本の虫

【積読の解消/消化】なぜ増えるのか…ツールにも頼ってコツコツ減らす!

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あなたの部屋やデスク、そして心の片隅には、未読の本はありますか?

それは「積読(つんどく)」と呼ばれる現象です。

読みたい本を買ったものの、忙しさが優先してしまい、結局手をつけられずに塔のように積まれてしまう…そんな経験は誰しもあるのではないでしょうか?

積読は、読書習慣を持つ人々にとっては「あるある問題」です。

しかし、積読はただ単に未読の本が増えるだけではなく、意識的に対策をしないと、精神的なストレスや経済的な負担にも繋がります…。

それに、読みたい本が読めないというのは、本当に惜しいことですよね。

そこで今回は、「積読」とは何か、積読が生じる原因とその対策、積読を消化するための心構えなどを詳しく解説します。

また、役立つツールやサービス、よくある質問とその答えもご紹介します。

積読に悩むあなたへの救世主となること間違いなしの内容です☆彡

あなたの積読、一緒に解消していきましょう!

積読とは何か?

「積読」とは、一体どのような状況を指すのでしょうか。

その定義、積読になる理由、そして積読がもたらす様々な影響について一つ一つ見ていきましょう。

積読の定義

一般的に「積読」は、本を買ったり借りたりしたのに、それを読まずに積み重ねてしまう状態を指します。「つんどく」とは、漢字で書くと「積ん読」。

つまり、「積んで読まない」ことから生まれた言葉です。これは一見、怠惰さのように思えますが、その真因は様々で、必ずしもそうとは言えません。

積読になる理由

積読に陥る一番の理由は、「時間がない」ことです。忙しい毎日の中で読書に費やす時間を見つけられない、と感じる方は多いのではないでしょうか。

その他にも、本を買うこと自体が習慣化してしまっていたり、読む本の優先度が定まらないことも積読につながります。

たとえば、旅行先の空港でつい買ってしまった新刊本や、タイトルに一目ぼれしただけの本など、手元に積まれる理由は様々です。

積読の害・デメリット

積読は、私たちに対して様々な害をもたらします。その一つが、精神的ストレスです。「未読の本が山ほどある」という事実は、本来楽しいはずの読書をプレッシャーに変えてしまうこともあります。

次に、物理的な場所の占拠です。読まれずに放置された本は、家の中で場所を占領し、部屋を圧迫します。

また、本を新しく購入し続けることは経済的な負担にもなります。これらは、積読がいかに私たちの生活に影響を与えているかを明らかにします。

 

積読の消化/解消方法

積読を解消するためには、具体的な行動が必要です。

ここでは、具体的にどのような方法を取ればよいのか、一つ一つ説明していきましょう。

 

読書計画の作成

積読解消の第一歩は、「読書計画」の作成です。これは週ごと、または月ごとに読む本のリストを作り、優先度をつけることから始めます。

例えば、「今月はこの本を2冊絶対に読む」と決めると、具体的な目標が見えてくるでしょう。

1日1章のルール

積読を解消するための次のステップは、「1日1章のルール」を設けることです。

1日に読む量を決めることで、大きなプレッシャーを感じずに少しずつ本を読み進めることができます。

「今日はこの章だけ読もう」と心に決めることで、読書が習慣化しやすくなります。

読書環境の改善

読書を楽しく進めるためには、読書環境を整えることも重要です。自分だけの静かな読書スペースを確保したり、読書のための時間を設けたりしましょう。

また、無理に一気に読もうとせず、手軽に読める電子書籍も活用すると良いでしょう。

以上が積読の定義、原因、そして解消法となります。次の章では、積読の解消に役立つツールやサービスについて紹介していきます。

 

★専用の本棚があると、積読本が一気にオシャレインテリアになりますね☆彡


 

 

積読の消化を助けるツール・サービス

積読本が増え続けて困っている方必見。

積読の解消に有効なツールやサービスをご紹介します。「手持ちの本が溜まる一方で困っている」「読む時間がない」と感じている方は、ぜひ活用してみてください。

これらのツールやサービスを適用すれば、積読をスムーズに消化し、読書生活をより楽しく、有意義にすることが可能です。

電子書籍化

まず考えるべきは、「本の形」を見直すことです。「物理的に場所を取らない」という電子書籍の特性を活用しましょう。

例えば、「Kindle」や「Booklive!」等のプラットフォームでは、数千冊もの本を保管可能であり、いつでもどこでも読むことができます。

また、電子書籍では文字サイズの変更も可能なため、眼精疲労も軽減します。さらには、重い本を持つ必要がなくなるため、身体的な負担も軽減します。

このように、電子書籍化することで、「読む気軽さ」が増し、積読解消につながります。

アプリ・ウェブサービスの活用

次に、積読を減らすために便利な「アプリ・ウェブサービス」をご紹介します。

例えば、「読書管理アプリ」を利用すると、自分が何を読んで何を読まなければいけないのか一目で把握することができます。

「読書記録アプリ」を使用すれば、一日何分読んだのか、何ページ読んだのかを可視化することができます。


 

↑このような文房具や道具を使うのもいいですね☆彡

これにより、積読本をどれくらい消化できているのかが分かり、達成感を感じることができます。また、「Googleカレンダー」などのスケジュール管理アプリを活用すれば、読書時間をしっかりと確保することも可能です。

これらのアプリ・サービスを活用することで、積読を管理し、消化するための手助けとなります。

本のレンタル・シェアリングサービス

また、自分がもう読まないと思う本を処分することで、積読を減らすことができます。

「不要な本を他人に貸し出す」、つまり「本のレンタル・シェアリングサービス」を利用することで、自分の本棚をスッキリさせると共に、他人の読書体験を豊かにすることができます。

例えば、「ブクログ」や「読書メーター」などのサービスでは、手放すことができる本を他人が検索して、直接その本を借りることができます。

これにより、本が受け手を見つけて新たな人生を歩むきっかけを作ることができます。

「自分が読まなくなった本が他人の読書の一助になる」、この新たな気づきが読書をより一層楽しくします。

積読消化のための心構え

積読消化に必要なものはただ単に行動力だけではありません。

それを支える「心構え」が大切なのです。

本記事では、積読消化に向き合う心構えについて詳しく説明します。

読まなくても良い本の捨てる勇気

積読によって本が山積みになってしまったとき、追い詰められた感情を感じることもあるでしょう。

しかし、全ての本を読む義務はありません。

人生は有限ですから、その中で自分が本当に読みたいと思う本を選択することが大切です。

「ある日、この本に手が伸びるかもしれない」と想像するだけで積むのは自己欺瞞でしかありません。

そんな本を手放す「勇気」こそが、積読を解消する第一歩となるのです。

自分にとって価値のある本、その時々で心惹かれる本だけを読む選択肢を選ぶことを忘れないでください。

読むこと自体を楽しむ心構え

積読消化のためには、「読むこと自体を楽しむ」心構えが重要です。「読まなければいけない」というプレッシャーではなく、「読みたい」という自発性が大切です。

本を読むことは、新たな知識を得るだけではなく、世界観を広げ、想像力を豊かにするための道具です。

積読を「楽しみ」と捉え、読書を心地よいひと時として捉えることで、自然と読書の時間が増えていくでしょう。

★積読のメリットについては、以下の記事でまとめてます↓

積読は幸せ!悪くない!未読本を積み重ねるメリット&喜び5つ

大切な本に出逢うための積読

「積読」が負のイメージを持たれることもあるかもしれませんが、一方で積読を「大切な本に出逢うためのプロセス」と捉えることも可能です。

一見、ただの積読に見えるかもしれませんが、その中にはまだ出逢っていない「自分にとって大切な一冊」が隠れているかもしれません。

自分の成長を助けてくれる一冊に出逢えるかもしれない、そんな期待感を持つことも「積読消化のための心構え」の一つです。

よくある質問と答え

皆さんから寄せられる積読に関する疑問について解説していきましょう。

積読が多いということは悪いことなの?

積読が多いからといって、それ自体が「悪」というわけではありません。自分自身がどう感じているかが一番大切です。

本を買うことが楽しみであるならば、それ自体が価値ある行為です。しかし、積読が自分自身を追い詰めるストレスとなっている場合は、心構えを見直すことをおすすめします。

私の積読は本当に消化可能なの?

積読が多いからといって、必ずしも消化不能ではありません。自分の読みたい本と時間を理解し、計画を立てることで積読は確実に減っていきます。

消化速度はそれぞれ異なりますので、焦らず自分のペースで進めましょう。

積読対策はどれくらい効果があるの?

「積読対策」の効果は、具体的には本の数が減っていくことと、本から得る知識や気づきが増えていくことで現れます。

一冊ずつ積読を解消していけば、その一冊から得るものはぐんと増えます。それは本から得る新たな知識や視点、楽しみといったものです。

積読対策を行うことで、読書の楽しみとその効果は徐々に拡がっていきます。

まとめ

本記事では、「積読」、つまり読む予定だった本を積み上げてしまう現象について詳しく解説しました。

積読の発生原因から、その解消法、さらに助けとなるツール・サービスについて、そして最後に心構えまで、総合的な視点から紐解いて参りました。

始めに、積読が生じる原因としては「時間の不足」、「購入の習慣」、「読む優先度」などが挙げられました。

これらが積み重なることで、「精神的ストレス」、「物理的な場所の占拠」、「経済的負担」など、さまざまな問題を引き起こす可能性があるのです。

そして、その解消法・消化方法としては、自身の「読書計画を作成する」ことや、「1日1章読む」ルールを設けるなどの工夫が考えられました。

さらに、読書に適した環境を整えることも重要な一歩となります。

次に、積読の消化を助けるツール・サービスについても触れました。

電子書籍を利用したり、読書管理のためのアプリ・ウェブサービスを活用したり、不要な本をレンタル・シェアリングするサービスなども有効な手段となり得るのです。

最後に、積読に対する心構えもお伝えしました。

すべての本を無理に読まなくても良い、読むことそのものを楽しむ、新たな気づきにつながる積読という意識の転換が必要となってくるでしょう。

積読は、時にはストレスの源となる一方で、適切な心構えと解消法を持つことで、それを乗り越えられる可能性があります。

積読が多いというのは悪いことではなく、その人自身の価値観によることや、結果的に積読対策は効果があることもお伝えしました。

まとめると、「積読」は一見、問題かもしれません。しかし、それを解消するためのアプローチやツールが存在し、また自身の心構え次第でポジティブな力ともなり得ることを知れば、一つの課題から逃げ出さず、向き合うことが可能となるでしょう。

試す価値はあるはずです。読者の皆様も、この記事を機に積読という課題に再度向き合ってみてはいかがでしょうか。