「通勤中のサラリーマンの目は、なぜ死んでるのか」という議論があります。
- なぜ会社員は顔が死んでる?
- 社会人になると目が死んでくる?
- 顔が死んでる人と、生き生きしてる人の違い
新卒入社→サラリーマン→脱サラフリーランス、という経験を持つ筆者が、解説します。
結論としては、サラリーマンの目が死んでいる理由は、「人生がツマラナイから」です。
簡単な結論です。
人生を楽しんでいる人は、表情がイキイキしているものですからね。
「通勤電車中にエネルギーをチャージして、職場で目を輝かせるのだ」という社畜的な面白い意見もありましたので、色々な角度から「目が死んでる問題」を解説していきます。
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電車のサラリーマンは目が死んでる?
朝の通勤電車で見るサラリーマンの目は、死んでいます。
表情が暗く、顔に生気がない…
特に30代、40代、50代くらいの男性は、目に光がない。(偏見スミマセン。)
「死んだ魚のような目」という形容がぴったりの表情をしている人が多いです。
- スマホゲーム
- SNS
- ネットニュース
- 日経新聞
- スポニチ
- 週刊誌
つまらなそうに暇つぶししてたり、ボーっと目的の駅に着くのを待っていたり、眠っていたり、座席が空くのを狙っていたり。
とにかく、覇気がない。
会社員、社会人ってこんなに暗いんだ…と大学生時代から思ってました。
※もちろん、会社員の中にも元気はつらつのイキイキした顔をしている人もいますけどね。
SNS上でも「会社員の目が死んでる」と感じてる人は多い
ネット上には、「会社員の目が死んでる」「仕事前のサラリーマンは顔が死んでる」という投稿が多数あります。。
浜松町シーケンスのDOUTORに座ってる9割の会社員は顔が死んでる pic.twitter.com/uUwFwRBma2
— Mix@禁煙中 (@NsbibiMix) May 24, 2018
やはり…みんな辛いですよね(´;ω;`)
なぜ社会人は目が死んでしまうのか?【原因/理由4つ】
一体なぜ、社会人の目は死んでしまい、表情が暗いのでしょうか?
その原因・理由を、ずばり一言で言うと…
「人生がつまらないから」ですね。
- 限られた場所の往復ばかり
- 時間を質に入れて、自由がない
- お金、年収に囚われてしまう
- 望まない人間関係が山積み
これらが、「サラリーマンの闇部分」ですね。
人間、誰しも年をとりますが、特に会社員・サラリーマンの人は、表情が死んでいく。
もう少し詳しく、目が死んでしまう理由を見ていきましょう。
1.同じ場所の往復ばかり
サラリーマンの人生がつまらなくなる理由の一つは、場所の制限。
- 自宅
- 駅
- 会社
- 取引先
同じような場所を毎日毎日、往復してばかり。
週末は自宅でゆっくり寝て休むか、テレビを観るか、ゴルフか。
家族サービスと言っても、最寄りのイオンモールに買い物とか。
買い物するにも、食事するにも、散歩するにも、一定の範囲内で暮らしているようでは刺激がなく、脳が死んでいくのも当然でしょう><
子どものときは、知らない場所ばかりで、毎日が冒険のようでしたよね。
サラリーマンは、同じ場所の往復ばかりで目が死んでしまうんです。
2.自由な時間がない
サラリーマンの目が死んでいく原因の2つ目は、自由時間がないこと。
- 起床して、通勤電車に乗って、出社
- 昼休みまで働き、夕方定時になるまで働き、退社
- 勤務後は上司や同僚と飲み会
- 週末はゴルフ
こんなの不自由で最悪ですね。
1週間のうち、ほとんど自分の自由な時間がなくて、がんじがらめです。
そもそも、人間は人生のうちの3分の1が睡眠時間。
それなのに、残りのさらに半分以上を、仕事関係の時間に費やす。
もう、あなたの人生はほとんど残ってないのが分かりますか?
本当に自分がやりたいことをやる時間の余裕が、ありますか?
会社員は、胸に手を当てて考えてみてください。
▶【無理】会社の飲み会って無駄すぎ…飲みニケーションがウザい人へ
3.お金、年収に囚われてしまう
会社員として勤務していると、ついつい月収、年収などのお金に囚われてしまいます。
「人生の幸福度に、安定収入が必須条件」
というような価値観が擦り込まれていて、抜け出せません。
- 家族を養わないと
- 老後資金を貯めておかないと
- 養育費を貯金しないと
- 保険をかけておかないと
こんなこと、20代、30代の若いサラリーマンが、本気で心配しています。
しかし、日本で暮らしている限り、最低限の収入があれば、それなりに暮らしていける福祉制度が整っています。
ひとりなら、月収10万円でも生きていける。
家族がいても、月に20万円稼いでいれば、余裕の暮らしができる。
それなのに、メディアや金融機関がお金の不安をあおるので、会社で働かないと、食っていけないという考えになってしまうのです。
毎月の給料を受け取ることと引き換えに、自分の人生を生贄に差し出しているのです。
4.望まない人間関係が山積み
サラリーマンの目が死ぬ原因の4つ目は、面倒くさい人間関係。
- 理不尽な上司
- 怒ってばかりの部長
- 言うことを聞かない後輩
- 先に出世していく同僚
- 無理難題を出してくる取引先
- 付き合わなければいけない飲み会
- 営業先との懇親会
- 接待ゴルフ
- 付き合い残業
などなど…会社員の悩みの多くは、人間関係ではないでしょうか?
居酒屋で上司への愚痴をこぼすサラリーマンって、どこにでもいますからね。
不満はあるけど、口には出せない。
自分の意見はあるけど、飲み込む。
そんなことをしていると、ストレスが貯まるのは当然。
他人の顔色ばかり見て、波風を立てないようなサラリーマン人生は、本人の気が付かないうちに苦痛を伴うものになってしまうのです。
いかにも日本的な「お付き合い」を我慢している限り、サラリーマンの表情はどんどん暗く、憂うつに、目の色が濁っていきますよ。
▶【人生変えようよ】仕事がつまらなくて死にそう…頭がおかしくなりそう【体験談】
フレッシュな新入社員が仕事するうちに顔が死んでいく現象
大卒、大学院卒の若手新入社員は、まだフレッシュさが残っています。
しかし入社後の社内研修や、OJTを通して、次第に「サラリーマン化」していくのです。
(悪い意味で)
若手の会社員にとって、先輩の指示に従うことってすごく重要。
社内システムの流れを知る上でも、社員の立場や階級、雰囲気を知る上でも、とにかく先輩から吸収しないと学べません。
しかし、その企業文化に染まった先輩を「マネして学ぶ」ことで、自分も自然とその企業文化に同化してしまうのです。
(順応ならいいけど、同化してしまう…)
多くの会社員の目が死んでいるように、フレッシュだった20代の若手社員ですら、どんどんと目の輝きが失われていくのです。
サラリーマン生活には夢がない?
「サラリーマン生活には夢がない」と聞きます。
個人的には、まさにその通りだと思います。
この会社であと20年働いたとして…
今の課長とか、部長とかの立場になっているのかな。
じゃあ、自分はあの人みたいな立場になりたいの?
部長になって、何がしたいの?
結局、部長になっても社長の意見を聴く立場なんじゃないの?
そんな夢のない人生…私はドロップアウトしました。
法人って、個人では絶対にできないような、何百億も動かす仕事ができます。
社会的意義のある仕事もできます。
でも結局、場所・時間・お金・人間関係の「4つの制限」は付いて回る問題です。
自分が本当にやりたいことを、仕事にできているサラリーマンって、全体の何パーセントいるのでしょうか?
肌感覚では、全体の1%くらいだと思います。
100人のサラリーマンがいたら、その中の1人くらいは、「本当にこの会社で働くのが生きがいだ」と言って、目をキラキラさせて仕事している。
その他99人は、何かしらを犠牲にして、仕事をしている。
「余命1年です」と宣告された時に、今の仕事をしたいと思いますか?
黒澤明監督の『生きる』という作品では、公務員の主人公が、余命が尽きるまでに街に公園を作ろうと奔走します。
「街に何か残したい」「人の役に立つ仕事をしたい」
この主人公は、公務員の仕事の中に「人生で本当にやりたいこと」を見つけ出すことができたのだと思います。
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「サラリーマンの目が死んでいる」という議論への面白い見方
「サラリーマンの目はなぜ死んでいるか」という議論に対して、面白い見方をする人もいます。
冗談半分の意見もありますが、ちょっと紹介しますね。
- 満員電車で目が輝いてたら変態
- それは乗り鉄だろ
- 会社に着いたら目が生き返る
- 電車は充電タイム
- エネルギー消費を抑えているだけ
などなど。
ちょっと面白いですよね。
確かに、電車で目がきらきらしてたら、変態か、鉄道オタクか、どっちかかもしれません。笑
それにしても、多くの会社員が「不自然なほど暗い顔をしている」というのが問題なんですよね。
ちょっと心配になるような暗い表情をしている人、結構多いです。
たぶん、自分ではあまり気が付いていないのでしょうけど。
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【まとめ】仕事ばかりで顔が死んでる会社員へ「ストレス感じてあげて」
今回のブログ記事では、「サラリーマンの目はなぜ死んでいるのか」問題について、考察してきました。
結論としては、
- 場所
- 時間
- お金
- 人間関係
の4つの面で「望んでいない制限」をかけられ、「本当にやりたいこと」を我慢しているからこそ、目が死んでしまうのだと思います。
簡単に言うと、人生がつまんないんですね。
脱サラが唯一の正解だとは思いません。
しかし、自分のストレスを感じることは、してあげてほしい。
自分の目が死んでいることを、感じてほしい。
一番問題なのは、自分がストレスだらけであることを、感じることもできず、気が付くこともできず、いつの間にか人生が流れていってしまうことです。
個性も、好きなことも、自信も、やりたいことも…何もかもなくしてしまいます。
それは既に、抑うつ症状です。
今回の私の意見を、誰がどのように読んでくださるのか分かりませんが、どうか一人でも多くのサラリーマンが、自分の人生を大切にできますように。
※退職代行でストレスなく仕事を辞める人が増えています。