旅行・留学・出張などで中国に行くときは、他国にはないネット通信の注意点があります。
それは「中国ではGoogleサービスが一切使えない」という強烈な問題点です…
- 中国で使えないグーグルサービスとは?
- なぜ中国でGoogleが使えない?理由は?
- 中国のネット規制「金盾」とは?
- 中国でGoogleを使う方法は?
- VPN通信で壁越えできる?
といった情報をお探しの方に向けて、ブログ記事を書きました。
世界的に利用されているグーグルですが、中国の「金盾」と呼ばれる通信制限・ネット規制によって、アクセスがブロックされます。
しかし、対処法・解決方法はあります!レンタルWiFiの中国向けVPNサービスを利用すると、グーグルが使えるのです!
今回のブログ記事では、中国でGoogle関連サービスが使えない問題点と、その理由・使う方法VPNについて情報をまとめ、紹介します。

実際に北京旅行で体験したことを紹介しています!
中国ではGoogleサービスが使えない!見れない!
繰り返しになりますが、中国ではGoogle関連サービスが一切使えないです。
接続すらできません。
改めて、日本人がよく使うGoogle関連サービスの代表例を一覧にしてみましょう。
- Google検索
- Gmail(ジーメール)
- Googleマップ
- YouTube(ユーチューブ)
- Googleドライブ
- Googleカレンダー
- Google+(プラス)
- ・・・
すごいですね。
普段から日本人がグーグルサービスをどれだけ使っているか、よく分かりますね。
そしてこれらはすべて、中国では使えません。
アクセスできません。見れません…
実際に中国の北京を旅行してみて改めて感じましたが…金盾ってネット規制は、すごい政策ですね;
ネット検索が自由じゃないなんて、不思議な感覚です。
本当にBingしか使えないのです笑
中国のネット規制・金盾とは?
中国が国家的にインターネット検閲・規制・制限している政策名を「金盾(キンジュン)」と呼びます。
日本では「通信制限」という概念自体、感覚として理解できませんが、この金盾とは何なのでしょうか?
簡単に言うと、個人の自由に、ネット閲覧できないのです。
ネットだけでなく、テレビ・ラジオ・新聞・SMSの内容・通話内容まで、すべて国家の認可局を通して運営されています。
なので、中国にある約300ものテレビ局は、どのチャンネルを見ても似たような論調でニュースを報道します。
意味ないじゃん、300もあるのに・・・
例えば、2010年、純粋な中国人として初めてノーベル平和賞を受賞した「劉暁波氏」ですが、この人は人権運動・民主化運動の活動中に、中国当局と相当もめていたそうです。
なので、名誉あるノーベル平和賞の受賞を、多くの中国人は知らなかったということです…!!
ノーベル平和賞でさえ、テレビや新聞では報道されなかったのでしょう。
すごいですね、金盾って。
言論の自由・思想の自由を重んじる先進諸国とは正反対の、国民の動き・発言をすべて国家が掌握しようという、一見無謀な、しかし着実に規制が強化されている政策なのです。
中国でGoogleやSNSが使えない理由は?なぜ?
なぜ中国では、このようなネット制限の政策がとられているのでしょうか?
理由は「中国政府がネット上での反政府運動・反政府発言などを規制したいから」です。
だからグーグルだけでなく、TwitterやLINEなどのSNSも使えないのです。
>>【中国】インスタ・Twitter・フェイスブックのSNSが使えない!使う方法は?
理由はもうひとつ。
それは中国国内企業の育成のためです。
アメリカのGoogleは世界的にも超巨大企業。
もちろん中国にも進出し、あっという間に検索シェア30%になりました。
しかし中国政府の反対運動にあい、ついにグーグルは撤退してしまったのです。
結果的に、中国では北京市に本社がある「百度(バイドゥ)」が急成長しました。
百度は、2015年に日本にも進出してきましたが、日本では浸透せず、すでに撤退。
世界一のGoogleを追い出し、国内企業を成長させる(グーグルの真似をさせる)とは、確かに経済成長を考えると「なるほど」と思わされます。
でも、正当な方法ではないですよね…
中国でGoogleを使う方法・壁越え【おすすめVPNと使い方】
そんな金盾のある中国でも、Googleを使う方法があります!
「壁越え」と呼ばれたりするみたいです。
中国でGoogleが使えないと困るケースがあると思います。
Google検索は、BINGとか楽天検索とかがあるのでいいとして(ヤフーも使えない)、やっぱりGmail・Googleマップが使えないのは困りますよね。
特に出張で中国を訪れた人は、仕事のメールや地図を見れないと大問題。
今回のブログ記事では、
- 中国でもGoogleサービスを使うための方法
- Googleサービスを使わないですむ対策法・解決方法
の2種類に分けて、紹介していきます。
中国でGoogleを使う方法!レンタルWiFiのVPN通信
中国でもグーグルサービスを使いたいですよね。
中国のネット規制に対抗する最もおすすめな方法は、レンタルWiFiのVPN接続サービスを利用することです。
レンタルWiFiは、海外旅行や短期出張、短期留学の人にはもうおなじみのサービス。
これを、中国のネット規制でも使えるように設定してくれているのが中国VPN通信プランです。
VPN通信の詳しい説明は省略しますが、簡単に言うと、匿名でネット通信が出来るサービス。
例えば、中国の北京でネットを使おうとしたときにVPN通信を使うと、日本からアクセスしている状態に出来るのです。
おすすめは歴史があってレンタルWiFi顧客満足度ナンバーワンの「グローバルWiFi」と、知名度と価格がおすすめの「海外用格安Wi-Fi<イモトのWiFi>」です。
グローバルWiFi
グローバルワイファイは中国のVPN通信プランでも、一日約1000円という超良心的な価格設定で人気です。
しかも金盾の影響を感じさせないほどの安定したネット通信が可能!!
その理由は「グローバルWiFi」は、中国当局から認可を受けた正式なサービスを利用してVPN通信を行っているから!!
空港受取や当日申込にも対応していますし、サポートも充実の体制なので、レンタルWiFiが初めての方でも安心して使えます。
イモトのWiFi
他のレンタルWiFi会社だと、「海外用格安Wi-Fi<イモトのWiFi>」がおすすめ。
女芸人イモトが、広告しているので有名です。
世界200以上の国と地域をカバーしていて、中国特別回線にも対応!
高速大容量データ通信と料金プランがお手頃な価格で提供されていて契約しやすいです。
簡単にレンタルができ、帰国時に空港で返却ができることや365日・24時間の充実した無料サポートが受けられるのも魅力です。
どちらの会社も安定してVPN通信ができるので満足度は高いです。
GoogleもSNSも使えない中国では、レンタルしておいた方がいいと思います。
現地のフリーWiFiでは、Bingしか見れません。笑
中国でGoogleを使わずに代替サービスで乗り切る方法
中国のネット通信制限に対抗するときに活躍するのが、Bing検索です!
マイクロソフト社が運営するネットエンジンですが、日本ではあまり使われていません^^;
しかし、中国では大活躍!
Bingマップとか、Bing検索であれば、Googleの代わりに使えるのです!
ありがたい、Bing!
グーグルになれていると、見やすさに難がありますし、検索結果の順位付けもイマイチ。
ですが、VPN通信で壁越えをしていない人にとっては、命綱。
ありがたく使いましょう。
ちなみに、日本ではGoogleの次にメジャーなヤフーですが、金盾の対象となっており、見れません!
中国でGoogleが使えない!使うにはVPN通信!おすすめの壁越え方法!
今回のブログ記事では、中国でGoogleが使えない問題点とその理由について情報をまとめました。
そしてGoogleが使いたい人、使えないと困る人に向けて、対処法・解決方法をまとめました。
- 中国ではGoogle関連サービスが一切使えない
- 中国のネット規制「金盾」でSNSも使えない
- グーグルを使うためにはVPN通信の利用がおすすめ
- VPNで壁越えするなら、グローバルWiFiか、イモトのWiFi
といったポイントでした。
内容はいかがだったでしょうか?
実際に私も、個人旅行で北京を訪問したときに、Googleが使えないとこんなに困るんだ…と実感しました。
グーグルマップの代わりに、BINGマップを初めて利用することになりました。
中国でも日本と同じようにネットを使うためには「グローバルWiFi」か、「海外用格安Wi-Fi<イモトのWiFi>」でレンタルするのがおすすめ!!
VPN通信(特別回線)ならGoogleも使えるようになります!
簡単でおすすめ!
【中国 VPN】【中国 ネット規制】【中国 通信】などで検索すると、
たくさんの情報が出てきますが、長期滞在の人向けの記事が多いです。
VPN通信の2か月プランとかが出て来てしまいます。
留学生や、長期出張者向けの情報ばかり。
数日~数週間の中国旅行なら、ポケットWiFiのレンタルが一番!!
観光客はVPNレンタルWiFiで、簡単に安く壁越えしましょう。
特にビジネス・出張で中国に行く人は、現地に旅立つ前に、しっかりと対策をしていきましょう。
今回のブログ記事が誰かの役に立てば幸いです。
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※中国ではSNSも使えない・・・こちらの記事も合わせてご覧ください↓↓