読書が大好きで、毎日何かしら読んでます。
すると、読書時間の目安やペースが、なんとなく気になりました。
- 一日一冊は本を読んでる
- 小説は1日で読み終わる
- 一か月で50冊くらい読書した
- 一年で300冊を達成
- 3年で4000冊読んだ(孫正義)
「すごい速読術だ」と思う一方で、本の読み方には人それぞれのペースがあります。
読む本のジャンルによっても、所要時間やペースは全然違います。
自称・本の虫である筆者は、平均して1日1時間ほど読書時間を取れています。
一冊読破するための平均時間は、2時間~3時間ほど。
今回のブログ記事では、一日一冊、本を読むことについて、自分の考えを書いてみました。
▶【アウトプット】本で得た知識はブログに書け!学びを深める最高の方法【著作権は】
▶【モテる知性】本はファッションの一部!かっこいい読書家とダサい本棚
一日一冊読むことは可能?
一日一冊、本を読むことはできるのかと思われる人も多いですよね。
目まぐるしく移り変わる現代社会で、
読書に時間をとれる人がいるのだろうか?と。
しかし、本を一日一冊読むことは、誰でもできると思います。
私も、夏目漱石の長編小説を読むためには、1日以上、多分、3日以上は必要です。
でも、ビジネス新書であれば、1時間もしないで読破します。
自分の興味のある部分と、
どこかで読んだことがある部分と、
強弱を付けながら読める本であれば、一日2冊、3冊と読めます。
また、一流のビジネスパーソンであればあるほど、
読書時間を確保しています。
そういう人にとって、読書とは、自己投資なのですね。
もしも、毎日、1時間だけ早起きして、朝に一冊読めたら…?
人生が幅広くなると思いませんか?
▶【運動不足に】読書しながら筋トレ?脚痩せ・腹筋のダイエット&集中力UPにおすすめ
私の憧れる読書家の人
一流の読書家と言っても、色々な人がいます。
私の場合、ビジネス界での読書家といえば、
- 大前研一
- 孫正義
といった方々が想起されます。
世界のトップを走り続ける「一流」のお二人ですが、
本を読む時間をとても大切にしています。
大前さん自身の読書量もすごいものがありますが、
その彼がマレーシアの首相や、タイの首相と国家戦略を相談している時、「各国首相たちの読書量・勉強量にも驚かされる」と言っています。
特にマレーシアのマハディール首相は、
大前さんの著書に衝撃を受けて、自費で何十冊も購入し、側近に読ませたという話もあります。
ソフトバンクの孫正義さんも、
病気で入院している約3年間で、4000冊もの本を読んだという伝説があります。
ホリエモンも、刑務所に入っている間、相当量の本を読んでいたのは有名ですよね。
あと、茂木健一郎さんも、幼少期から「本の虫」だったそうです。
今では脳科学者でありながら、文学評論や英語での「IKIGAI」という本まで、幅広く本を書いています。
それと比較して、日本の政治家は勉強不足感が否めない。
残念です。
※茂木さんの本、好きです。
1日1冊本を読む人の読書時間とペースは?
私の友人に、文学部卒の読書好きがいます。
彼に話を聞くところによると、平均して一日一冊は本を読んでいるとのこと。
しかし、冒頭で言ったように、
一冊当たりの所要時間には大きなばらつきがあります。
- ビジネス関連本…30分~1時間
- 新書…1時間以上
- 小説…3時間以上
- 哲学…1日以上
といった目安だとか。納得できる。
ビジネス書は実学的でサクッと読めますが、小説や哲学書は、ゆっくりとしたペースで、言葉をひとつひとつ味わうのが楽しいですからね。
最近はミヒャエル・エンデの『はてしない物語』を読みましたが、一冊読み終わるのに6時間以上かかりました。
『モモ』は、4時間くらいだったかな。マジ面白い。
想像力を使い、言葉の美しさを味わうような文学作品だと、自然と一冊読み終わるまでにも時間がかかります。
でも、ここでひとつ、私の意見を。
本を読むのに、何冊とか、何時間とか、早いとか遅いとか、必要ないのではないでしょうか?
読書時間や読書ペースなんて、人それぞれ。
本を楽しんでいれば、早くても遅くても、1日一冊でも、1年に一冊でも、良いんです。
★このような記事も読まれてます↓
▶【読書好き】本の虫とは何?語源はどこから?一日3時間の読書が目安【bookworm】
▶【電車読書】本読んでる男の人はイケメン?スマホより読書がおすすめ
▶【痩せる?】読書の消費カロリー&ダイエット効果は?頭使う人は痩せてる?
速読術なんて必要ない?ペースは人それぞれ
個人的には、本を読むのに「速読術」なんて必要ないと思っています。
読書は、思い思いに楽しむものです。
別に急いでセカセカ読むものではありません。
ビジネス書で勉強するのであれば、速読して何冊も読んだ方が勉強になるのでは?
という考え方もあるかもしれません。
しかし、本当にタメになるビジネス書は、速読できません。
※個人的印象。
言ってしまえば、ななめ読みできる程度の内容、ということです。
本当に自分にとって価値のある本は、
速読しようとしても、味わい深いもので、自分の今の状況と照らし合わせたり、私だったらどうするか、考えさせられたりします。
名著・古典・内容の詰まった一流本を読むと面白い
例えば大前研一さんの『稼ぐ力』という著作は、経済学的なビジネス書という位置づけだと思います。
しかし、内容は味わい深く、自分の仕事へあり方も考えさせられます。
私は何度も繰り返し読んでいますが、毎回、じっくりと味わいながら読むことができます。
これこそ、名著です。
※あくまでも個人的な感想ですよ。
最近は茂木健一郎さんの書籍も面白い。
よく読んでます。
▶【集中力UP】音楽聴きながら読書?本を読むとき邪魔にならないBGM
▶読書体力とは?本を読むと疲れる/小説がしんどい…鍛える方法と効果!
読書は楽しいしメリットがたくさん
本・書籍とは、ひとつの作品です。
アートと言っても過言ではありません。
ひとりの人間が、自分の考えを言葉にまとめて、数百ページにまとめているのです。
それが1000円程度で手に入る。
自分で味わうことができる。
読書は、すごいコスパの高いアート鑑賞の方法だと思います。
美術が好きな人もいれば、音楽が好きな人もいます。
それと同じように、言葉・文章が好きな人にとって、読書って素晴らしい体験なんですよね。
- ライブに行くよ
- 美術館に行ってきたよ
- 映画鑑賞が好きだよ
- 野球観戦はやっぱりドームだよ
といった人に対しては、「ああ、趣味なんだな」と思います。
「読書してるよ」「図書館行ってきたよ」というのも、
上記の趣味と同列だと思います。
「一日で美術館を5件、500枚の絵画を見てきた」という人もすごいですが、
「ひとつの絵画の前で、5時間じっと見つめてしまった」というのもすごい。
要するに、単純な量よりも、自分自身への影響力の量の方が、大事なのかなと思います。
- 一日一冊、どんどん読むよ
- 一冊の本を、30年に渡って100回読んでいる
どっちも読書家だし、本の素晴らしさの味わい方の違いです。
読み方やペースなんて、人それぞれです。
AmazonのKindle Unlimitedなら、200万冊の本・雑誌・コミックが読み放題!
登録後30日間は無料なので、ぜひ神サービスを体感してみてください。
【体験談】フリーランスだと1日1冊が簡単です笑
ちなみに、私はフリーランスで仕事をしています。
なので、1日1冊の読書時間を確保することが、とても簡単です。笑
- 朝食を食べながら、本を片手に
- 仕事の合間に、読書で休憩
- ランチを食べながら、本を片手に
- カフェで読書
- 図書館に繰り出す
- 夕飯を食べながら、本を片手に
- お風呂で読書
- 眠る前に読書
自分で書いていてあきれるほど、読書時間を確保できてます。
逆に、社会人だった頃は、全然読書時間が取れなくて、ストレスでした。
サラリーマンしてると、本を読む余裕なんてなかったですね。
▶【生死の境】サラリーマンの目が死んでるのはなぜ?暗い&無気力
一日一冊はあくまでも「目安」であり「目的」ではない
今回のブログ記事では、読書量とペースについて、まとめてきました。
結論としては、
一日一冊と言うのはあくまでも「目安」であって、「目的・ゴール」ではないということ。
毎日ブログで書評をするという明確な「目的」がない限り、
読書量はあくまでも本人のペース次第で良いのだと思います。
一か月で50冊読んでいると聞くと「おお、すごい」と思われるかもしれませんが、
一週間かけて一冊を深く味わったというのも「すごい」と思います。
多く読んでいる人が「偉い」わけではありません。
結局は、読んだ本から何かを得て、自分の経験値として積み重ねることができたかどうか、が一番重要ですからね。
他人の読書ペースが気になる人もいると思いますが、
せっかくの趣味ですから、マイペースに芸術を味わいたいですよね。
※この記事もおすすめです。