バスケを続けていると「あれ、私下手になった」「どんどん下手になるな」という時期がありませんか?
- バスケが下手になることってある?
- なぜ下手になってしまった?
- うまくなる方法、解決法は?
- スランプから脱出するコツは?
このような情報を、ブログ記事にまとめました。
結論としては、バスケを続けていると下手になったと感じるような「一時的なスランプ」が何度かあります。
決して全体的に下手になることはありません。
身体的・精神的・技術的、いずれかの問題があるのですが、まずは考えすぎないことです。
自分のバスケット感覚を信じましょう!
バスケを楽しんでいれば、自然と復調して成長します。
今回のブログ記事では、バスケ歴20年の筆者が、自分の体験談を交えながら「下手になってしまった…」という悩みについて解説していきます。
バスケが下手になった体験談
簡単に、私の体験談を。
1度目は小学6年生のミニバス、2度目は中学2年の時でした。
- フリーのゴール下を外してしまう
- レイアップも入らない
- パスカットされてしまう
- 相手を抜ける気がしない
- 身体が重くてジャンプできない
- どんなプレーをすればいいのか分からない
- チームメイトの邪魔になっている気がする
今思い出しても、ゾッとします…
毎日のようにバスケの練習をしているのに、下手になる…悲しいし、悔しいし、なんだか怖かったですね。
ちょっと今日はシュートの調子が悪いな、というレベルではないんですよね。
試合でも活躍できないし、スタメンから外されるし…。悩みました。
【前提】バスケが下手になることはない
まず、安心してください。
バスケ部として普段から真面目に練習しているのであれば、バスケ自体が下手になることはありません。
天才バッターのイチローでも、20打席連続ノーヒットということだってあるんです。
一時的なスランプであって、イチローが野球が下手になったとは誰も言わない。
シュートフォームを変えたばかりとか、プレイスタイルを変えたばかりとか、そのような変化がないのに、バスケが下手になるなんてことはありません。
必ず、何かしら原因がありますし、いつの間にか復調することが多いです。
なぜバスケが下手になったのか?下手になる原因
なぜ、バスケットボールが下手になってしまったのでしょうか?
下手になる・スランプになる原因は、以下の3つです。
- 肉体の成長による変化
- 精神的なスランプ
- 技術的な問題
詳しく見ていきましょう。
肉体の成長による変化(成長期のクラムジー)
バスケが下手になった…という悩みが、小学生~高校生くらいの場合、肉体の成長が原因かもしれません。
- 身長が急激に伸びたり
- 筋肉が発達したり
- 体重が増減したり
- リンパ・ホルモン系も変化する時期だったり
…どれも成長期・思春期にはよくあることです。
バスケは割とデリケートな感覚を大事にするスポーツですから、身体の少しの変化でも、これまで出来ていたプレーがうまくいかなくなります。
専門的には「クラムジー」と呼ぶそうです。
※クラムジーとは、英語で「不器用な」「ぎこちない」という意味ですが、成長期にこのような時期がある、というのが学術的にも認められているということです。
例えば、身長が150センチから急激に155センチになれば、この5センチの差が「今までの感覚とのズレ」になりますからね。無視できない誤差です。
精神的なスランプ
バスケが上手くいかなくなった原因の2つ目は、精神的なスランプ。
- また外すかもしれない
- どうせ今日もシュートを外す気がする
- みんなに迷惑をかけてしまう
- こんな所にいたらエースの邪魔かな
- どうして上手くいかないんだ
- きっとバスケが下手になったんだ
- 私には才能がないし向いてない
このような考え方になってしまうと、入るシュートも入らなくなってしまいます。
きっと、悩む前はそんなに考えないでプレイしていたはずです。
自信があるかないか、それだけでもシュートタッチは変わります。
自分の心も、ゆっくりと点検してみましょう。
技術的な問題
バスケのシュートフォームって、人それぞれ、かなり微妙な感覚が大事です。
- 膝の曲げ具合
- ひじの角度
- 手首のスナップ
- 指先の感覚
- フォロースルー
- ボールを受け取って放つまでのリズム
などなど。
もしかしたら、自分でも気が付かないうちにシュートフォームに変な癖がついてきているのかもしれません。
もしも肉体的にも、精神的にも問題がなさそうな場合は、シュートフォームなどの問題点を疑ってみましょう。
バスケが下手で恥ずかしい…
部活動などで「バスケが下手で恥ずかしい」という悩みを持っている人も多いようです。
- 自分の方が先輩なのに下手くそ
- バスケ未経験者にも抜かされる
- 自分だけ下手くそすぎるのが恥ずかしい
バスケが好きで始めたはずなのに、「下手で恥ずかしい」なんて悲しすぎますよね。
まずは「上には上がいる」ことを認めつつも、「自分にできる得意なプレーは何だろう」と考えてみるとイイでしょう!
- スクリーンプレーで味方を活かす
- ディフェンスのフットワークだけは負けない
- スクリーンアウトでリバウンド死守
などなど、バスケには「役割」がたくさんあります。
下手で恥ずかしいと悩んでしまう気持ちも分かりますが、バスケットボールはチームプレーなので、必ずあなたにもできることがあるはずです。
【解決法】バスケのスランプを抜け出す方法・コツ
バスケが下手になったと感じる原因は、わかりましたでしょうか?
原因が分かれば、解決方法も分かりますね。
肉体・精神・技術面での変化を、自分なりに振り返ってみるといいでしょう。
ここではあえて、スランプを抜け出す方法・コツを、「たった1つ」に絞ってみました。
結論としては、「自分の感覚を大切にして、バスケの練習を楽しんでみよう」ということです。これだけです。
シュートフォームの修正とかは、頭で考えてこねくり回してはいけません。
ただ単に、お手本になるような選手のシュートフォーム動画を何度も見て、それを自分のシュートフォームに取り入れるようなイメージ。
なので、もっと究極的なスランプ脱出方法を言うなら、「素晴らしい試合のバスケ動画を見る」ということかもしれません。
Bリーグの試合を見に行くのも刺激になるし、NBAの名試合をYouTubeで観るのもいいし。
そうすると「バスケって楽しい」「カッコいい」「あんなプレーをしてみたい」という自発的な前向きな気持ちが出てきます。
そして自分に自信を持てるほど練習を重ねていけば、少しずつ不調から脱出してまたうまくなっていくはずです!!
本番に弱い…試合だと入らない…そんな人も
本番に弱いというか、試合だと全然シュートはいらなくなるというか、緊張しいというか…よく分かります。
実は、私もそうなんです。
先生やコーチやチームメイトからは、普段の実力を買われているんですけど、どうも本番の試合になると弱気になってしまう。
これはもう、慣れるしかない。
試合に出てる時に、少しでも自分らしいプレーができるように、日頃から練習して自信を重ねるしかない。
チームメイトにだけは、ちょっと強気で勝負してみる癖をつける、とかも有効です。
【まとめ】バスケが下手になる原因と解決法
今回のブログ記事は、バスケットボールを続けていて、「下手になった」「だんだん下手になる」といった悩みを抱えている人に向けて書きました。
結論を繰り返すると、
肉体的・精神的・技術的な問題のどれかがスランプの原因になっているはずです。
解決方法としては、考え込まずにNBAの試合を見たり、Bリーグの試合を観戦に行ったりして、「バスケって楽しい」「あの選手がカッコいい」というような気持ちを取り戻すのが大事です!
無理に頭を使ってシュートフォームの勉強をしたり、バスケの本を読んだりしてもダメです。
まずは、心。そして、自分の感覚。
バスケがうまくなりたいなと思っていれば、自然にいつの間にか、うまくなっていきます!
自分を信じて、バスケ楽しみましょう^^