ラッパって何?オーケストラにいないよな…ふと疑問になって調べてみました。
- ラッパって何楽器?
- ラッパとトランペットは何が違う?
- ホルン、トロンボーンもラッパ!?
- 軍隊で使う「信号ラッパ」というものもある…!
このような情報を、ブログ記事にまとめました。
結論としては、ラッパとは息を吹き込んで音を鳴らす金管楽器の総称で、トランペットはその中のひとつの具体的な楽器の種類。
トランペットのことをラッパと呼ぶこともあるし、ラッパと言えばトランペットという印象もあるし、信号ラッパという楽器もあるらしい。
…なんともヤヤコシイ状態になっているわけですね。
今回のブログ記事では、ラッパとトランペットの違いを中心に、雑学的な疑問解決をしていきたいと思います。
ラッパとは何?楽器の種類ではない
ラッパとは、何なのでしょうか?
オーケストラの楽器紹介を思い出しても、「彼はラッパです」というのは無いですよね。
ネットで調べてみると、
どうやら「ラッパ」というのは具体的な楽器の種類ではなく、金管楽器の総称。
先の広がった金管楽器で、唇振動する音を増幅させて音を鳴らす楽器のこと。
漢字だと「喇叭」とも書くようです。ムズカシ…。
トランペットとは?ラッパとの違いは何?
続いてトランペットとは何でしょうか?
これは明らかに、楽器の具体的な種類ですね。
引用:楽天市場
金管楽器の一種で、3つのピストンかバルブがあり、開けたり閉じたりさせて音程を変化させます。
明るく透明感のある音が特徴的ですよね。
オーケストラや吹奏楽でも定番の楽器です。
- クラッシック音楽
- ジャズ
- ロック
- ポップス
- アニメ音楽
どんなジャンルの音楽にも登場し、よく使われます。
ラッパの総称の中にトランペットが含まれている
つまり、こういうことです。
ラッパというジャンルの中の代表的な楽器が、トランペットなんです。
ラッパという金管楽器のジャンル。
だから、ラッパと言えばトランペットを思い浮かべる人が多いし、トランペットのことをラッパと呼んでも間違いではない。
ラッパとトランペットの2つの違いは、言葉の定義の違いでした。
「総称」なのか、「具体的な楽器名」なのか、ということ。
若干ややこしいですね。
【ラッパの種類】コルネット・トロンボーン・ホルンも?
トランペット以外だと、「ラッパの種類」に含まれる楽器はこんな感じ。
- コルネット
- トロンボーン
- ホルン
片手で持てるくらいの大きさで、先が広がってて管を巻いている楽器なら、ラッパに属するようですね。
結局「ラッパ」という具体的な楽器はないわけね?
それが…信号ラッパって楽器があるらしいのよ。
信号ラッパ(ビューグル)とトランペットの違いは…?
ラッパとトランペットの何が違うかだけでもややこしかったののに、さらに「信号ラッパ」という具体的な楽器もあるらしいです。
主に軍隊で使われ、ビューグルとも呼ばれるそうですが、ピストンがひとつもなく、出せる音が5音くらいしかないとのこと。
パッと見はトランペットと似ていますが…違いは明らか!
海上自衛隊やマーチングなどで使われるそうです…!
「和ファンタジックトランぺッター」というプロ奏者がビューグルを吹いていますが…ステキです♪
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ラッパは比喩表現によく使われる
ラッパという楽器は無いという結論になりましたが(信号ラッパ以外)、比喩表現や「しりとり」ではよく使われる単語ですよね。笑
「ラッパ飲み」と言えば、瓶に直接口を付けてグイグイ飲んでいる様子を指します。
裾の広がったズボンは「ラッパズボン」と呼びます。
誇張して話すことを「ラッパを吹く」と表現したりも。
子どもでも、トランペットという単語よりも「ラッパ」という単語の方が親しみがあるのに、本当の意味を理解してなかったな~と思います。
【まとめ】ラッパとトランペットは同じようで定義が違う!
今回のブログ記事では、ラッパとトランペットって何が違う?という疑問をもとに、情報をまとめてみました。
要点をまとめると、以下の通り。
- ラッパとは息を吹く金管楽器の総称
- トランペットとは楽器の種類
- ラッパ属の中にトランペットが属しているイメージ
- 信号ラッパという楽器もある
ラッパって何?と聞かれると、大人でも「う~む」と困ってしまう質問ではないでしょうか?
(…私だけ?)
トランペットとラッパの違いを知っていて、何の役に立つのか分かりませんが、人生は日々学習です。
雑学だけど、そういう細かな疑問を持って、調べてみることが大事なのではないかと思い、私も忘備録としてブログ記事に書きました。
音楽雑学として、参考になれば幸いです。