが、2つあれば最強です。
ナッツ類は、栄養素が豊富で、塩分も補給できるのが最高。
食物繊維もたっぷりで、けっこう腹持ちします。
ある登山サイトで紹介されてた「そのまんまレモン」。
登山中は酸味のあるフルーツがとても美味しく感じるのだそうです。
結果的に…ほんとうに美味しかった。
下界に帰ってきてからも、ちょっとハマってます。笑
富士山売店の値段…マーケティング的に興味深い
余談ですが、富士山売店の商品価格は、マーケティング的に興味深くないですか?
(そんなことないか)
スーパーでは80円で買えるペットボトルが、コンビニだと120円。
それが街中の自動販売機だと150円。
それが富士山の5合目だと200円。
富士山の7合目以上だと400円~500円。
標高3000メートルまでの運搬費用がかかるというコスト的な側面もありつつ、希少性が高いので値段が高くても売れるという側面も。
値段から考えると、スーパーよりも6~7倍は、希少性が高いことになりますね。
…ハッキリ言って、もっと高いお値段でもいいのかもしれません(^▽^;)
登山者から見ると、ペットボトル500円でも、ありがたい安さです。
荷物が500g軽くなるなら、すごく助かる。。
【まとめ】富士山売店のメニューと値段!食事料金は高いけど最高!
今回のブログ記事では、富士山の売店(山小屋)における食事メニュー&値段価格などについて、解説してきました。
要点をまとめると、以下の通り。
- 富士山の山小屋は多くの役割を担う心強い存在
- 食事メニューは料金が高いけど価値アリ!
- ペットボトルの値段も高いけど価値アリ!
- 疲れた登山中に食べるカップヌードルは最高
- 飲み物はひとり1.5リットル持ってれば足りる
いかがだったでしょうか?
カップヌードルに600円も払って、その味わいに感動することって、人生で何度もないでしょう。
富士山の売店ならではの感動があります。
ちなみに食事メニューの中では、カレー・カップヌードル・インスタントラーメンあたりが人気のようです。
ペヤングを食べてる人もいましたが、個人的にはスープがあった方が嬉しいかな!
※富士山の登山は言うまでもなく最高でしたが、ハワイ島や万里の長城もステキでした↓