近所の華屋与兵衛が閉店しました…。
調べてみると、華屋与兵衛は全体的に経営不振が続いているようで、ネット上では「閉店ラッシュ」と呼ばれています。。
このような情報を、ブログ記事にまとめました。
個人的には、子どものころ家族でランチに行った”良い思い出”もあるのですが…大人になって改めて行ってみると【可もなく不可もないが、他にコスパの高い和食ファミレスはたくさんある】という印象です><
じっさい、首都圏を中心に、閉店ラッシュという状態…。
今回のブログ記事では、和食・華屋与兵衛の「店舗数」「閉店ラッシュの理由4つ」「利用者の口コミ・評判」などを見ていきます!!
和食・華屋与兵衛は「すき家」と同じゼンショーグループ
華屋与兵衛って、首都圏在住の人にとっては、そこそこ聞き馴染みのある和食ファミリーレストランです。
メニューは、寿司、天ぷら、刺身、そば、うどん、定食などの和食で、主に家族連れやグループでの利用が多いです。
平均予算はランチで1000円未満、ディナーで1000~2000円ほどで、ファミレスの中ではお値段お高め。
スーパーマーケット「ライフ」の創業者が設立した後、ゼンショーグループが華屋与兵衛を経営しています。
- すき家
- ココス
- なか卯
- はま寿司
- 華屋与兵衛
↑このあたりが同じグループ企業なのですね。
華屋与兵衛の店舗数はどのくらいある?
華屋与兵衛の現在の店舗数は、首都圏のみ35店とWikipediaに掲載されていました。
しかし!
2024年現在、グーグルマップで検索すると20店舗ほどしか表示されません。。
↑Googleマップは、閉店した店舗の情報は表示させない仕様だと思うので、、要するに、かなり閉店しているのだと思います><
華屋与兵衛公式の「会社沿革」は2008年で時間が止まっている…
ひとつ、悲しい情報を引用させていただきます。。
以下は、華屋与兵衛公式HPに掲載されている「会社沿革」です。
↑1986年に華屋与兵衛が誕生してから、どんどん店舗数を増やしてきたことがわかります。
(中略)
↑そして、2007年に「160店舗達成」と書かれています!すごい!!
しかし…2008年のニュースが書かれてから、「会社沿革」の更新がストップしてしまいます。。
このあたりから、華屋与兵衛の快進撃は止まってしまったのかもしれません。
つまり…160店から20店まで減ってしまったということ!?
140店舗も閉店したら…それは確かに「ラッシュ」かも。。
★ちなみに、潰れてしまった回転すしチェーンもたくさんあります…。
昔あった「すしおんど」ってご存知です…??
華屋与兵衛の閉店ラッシュはなぜ?…理由は4つ!
華屋与兵衛が閉店ラッシュという情報があります。
ネットで調べるだけでも、この数年でかなりの店舗が閉店しています。
というわけで。
Uberしたどん。
私のお気に入りの華屋与兵衛は閉店してしまったらしい…再度注文しよーと思ったらなくて、公式見たら出てこない…2店舗とも…近所の店からつぶれていく…つらい。 pic.twitter.com/E0GaiWTW5D— arabiq (@arabiq88) April 17, 2021
(※もともと数は多くないのですが)
理由は簡単に言うと、経営不振でしょう…。
お客さんが入らず、売上がたたないのだと思います><
もともと厳しかったところに、新型コロナで外食産業全体が大ダメージを受け、その後もなかなか苦戦しているのかと想像できます。
だって、全国的に有名な「ガスト」「ジョナサン」などのすかいらーくグループでも、全国で200店舗を閉店しているらしいですから…><
理由①華屋与兵衛はターゲットが不明確
華屋与兵衛が閉店に追い込まれてしまうほど不人気な理由を、もう少し見ていきましょう。
- 和食ファミリーレストランという立ち位置
- 値段設定が中途半端でコスパ微妙
和食ファミレスって、もともとターゲット増がイマイチ不明瞭ですよね。
家族でファミレス行く時も、あえてコスパ微妙な和食料理を食べに行くことってないし、若者が気軽にはいるようなファミレスでもないし。。
2000円出せばしゃぶしゃぶ食べ放題行けるし、500~800円ならガストやサイゼリアで食べれるし…中途半端><
理由②悪い口コミ・評判・コメントもある…
さらに、ネット上には華屋与兵衛に対する悪い口コミ・評判・コメントも多く見つかります。
- メニュー写真と実際の料理が違いすぎる
- (メニュー写真詐欺だという意見アリ)
- 店内が広いのに、お客さん自分だけ
- 値段が高いのにボリュームがない
- どのメニューも美味しいと思えない
- しゃぶしゃぶ食べ放題以外は価値ない
- 店員さんの声が聞こえない
- お店中にタバコの匂いがする。空調が壊れている?
華屋与兵衛の駒沢公園店。奥の席が喫煙席。
しかし店中タバコ臭い。
軽く仕切られてるだけで、上が開いてるし、扉も無いし空調が悪い。
どうにかしろよ、高山社長!
最悪な店だよ(–;) pic.twitter.com/pB4emXfYhG— モリモリ (@mori36) December 1, 2014
もちろん、店によって事情も違うと思いますが、正直に言って「口コミの良い華屋与兵衛があまりない」のも事実…。
理由③和食ファミレスって競合が強いのでは?
というか、華屋与兵衛に限らず、そもそも今の時代「和食ファミリーレストラン」って流行らないのではないでしょうか…?
しゃぶしゃぶ食べ放題の「しゃぶ葉」なら、ランチ1000円少しで肉も野菜も食べ放題。楽しく美味しく安い。
「はま寿司」「くら寿司」「魚べい」「スシロー」なら1皿100円でそこそこ美味しい寿司が食べられますからね。
若者が利用するのは「ガスト」「サイゼリヤ」「マクドナルド」だし。
ドリンクバーでお喋りする奥様達は「ジョナサン」「コメダ珈琲」とか。
華屋与兵衛のような高級でもなく、激安でもない「和食限定」のファミレスって、選択肢に入ってこないんですよね。
ほんとうに、定年退職後のご年配の方が「たまには外食に行ってみようか」という機会の時にしか…。
理由④ゼンショーホールディングスの経営戦略
前述の通り、華屋与兵衛は、ゼンショーホールディングスの傘下企業です。
ゼンショーホールディングスは、近年「すき屋」や「ココス」の他に、「オリーブの丘」や「はま寿司」「ビッグボーイ」などの店舗を強く押し出しています!
その中で、華屋与兵衛は優先度が低くなり、不採算店舗はどんどん閉店させ、グループ内で新たな店を開店させる戦略をとっています!
【体験談】華屋与兵衛に来てるお客さん、ご年配の方だけ
私の地元には華屋与兵衛がありました。
閉店してしまったのですが、子どものころからあったから、おそらく20年以上は営業していたと思います。
家族で何度か食べに行った記憶が。
その後、一度だけ安いランチを食べに行ったことがありました。
しかし、その時のお客さん…広い店内に私とご年配の方2組だけ。
広くてきれいな店内が「ウリ」なのでしょうけど、あれだけガラガラだと「流行ってないな~。この店大丈夫かしら」と心配になるというか、少し悲しくなるレベル。
ランチが700円くらいで食べられて、ご飯がおかわりできるのは好印象でした!
でも味はふつうでした。良くも悪くもチェーン店の味。
これで潰れないのかな…大丈夫かな…と思ってたら、コロナであっけなく閉店してしまいました。
【まとめ】華屋与兵衛が閉店ラッシュ。理由は経営不振
今回のブログ記事では、和食・華屋与兵衛がコロナ以降、「急速閉店ラッシュ」に陥っている理由を考察してきました。
要点をまとめると、以下の通り。
- もともと流行ってなかった
- コロナの影響で破滅的な経営不振に
- 閉店ラッシュで現在は首都圏に40店舗くらい
- 和食ファミレスは中途半端
- 口コミ・評判も悪い
- 競合店が多すぎて今どき流行らない
いかがだったでしょうか?
なかなか深刻なネガティブ要素ばかり書いてしまいましたが、もちろん私は、華屋与兵衛が閉店したときに残念でしたし、ショックでしたよ。
嫌いなわけではなかったから。
昔から近所に華屋与兵衛がある風景だったから。
でも閉店の張り紙が出たときには「やっぱりか」「ついに来たか」という感想でした。
逆に、あのお客さんの入り具合でよく20年も営業してこれたな…と不思議なくらい。
外食産業全体が経営不振だと思いますが、そうは言っても、同じゼンショーグループの「しゃぶ葉」はいつ行ってもお客さん入ってます!
人気な店はさらに人気に。
不人気な店は、さらに不人気に。
そんな時代なのかもしれません。このままでは「華屋与兵衛のブランド」さえ危うい…?偉そうにすみませんでした。。
いろいろと書いてしまいましたが…
個人的には、華屋与兵衛を応援しています!
味の民芸とか、こういう店、必要なんだよな。
若者が突然、親や祖父母と会食しなければならない時とかね。
法事の帰りとか。サイゼやガストじゃ、ジジババが食うモノないんだもん。
だから高くてイイ。払いは親だからw
コメントありがとうございます!
正直、すごく分かります…。
和食系ファミレスって、そういう場面で助かりますよね。
私の親せきは、しゃぶしゃぶ「どん亭」も定番でした。