中学時代って、悩みが多い時期ですよね。
思春期で人間関係も複雑になるし、しかも高校や大学など、将来の進路を考える必要もあります。
- 進路が決められない
- 行きたい高校がない
- 将来が不安すぎる
- どうすればいいか分からない
- やりたいことが見つからない
などなど、中学生の「将来不安」「進路未定」は、大きな悩みになると思います。
しかし、結論から言うと、中学生の時期に将来の進路が明確に決まっている人なんて、ほとんどいません。
逆に「やりたくないことを、しない」という決断の方が、大事かもしれません。
自分の偏差値で行けそうな高校に「とりあえず、何となく、入学する」というのは、避けた方が良いと思います。
ほんの少しでもいいから、「こんなことしたいかも」という希望に近い進路を選ぶのがおすすめ。
今回のブログ記事では、中学生時代に成績が学年1位で、有名大学を卒業したけど、全然自分のやりたいことではなかった現役ブロガーが、中学時代を振り返ります。
▶【中学生へ】性格を変える方法は1つ。自分を変えるのに必要なこと【特に女子】
【悩み】中学生は将来が不安…進路が決められない…
中学生の悩みの一つは、将来の進路決定。
小学生の時は、とりあえず地元の中学校へ進学、でOKでした。
しかし、中学生は、高校を選ぶとき、気軽ではありません。
- 進路が決められない
- 行きたい高校なんて分からない
- 親友と別れるのが嫌だ
- 将来の夢がないから不安だ
などなど。
お気楽な男子中学生以外、ほとんど95%の中学生は、将来について何かしらの悩みを持つはずです。
つまり、全国の「中学生あるある」だと考えてください。
あなただけでなく、みんな悩んでます。
中学生で将来やりたいことが決まっている?
全国の中学生のうち、5%くらいの生徒さんは、もしかしたら将来やりたいことが明確に決まっているかもしれません。
- スポーツ選手になりたい
- プロの音楽家になりたい
- ペットのトリマーになりたい
- お医者さんになりたい
- 学校の先生になりたい
など、将来の夢が決まっている人、たまにいます。
同級生の○○さんは、将来の夢があって進路も決まっている…
それと比較すると、ちょっと自分がダメなように感じたり、不安になったり、します。
でももう一度言いますが、ほぼ全員、将来について悩んでます。
さらに言うと、中学生の段階で持っている夢が、本当にこの先も同じであるかどうかは、誰にもわかりません。
中学生の今は「マジでサッカー選手になる」と言って、サッカーの名門校に進学する子がいたとしても、中学の部活動で挫折するかもしれない。
プロにはなれないかもしれない。
中学生は、子供と大人の中間ですから、
その時点で将来の夢をひとつに明確に決めるなんて至難の業で、本人にも誰にも、未来予想なんてつかないんですね。
【どうすればいい】行きたい高校がない…進路が決まらない…
それでは、中学生は将来の進路をどうすればいいのでしょうか?
- 進路が決まらない…
- 行きたい高校がない…
- 将来の夢が見つからない…
この大きな悩みの解決策というか、ヒントは、2つ。
- 自分の本当にやりたいことを見つける
- 自分のやりたくないことを避ける
どうでしょうか?
それぞれ、もう少し説明していきます。
1.中学生活の中で自分のやりたいことを見つける
1つ目の解決方法は、自分の本当にやりたいことを見つけること。
これって、単純ですが、難しい…。
- 勉強が楽しい?
- スポーツが楽しい?
- 音楽?
- 芸術?
- アニメ?
- ゲーム?
- 読書?
熱中できる趣味というんでしょうか。
読書していると、いつの間にか3時間もたっていた…
というような人は、やはり読書を中心に、考えてみたらいいんです。
「別に作家とか、図書館の司書とかになりたいわけではない」という声もあると思います。
でも、それでいいと思います。
中学生の時点で、何か一つでも熱中できることがあるなら、素晴らしい。
それをなるべく中心に据えて、進路を考えればOKです。
あの高校の図書室が最高だ。
あの高校の隣には立派な図書館がある。
とかね。
2.自分のやりたくないことを避ける進路選び
進路選びの2つ目のヒントは、やりたくないことを避けるという考え方。
- 進学校で勉強ばかりしたくない
- 部活漬けだと嫌だな
- 自宅から遠い学校に通学したくないな
- 親が勧める学校は行きたくない
- 制服がダサすぎて無理
- 学校の雰囲気が自分には合わない
などなど。
やりたいことはわからなくても、
「やりたくないこと」なら分かる、という人もいるかもしれません。
これも、重要ですよ。
自分の価値観は、是非大事にしてください!!
特に高校になると、学校ごとにカラー・雰囲気があります。
「校風」というやつですね。
候補になる高校の「校風」は、進路選びの中でも圧倒的に優先度が高いです。
偏差値よりも、校風が大事ですよ。
本当に。
偏差値より大事なことは山ほどある
改めて、悩める中学生に大事なことを言います。
偏差値より大事なことは、山ほどある。
これは事実です。
自分の狙える偏差値の高校を受験するなんて、ナンセンスの極み。
私は偏差値55だから、
偏差値52の高校を滑り止めにして、偏差値60の高校を志望校にしよう!
↑これは、ダメな例。
自分のことも、将来のことも、何も考えられていません。
先ほども触れましたが、
- 学校の雰囲気(校風)
- 自宅からの距離
- 好きな部活があるかどうか
などの方が、偏差値の何倍も大事ですね。
経験者は語る。
ちょっと私の体験談を紹介しますね。
【失敗例】偏差値で高校を選んだ、私の後悔
ここで、中学生時代の私の体験談(失敗談)を紹介します。
私は中学生の時、偏差値が70以上ありました。
(※特に何の役にも立たず、ブロガーをやってます。笑)
当時の私は、自分が何をやりたいのか、何をやりたくないのか、無頓着でした。
なので偏差値に会った高校の中から、通えそうな有名な私立高校を2つ選んで受験したんです。
- お嬢様の雰囲気がある高校(偏差71)
- 自宅から近い進学校の特待生(偏差67)
運よく試験に合格したのですが、どっちに進学するか。
せっかく倍率が高くて偏差値も高い学校に受かったのだから、そっちに入学を決めました。
特に迷うことはありませんでした。
両親も大賛成。
お嬢様学校に合格して、鼻が高かったのかもしれません。
私はよく考えもせずに受験校を選び、よく考えもせずに入学する高校を選んだのです。
そして案の定、
私は学校の雰囲気に苦しめられます。
中学校とは全然違い、
校則は厳しく、周りには「がり勉タイプ」の子ばかりで、レポートも宿題も試験もたっぷり。
ばか笑いできる友人が作れず、孤独な高校生活。
卒業するまで3年間、こんな合わない学校にいたら死んでしまうと思い、決死の覚悟で2年目に他の高校へ転入しました。
そうです。
私は、引っ越しもしてないのに高校を「転校」したのですね。
自分と雰囲気の合わない高校に行くことより不幸なことはありません。
本当に辛くてつまらない高校生活でした。
個人的な苦しかった思い出話は割愛しますが、
どうかこのブログ記事を読んでいる人は、私と同じ失敗をしないでほしいです。
- 自分の好きなことができる高校
- 自分のやりたくないことを避けられる高校
この基準で、進路探し&進路選びをしてください。
自分の気持ちや感覚を、大事に。
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【まとめ】中学生が進路に困るとき。将来が不安な時。
今回のブログ記事では、多くの中学生が抱える悩み「進路に困った」「将来が不安」「行きたい高校が分からない」について、体験談と解決のヒントを紹介してきました。
結論としては、
自分の好きなことを大事にして、
自分の嫌いなことを避ける。
これが、正しい進路の選び方です。
いくら偏差値が高くても、両親がおすすめしてきても、自分が校風に合わないと思ったら、別の学校を選んでください。
誰でも、自分の人生は自分で決めるものです。
決められるし、決めるべき。
中学校時代は、まだまだ両親の存在・アドバイス・助言も大きなウエイトを占めていると思います。
しかし、惑わされてはいけません。
自分の人生は、自分の高校は、自分が納得して選ぶべきです。
高校、大学、社会人…将来はまだまだ無限の可能性がありますから、不安になりすぎず、自分の感性を信じてみてください。
このブログ記事が、中学生の進路選びのヒントになっていれば幸いです。