東京オリンピックが開催される2020年ですが、今までの五輪の歴史上「東南アジアでの開催がない」のをご存知でしょうか?
- 東南アジアではオリンピックの開催がない?
- なぜ東南アジアは五輪招致できない?
- 2032年の招致を目指す国は?
- インドネシアが正式に立候補?
といった情報を、ブログ記事にまとめました。
結論としては、経済的な理由や社会情勢の影響で、東南アジアでの五輪開催は今までないのですが、2032年の夏季オリンピックではインドネシアが正式立候補して注目されています!
日本からも近く、観光客の往来が増えている大注目の東南アジア。
今後のオリンピックの動向をいち早くチェックしましょう!
東南アジアではオリンピック開催したことがない
経済発展が著しい東南アジアの各国ですが、今までオリンピックが開催されたことはないです。
長い歴史の中で、一度も、ありません。
- タイ
- ベトナム
- フィリピン
- インドネシア
- シンガポール
- マレーシア
など、日本人にはなじみが深く、観光でも製造業でも力を付けていると思われる国ですが、本格的なオリンピック誘致にも至っていないのが現状です。
実は私はこれ自体が意外でした。
確かに東南アジアでのオリンピックは聞いたことがないけど、シンガポールとかタイとか、経済的には十分に開催できるような気がしていたからです。
それでも1964年にアジアで初の東京オリンピックが開催されてから50年間、東南アジアでのオリンピック開催がなかったのです。
改めて、アジアにおける日本の異質さを感じました。
インドネシアやシンガポールは、50年遅れで、ようやく、経済発展を世界にアピールできるくらいに成長してきたのです。
東南アジア地域で初の五輪開催が本格化してきて、楽しみです!
アジアでのオリンピック開催の歴史
同じアジア地域に属する日本での夏季五輪は2020年に2度目を迎えます。
過去のアジアでのオリンピックの歴史を見てみましょう。
- 1964年:日本(東京)
- 1988年:韓国(ソウル)
- 2008年:中国(北京)
- 2020年:日本(東京)
という年表です。
1964年の東京で、日本はアジア勢で初めてのオリンピック開催国になりました。
その後、高度経済成長を経て経済大国に進化。
1988年のソウルオリンピックで韓国は工業国としての実力をアピールし、経済発展。
2008年の北京オリンピックでは、既に中国の経済的な地位は確立していましたが、近代国家の仲間入りを正式に果たしたと言えます。
ちなみに今後のオリンピックは、
- 2024年:フランス(パリ)
- 2028年:アメリカ(ロサンゼルス)
が正式に決定しています。
オリンピック招致・開催にはかなりのお金が必要です。
経済的な発展と財政的な余裕が必要なので、今まで東南アジアでは本格的な立候補がなかったわけですが、実は2032年に向けて、既にインドネシアが動き出しているのです!
東南アジアで初のオリンピック開催はいつ?2032年夏季五輪に立候補
東南アジアで初めてのオリンピック開催はいつになるでしょうか?
既に、2032年の夏季五輪に、インドネシアが正式に立候補しています。
- インドネシア
- シンガポール&マレーシア
- 韓国&北朝鮮
- インド
これらの国々が、2032年のオリンピック招致を目指していると報道されています。
その中でも、インドネシアは、スイス・ローザンヌにある国際オリンピック委員会(IOC)に対して、正式な立候補手続きを済ませています。
2018年には、ベトナムから譲り受けたアジア大会を自国開催し、成功しました。
スポーツ競技にあまり力を入れていないとされていたインドネシアでしたが、アジア大会ではメダルラッシュで、インドネシア国民も大興奮だったようです。
その勢いそのままに、そしてGDPは世界16位にまで上昇中の勢いも加わって、2032年の大本命になっているのではないでしょうか?
インドネシア以外にも、シンガポールとマレーシアが共同での五輪開催を模索中。
北朝鮮と韓国の合同開催も協議されています。
そして東南アジアではないですが、インドも正式に立候補手続きを完了しています。
アジアでオリンピックが開催され、経済発展と人々の往来が盛んになるのは喜ばしいことです。
過剰な投資やマネーゲームのような混乱がなければ、さらによいのですが。
いずれにしても、2032年には東南アジアで初の五輪開催の可能性があります!
東南アジアでのオリンピック開催の問題点
東南アジアでオリンピックを開催するには、問題点もあります。
※問題点があるから今まで開催されなかったわけですが…
- 経済的に、施設建設ができるか?
- インフラは整っているか?
- 夏の暑さ対策ができるか?
といったポイントです。
もう少し噛み砕くと、
競技が行われるアリーナやスタジアムの数が足りているのか、
選手村のインフラは万全か、
マラソンなどの種目は30度を超える気温で大丈夫か、
という問題点があります。
インドネシアでは空港・道路・上下水道などもまだまだ発展途上国のレベルにあります。
オリンピックを開催するのであれば、インフラ整備と施設整備で巨額の財政負担が必要です。
しかも赤道に近い東南アジア各国は、夏が暑い。
気温30度の中でマラソンなどの協議を行うのは危険。
※その点、東京オリンピックでも急遽、札幌開催となっています。
インドネシアがあと14年で、どのようなオリンピックの青写真を描けるのか、IOCが判断するのだと思います。
2032年のオリンピック開催国はどこ?IOCは2025年には決定する予定
インドネシアが東南アジアで初のオリンピック開催を目指す2032年ですが、
開催国はどこになると予想されているのでしょうか?
…実は、まだまだ予想がつきません。
インドネシアやインド以外だと、
- ドイツのケルンなど13都市合同
- オーストラリアのブリスベーン
- アルゼンチンのブエノスアイレス
- シンガポールとマレーシア合同
- 韓国と北朝鮮の合同
などの国々も五輪招致に向けて動いています。
IOCは、2024年までには選考をして、2025年のIOC総会で正式発表をする予定だそうです。
どこになるのか予想がつきませんが、個人的にはインドネシアを応援します!
あまり関心がありませんでしたが、2018年にジャカルタで開かれたアジア大会は、運営もかなり評価されていたみたいですし!
大本命だと思います!
東南アジアで初のオリンピック開催はインドネシア?2032年夏季五輪に注目
今回のブログ記事では、東南アジアのオリンピック開催がないことと、今後の動向について情報をまとめて紹介しました。
- 東南アジアでは五輪開催がない
- アジアでは東京・ソウル・北京・東京
- インドネシアが2032年に正式立候補
- ドイツ・オーストラリア・アルゼンチンとの勝負
といった内容でした。
いかがだったでしょうか?
2020年の東京オリンピックの運営がどうなるのか、各国が注目しています。
コンパクト五輪・スマート五輪とか言いながら、
結局お金もかけてるし、マラソンは札幌になるし、バタバタとしていますが。
正直、自国での開催は全然興味がないです。
東京オリンピック開催中はどこか海外旅行に行こうと思っています^^
それでも東南アジアでのオリンピック開催には興味があります!
インドネシアの挑戦を、応援したいです!
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