ホテルに宿泊すると、客室内にはメモ帳と一緒に必ずボールペンが置いてありますよね?
あのホテルのボールペンって、無料で持ち帰りOKなのでしょうか?
それともホテルの備品だから持ち帰ってはダメ…?
結論としては「ホテルによってルールは違うけど、欲しければ持ち帰っても大丈夫なことが多い!」ようです。
今回のブログ記事では、ホテル客室内のボールペンやアメニティの持ち帰り問題について、法律サイトや、ホテルサイトの情報を交えながら紹介します☆彡
ホテルのアメニティってどこまで持ち帰りOK?
ホテルに宿泊すると、客室内にいくつか備品がありますよね。
- メモ帳
- ボールペン
- アメニティセット
- お茶
- 寝具
- タオル
などなど。ステーショナリーとも呼ばれます。
このうち、洗面系アメニティセットは普通にもらえるものだと思います。
個包装になっているお茶も飲まなかったなら、持って帰ってもよいと思います。
寝具やタオルは、間違いなくホテルの備品!!!これは常識。
※窃盗罪になる可能性もあります…
さて、メモ帳やボールペンはどうなのでしょう…?
持ち帰りできる?できない?
…ちょっと迷いますよね(´;ω;`)
ホテルのオリジナルボールペンが欲しい!
ホテルにおいてあるボールペンは、特注のオリジナルデザインになっていることが多いです。
↑こういうのってお土産の一つにちょうど良くないですか?
特に海外旅行などで気に入ったホテルがあると、「このホテルのオリジナルボールペン…お土産にぜひ欲しいな♪」と感じます。
割とデザインが凝っていて可愛かったり、使い心地がよかったり。
しかしホテルの注意書きを読んでも、
- ボールペンはご自由にどうぞ
- ボールペンは持ち帰らないでください
といった文章は見たことがありません。
…わざわざフロントに聞くほどでもないし。
そんな感じで永遠の謎になりながらも、特に気にしていなかったのですが、ブログのネタを考えている時、急に「調べてみよう」と思い立ったのです。
ちなみに海外の一流ホテルでは、タオルの持ち出し禁止が書かれていたことはありました。
高級ホテルのタオルってフワフワで質がいいから、持って帰っちゃう人がいるのかもしれませんね。
ホテルのボールペンは持って帰っていい【ルールは曖昧】
ホテル客室内のボールペンは、持ち帰りOKなのでしょうか?
それとも、ホテルの備品だから持ち出し禁止なのでしょうか?
調べてみたところ、基本的にはOKだけど、NGのホテルもあるということです。
以下は、ホテル向けアメニティ販売サイトが記載している「お客様のお持ち帰りを歓迎するアメニティ一例」です!!
↑ハッキリと「お土産用ボールペン」と書かれていますね!
ホテルの名前が書いてあるオリジナルボールペン…やはり持ち帰りを歓迎しているところもあるのですね(^^♪
どうしても欲しかったらフロントに聞いてみるのが一番確実。
あとは常識の範囲内で考えてみれば大丈夫かと。
ホテルマンにアメニティボールペンについて聞いてみた
実際にホテル業界に勤務している友人(←割と名の知れた中流チェーンホテル)に聞いてみると、
という回答でした。
なるほど。
ホテルの名前が入ったボールペンを持って帰ってもらうことで、わずかながら広告効果もあるのですね。
ノベルティグッズとしての役割です!!
確かに、自宅にホテルのボールペンがあったら、何か書いている時にそのホテルのことを思い出すかもしれません。
友人にペンを貸してと言われた時に、ホテルの話題になるかもしれません。
これは宣伝効果だ。納得。
「記念に、お土産に、欲しいな」と思っていた私の気持ちは、ホテル側としても(多少は)ありがたいことだったのですね。
逆に、そのホテルに興味のない人はボールペンにも興味がないだろうから、持ち帰られなければ備品コストの節約になります。
あえて持ち帰りへのルールをあいまいにすることで、
- 興味ある人は広告に使ってもらう
- 興味ない人は持ち帰らないからコスト削減
という戦略が出来上がっているのかもしれません。
考えすぎか?と思いましたが、多分、そこまで考えられているのだと思います。
ホテルニューオータニはボールペンが消耗品になってる
※ホテル・ニューオータニの公式サイトには、消耗品としてボールペンも含まれています。
このように詳しく書いてあるホテルはなかなかないですが、持ち帰りOKというホテル側の公式見解のひとつの証拠ですね^^
売店で販売している場合はやめておこう…
ホテルのフロント脇などにある売店。
その売店でホテルのボールペンが販売されていた場合は、さすがに持ち帰りはNGでしょう。
もし2000円とか書いてあったら…とても持ち帰る気にはなれません><
やはりフロントにずばり質問してみるのが一番です!
リッツカールトンなどの高級ホテルも持ち帰りOK?
ニューオータニはボールペン持ち帰りが許可されていましたが、
リッツカールトン・ウエスティン・ヒルトンなどの外資系高級ホテルはどうでしょうか?
調べてみたところ、
ボールペン・メモ帳・ハガキは基本的に室内で使ってもらいたいけれども、持ち帰っても特に問題はない、ということでした!
ブルガリなど、高級ブランドのバスアメニティも多いですが、使わなくても補充されるくらいなので、遠慮なく持ち帰りましょう。
▶【決定版】高級ホテルのアメニティーはどこまで持ち帰っていい?
アパホテルなどのビジホは持ち帰りOK?
逆に、アパホテルや東横インなどの、ビジネスホテルでは、ボールペンの持ち帰り問題はどんなルールなのでしょうか?
調べてみましたが、持ち帰りのルールは特に記載なし。
持って帰っても、特に電話がかかってきたり、請求がきたりすることはなさそう。
ちなみに、ボールペンメーカーが販売促進としてビジネスホテルにボールペンを置くこともあるようです!そういうときは、逆に「ぜひ持ち帰って欲しい」わけですね!
※アパホテル客室内の本や雑誌は持ち帰り不可。
▶【アパホテル】客室の雑誌&社長の本は持ち帰りOK?→備品なのでダメ
メモ帳やメモ帳スタンドやボードはもらえる?
室内に置いてあるメモ帳は「ご自由にどうぞ」だけど、
メモ帳を挟むスタンドやボードとかは、持って帰らないでほしいもの(備品)なんだそうです。
そりゃそうだ。
まあ、感覚的にわかるけど、ちょっとややこしいですね^^;
- 持って帰ってもよいもの
- 持って帰ってはいけないもの
とか客室内に書いてあったら、それはそれで不快に思う人もいるでしょうし。
基本的にはお客さんの好きなようにくつろいでください、というスタンスなのだと思います。
そういえば、チェックインの時に色々と注意点を説明されることも少なくなった気がします。
※ホテルでのデリバリーについての記事
▶【ホテルに出前できる?】宅配ピザをデリバリー!ビジネスホテルも可能!
もしかしたら持ち出し禁止のホテルもある?
私が調べた限り、そして友人に聞いた限りでは、
ボールペンもメモ帳もノベルティ扱いで、ご自由にお持ちくださいという結論でした。
しかし、もしかしたら一部のホテルでは完全に客室の備品として管理しているかもしれません。
それならそうと書かれているかもしれませんが、一応気を付けましょう。
私の予想だと、
- 超格安のビジネスホテル
- 共同で使うペンション
- 超高級ホテルの万年筆みたいなペン
といった場合だと、持ち帰るのは遠慮した方が良い気がします。
念のために。
価値観はいろいろですし、ルールもいろいろです。
宿泊したすべてのホテルでボールペンを持ち帰り、自宅に何十本も持っている人もいるとか…
それはちょっと…と思いますよね^^;
マナーや常識が問われるところです。
【Q&A】ホテルのボールペン持ち帰り問題に関するよくある質問
-
Q海外のホテルのボールペンは持ち帰れますか?
-
A
多くの海外ホテルでは、ロゴ入りのボールペンは宣伝用として提供されており、持ち帰りが許可されています。ただし、ホテルごとに方針が異なる場合があるので、確認するのがベストです。
-
Qホテルのアメニティは持って帰ってもいいですか?
-
A
一般的に、シャンプー、コンディショナー、石鹸、歯ブラシなどの使い捨てアメニティは持ち帰っても問題ありません。ただし、ガウンやタオルなどの再利用可能なアイテムは持ち帰り不可です。
-
Qホテルでドライヤーを備品として持ち帰ることはできますか?
-
A
ホテルのドライヤーは備品であり、持ち帰ることはできません。持ち帰った場合、盗難と見なされ、追加料金が発生することがありますので、注意が必要です。
-
Qホテルのコーヒーは持ち帰れますか?
-
A
ホテルの客室に置かれているインスタントコーヒーやティーバッグなどの消耗品は、持ち帰ることが一般的に許可されています。多くのホテルでは、これらをサービスの一部として提供しています。
参考にしてみてください☆彡
アメニティの持ち帰りにもエコの視点を
ホテルのアメニティの持ち帰りについて記事を書いている私ですが、実はエコには気を使っています。
だから気に入ったアメニティや、必要な個包装のものは持ち帰ることがありますが、基本的に使わなかったアメニティはそのまま部屋に残します。
歯ブラシ・カミソリ・くし・ヘアゴムなんて、自分のものがありますから、わざわざ新品のものを開封してプラスチックごみにする必要はありません…
ホテル宿泊を最大限に楽しみつつ、無駄なゴミは出さないように心掛けたいですね。
ホテルのボールペンは基本的に持って帰るのOK!
今回のブログ記事では、ホテル客室内のボールペンについて情報をまとめました。
結論としては、ボールペンは宣伝効果を狙ったノベルティでもあるから、お客さんの自由で持ち帰りもOKということでした。
厳格なルールにすると、全員が持って帰っちゃったり、全員が持って帰らなかったり、ホテル側も運営が難しいところなのかもしれません。
私のブログ記事を読んで「タダでもらえるなら、ホテルのボールペンもらっとこう」という気持ちで持ち帰る人が増えるかもしれません。
でもそれはそれで宣伝効果の一部ですよね?
あなたが使うボールペンを見て、ホテルの存在を知る人もいるかもしれませんから。
「小さい、くだらない」と思う人もいるかもしれませんが、私にとっては永遠の謎だったのですっきりしました!!
他にも気になっている人がいると思うので、是非SNSなどでお友達にも教えてあげてください!
私も、今後は気に入ったホテルのボールペンはフロントに聞いてから持って帰り、記念品にしようと思います^^
ご質問などありましたら、お気軽にお問い合わせください。
あまりホテルのボールペンを気にした事がなかったです。安価なホテルにしか泊まった事がなかったかもしれません^^;使い捨てみたいなプラスティックでクリップがついてようなボールペンしかイメージしてなかったのですが、
高級ホテルだと、ホテルの名前の入ったボールペンが置いてあるのですね。絵宣伝効果にもなるのであれば、そんなホテルに泊まった時には、是非ホテルのフロントで確認してから、持ち帰りたいなーと思いました。
ボールペンを気にするようになったら、癖になりそうです。
コメントありがとうございます!
安価なビジネスホテルのクリップ付きのボールペンも、結構使いやすいですよ。笑
アメニティグッズが「売り」のホテルも多いので、確認してから持ち帰ると思い出になります!