海外旅行になれている人は、飛行機用のフットレストを持っている人が多い…。
旅の成功の第一歩は、長距離フライトを快適に過ごすことだと、知っているからです!
- フットレストって何?
- 飛行機で脚が痛くなるのはなぜ?
- 足置きがあると本当に快適?
- おすすめのフットレストを知りたい
このような内容を、ブログ記事にまとめました。
結論としては、空気を入れるエアータイプのフットレストクッションが最高におすすめ。
膝が痛くなりがちな筆者も、快適に眠れてむくみもありませんでした。
ヨーロッパなど10時間を超えるような長距離フライトでも、足の冷え、むくみ、エコノミー症候群に悩まされることなく、機内での時間を快適に過ごしましょう!
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フットレストって何?→足置き
フットレストとは、足置きのこと。
フット(足)を、レスト(休息)させるものです。
飛行機、夜行バス、デスクワークなど、長時間座りっぱなしだと足の血流が悪くなって疲れてしまうんですよね。
靴を脱いで、靴下で過ごすだけでもスッキリします。
でも、フットレストで足の位置を変えたり、少し高い位置に置いたりすることで、疲れを軽減させることができるのです。
ロングフライトのダメージって、その後の観光にも悪影響を及ぼしますからね。。。
結構、大事です。
飛行機で足が痛くなるのはなぜ?
飛行機など、長時間座ったままでいると、なぜ足が痛くなるのでしょうか?
- 足がだるい
- ふくらはぎが痛い
- 膝、膝裏が痛い
- 足のむくみがヒドイ
人によって症状は様々ですが、基本的には血流が悪くなることが原因です。
足の位置が長時間同じままだと、心臓からポンプで送り出される血液が、ずっと下肢に滞留してしまいます。
うっ血状態が続くと、血栓が生じて、呼吸困難などの危険な状態になる人もいます。
全身の疲れ、息苦しさを感じるようになったら、「エコノミー症候群」「ロングフライト血栓症」と呼ばれる症状なので、注意が必要です。
フットレストを使うことで、足の位置を高くすることが可能。
位置を自由自在に変えることで、長距離フライトの疲れを軽減し、エコノミー症候群のリスクも避けられるんです。
【おすすめ順】飛行機用のフットレストを紹介
飛行機内でおすすめのフットレストを紹介していきます。
結論としては、空気を入れるオットマンタイプの床置きフットレストが一番おすすめ。
- エアーオットマン(おすすめ)
- 床置きクッションタイプ
- 板タイプ
- 座席テーブルに引っ掛けるハンガータイプ
足置きにもいくつか種類があって、海外旅行に行くたびにいろいろと試してみたのですが、個人的には安定感と眠りやすさと自由度で、オットマンタイプがおすすめ。
100均や無印や東急ハンズなどのお店でも、フットレストなどの旅行グッズは充実していますが、やっぱりAmazonや楽天が安くておすすめ。
以下、おすすめ順に、各種類のフットレストを紹介していきます。
1.エアーオットマンタイプはメリット多数
飛行機用フットレストの中でも、最もおすすめなのが「エアーオットマン」タイプ。
メリットや特徴は、以下の通り。
- 高さを3段階で調整可能
- 安定感がある
- 座席の高さと同じくらいにできる
- 膝を曲げて横向きで眠れる
- 膝の上に置いてうつ伏せでも眠れる
- 子どもならフラットシートにできる
- 使わない時はコンパクト収納
長距離フライトの辛さにうんざりしている人、足のむくみや疲れがひどい人、子どもが機内で眠らなくて困っている人…とにかく、これおすすめ。
国内線には持って行かないけど、5時間くらいの飛行機移動でもかなり助かります。
海外旅行の必需品です。
デメリットは、空気を膨らませるのが少し手間なことと、床置きすると移動のときにちょっと邪魔なこと。
隣の席の人がトイレに行くときなんか、超邪魔です。笑
それでも余りあるメリット!!
そういえば、家族に貸したまま、まだ戻ってきてないな。笑
2.床置きクッションタイプ
床置きのクッションタイプも、飛行機用フットレストとしては使いやすいです。
オットマンタイプと比較すると、座面と同じ高さまで膨らまないぶん、自由度は減りますが、安定感とコンパクト感には優れています。
かかとよりも、つま先の方が高くて傾斜が付いているので、血流を良くしてくれる効果もあるのも嬉しいポイント。
以前使っていましたが、脚のむくみが減って助かった記憶があります。
3.板タイプ
板タイプのフットレストは、私は使ったことがありません。
でも調べてみると、割と人気らしいですね。
折り畳み式で、三角に広げて足を置くというシンプル構造。
安定感がありそうだし、かなり手軽。
足裏マッサージにもなるのがメリットですが、収納時のコンパクト感には欠けるのがデメリット。
4.座席にひっかけるハンガータイプ
飛行機用フットレストの定番商品なのが、座席に引っ掛けるハンガータイプのフットレスト。
ハンモックやブランコのような足置きで、足の位置を高くキープして血流を良くしてくれます。
1枚タイプと、2枚タイプ(セパレート)がありますが、個人的にはあまり好きではありません。
というのも、
- あんまり安定感がない
- 足の重みが1か所に集中してしまう
- 長身(足長)の人には使いにくい
というデメリットがあるからです。
高さ調整はできるんですけど、オットマンタイプと比較すると自由度が低く、安定感にも欠けます。
足の疲れは軽減されるし、コンパクトで持ち運びしやすいですが、あんまり眠りやすくない。
さらに、航空会社によっては、座席デスクに引っ掛けるハンガータイプの足置きが使用禁止の場合もあります。
前の座席の人への影響は少ないですが、ちょっと周りの座席の人にも気を遣うので、私はあまりおすすめしません。
※海外旅行好きの友人は、ハンガー&置き型の両用可能なタイプを愛用してます。
空気を入れてハンガーにもできるし、床置きして足置き台にすることもできるらしい。
【番外編】子供用のスーツケースが簡易ベッドに変身?
フットレストとはちょっと違いますが、子供が機内で快適に眠るためには、簡易ベットとしてフラットシートにするのがひとつの方法です。
子供用スーツケースが、フットレストというか、簡易ベットに大変身する面白い商品があります。
ジェットキッズbyストッケは、3歳~7歳くらいの子どもが乗ることができます。
自分の荷物は自分で用意したい年頃でもありますから、スーツケースをプレゼントしてあげると、さぞかし喜ぶでしょうね。
【その他】飛行機内で足の痛みを軽減させる方法・工夫
フットレストを使う以外にも、飛行機内での足の痛みを軽減させる方法があります。
筆者の経験を網羅してまとめると、
- 水分を多くとる
- 機内を散歩する
- スウェット&スリッパ
- 足をマッサージする
- 意識的に姿勢を変える
- 着圧ソックスはつけない
- あぐらをかく
- アキレス腱を伸ばす
- かかと上げをする
こんな工夫を総動員すれば、長距離フライトの辛さもかなり軽減されます。
特に日本人は、座席を立つことが少なすぎる。
トイレの時以外、ずっと席に座りっぱなしの人も多く見かけますけど、遠慮せずに機内を散歩した方が良いです。
※迷惑かけちゃダメですが…
私は、トイレのついでに歯磨きをしながらアキレス腱を伸ばしたり、CAさんを呼んでお茶をもらうのではなく、自分から歩いて貰いに行ったりします。
あと、メディキュットなどのフライト着圧ソックスは、不要です。
血流が良くなると言っている旅行者もいますが、私の場合は、逆に窮屈で足が痛くなりました。
効果には個人差があるのでしょう。
飛行機内ではオシャレをする必要はありません。
スウェットやスリッパなど、ゆったりとした楽な格好で過ごすのがおすすめです。
【まとめ】飛行機用フットレストは必須アイテム
今回のブログ記事では、飛行機用のフットレスト(足置き)について、情報をまとめてきました。
海外旅行に慣れていなかったときは、
15時間のロングフライトに何の準備もしないパワープレイで挑み、あえなく撃沈した記憶があります。
(足が痛くて、全身疲れて、翌日の観光は楽しめなかった)
フットレストを賢く利用することで、飛行機内の快適度はかなり変わります。
特に「エアーオットマンタイプ」のフットレストは、子どもにも大人にも最高の必須アイテムだと思います。
足のむくみや疲れを軽減するだけでなく、機内で眠りやすくなるがメリット。
素敵な旅行は、快適なフライトに始まり、快適なフライトに終わります。
ブログ内容だけでなく、ネット通販の口コミなども参考にしながら、是非、自分にぴったりの飛行機用フットレストを見つけてください!
もちろん、飛行機だけでなく、新幹線・深夜バス・長距離ドライブなど、長い時間座りっぱなしの時には活躍してくれますよ!
皆さんも、おすすめフットレストを見つけたら、是非、教えてほしいです。