中学生って、思春期ど真ん中の複雑な時期です。
自分の性格の悪さや、人間関係について、悩みがち…。
- 中二病って悪いの?
- 性格を良くする方法は?
- 自分を変えたいけど…どうすればいい?
などなど、女子中学生の心の悩みについて考えたいと思います。
結論としては、中学生が性格を変える方法が、1つあります。
先に言っておきますが、このブログ記事を読んでいるあなたは、必ず性格を良くすることができます。
別にスピリチュアルなことを言っている訳ではないです。
私は実際にプロ心理カウンセラーに「うつ病」の悩み相談をし、何度も会話を繰り返してきました。
セラピーで学んだことと、自分の体験談を合わせて、「自分を変えるのに必要なこと」を紹介していきます。
※合わせて読んでみてください↓
▶【中学生へ】将来が不安で進路が決められない→やりたくないことは?【どうすればいい】
▶【助けて…】どんどん性格が悪くなっていく気がする。原因はストレス?
中学生って難しい時期。悩みが絶えない…
私は大人です。
ここまでの人生を振り返ると、「中学生って人生で1番難しい時期」だと思います。
- 幼稚園の時は、親の存在が大きい
- 小学生の時は、先生の存在が大きい
- 中学生の時は、友人の存在が大きい
そんな感覚があります。
親は、家族です。
先生は、人生経験が豊富な大人です。
でも、友人って微妙な存在です。
中学生は、親からは自立しているし、先生とも対決していくような年齢になります。
そこで大事なのが友達の存在ですが、友達って「完全なる他人」なので、思ったようになりません。
思ったようにならないので、中学時代は悩みが絶えない。
毎日のように考え込んでしまう人が、多いんです。
女子は性格に悩む。男子は深くは悩まない?
ここでひとつ、話が横にそれますが。
実は、中学生でも女子の方が深く悩む傾向があります。
男子中学生の悩みって、深い心の悩みではないケースが多いですね。
恋愛のこと、部活のこと、成績のこと…あとは暴力的ないじめとか。
いじめは深刻かもしれませんが、「自分の性格を変えたい」と思っている男子中学生は、かなり少ないです。
その一方で、女性の方が、心の内部、自分の性格について、悩むことが多いです。
ここまで読んでくれてるあなたも、きっと、女子中学生なのではないですか…?
(もちろん、男性も歓迎ですが)
「中二病」「厨二病」って意味は何?
中学時代は、悩みが多く揺れ動く時期です。
- 中二病
- 厨二病
と、世間で言われたりします。
言葉の意味は何となく分かるかと思いますが、「中学二年生ごろの、誇大妄想や自信過剰など、ちょっと痛い言動」という感じ。
お笑いタレントの伊集院光さんが言い始めた言葉ですね。
- 人気アイドルになる自信がある
- いつか、森山未來と共演したい
- あの先生は私のことが好きなんじゃないか
- 私は将来、芸能人と付き合いたい
- みんなより私の方が凄い
そんな風に、大きな夢を持ったり、自分は特別な存在だと感じたかと思うと、
- みんなに嫌われているのでは?
- 仲間外れにされてしまうかも
- ひそひそ話で悪口を言われている
- みんなの視線が私に集中している
- ダサい、ブサイクと思われてたらどうしよう
など、傷ついたり、悩んだり、悲しくなったりします。
これが中二病です。
中二に限らず誰にでもあるし、私は、中二病は素晴らしいことだと思ってます。
★みんなとうまく馴染めない人を「社不」って呼ぶんですってね☆彡
▶社不とはどういう意味?「社不診断」をして仕事/生き方まで考えてみた
中二病の原因は?なぜ起こるか?
中二病の原因は、一言で言うと「思春期」だから。
もう少し現実的な部分で言うと、「体の成長と周りの環境の変化」が原因です。
単純に、男性ホルモンや女性ホルモンの影響で、身体が変化してきますね。
身長も伸びるし、身体つきも変わってきます。
成長ホルモンの影響で、心も揺り動かされ、「自我」が目覚めます。
小学生は誰がどう見ても「こども」って感じがしますが、中学生は「子供と大人の中間」って感じ。
高校生はほとんど「大人」に近いですよね。
この「中間」が難しいんです。
肉体的にもほとんど大人だし、親も学校の先生も「大人扱い」してくるようになる。
常識を求められたり、高校受験を意識したり、環境も大きく変わります。
だから、中二病が発生するんです。
自我が発達して大人になりかけているけど、どうしたらいいか分からない(経験がない)状態ですね。
【先に言っておきます】中二病って素晴らしい。
さて、中学生が性格を変える方法を言う前に、言っておきたいことがあります。
それは、
中二病って素晴らしいよ、ということ。
性格を良くしたくて、自分を変えたくて悩んでいるのに、何とも無責任に聞こえるかもしれません。
でも、本当です。
- 自分は特別な存在だ(全知全能感)
- 将来はビッグになりたい。夢がある。
- みんなに嫌われているかもしれない(被害妄想)
どれも、素晴らしい感覚です。
皮肉ではありません。
自己中心的(ジコチュー)は、自分らしく生きるための大きなヒントなんです。
思春期の中二病の中に、「大事な悩み」が含まれているんです。
だから、思いっきり悩むと良いのだと思います。
(もちろん、後で性格を変える方法は教えますよ)
【体験談】中学生で悩まなかった私は、大人になってから性格が悪くなりました
実は…
私は、中学生の頃に反抗期がありませんでした。
中二病も経験しませんでした。
学年トップの成績で、部活でもスタメンでした。
自分で言うのも変ですが、「優等生」だったんです。
正直、大人になるまで、大きな悩みがありませんでした。
そして大人になってから、うつ病の症状が出てきたんです。
うつ病から立ち直った今思うことは、「もっと子供のころから色々と悩んでおけばよかった」ということです。
何も悩まずに、順風満帆に生きてきたことを、ある意味で後悔しています。
中学生の時期に、性格とか人間関係で悩むことが多いのは、素晴らしいんです。
苦しいのは分かります。辛いのはわかります。
でも、後から考えると「良い経験」になるのです。
▶【改善方法あり】嫌な性格の直し方?自分の性格の悪さに嫌気がさす人へ
【たった1つ】中学生が性格を変える方法。性格を直したいなら…
中学生が、性格を変える方法を紹介します。
性格を直したい、自分を変えたいなら、
自分は何が好きなのかを知り、自分で心から楽しむこと、です。
…ピンと来ないでしょうか?
今度は質問します。
- あなたは何が好きですか?
- 好きなことを思いっきり楽しんでますか?
この質問にハッキリと、自信を持って答えられる人は、多分、この記事を読んでません。
「自分の性格を変えたい」なんて悩んでいません。
だって、好きなことが分かってて、それを楽しめてる人は、自信があるから元気で明るくて悩みませんよ。
逆に、ここまで本文を読んでくれている中学生の人は、
- 自分が何が好きで
- それを心から楽しめているか
ということが、曖昧(あいまい)なのではないでしょうか?
時間を忘れるくらい没頭してしまうような趣味があると、そしてそれを自分なりに心から楽しめていると、「性格を変えたい」と思うことなく、人間関係もうまくいくようになります。
ちょっとこれなら出来そうな気がしませんか?
誰でも、自分の好きなことには心当たりがあるはず。
2つのステップについて、もう少し解説します。
この方法は、心理セラピストの人に教えてもらい、私も、性格が変わりましたよ。
1.自分が好きなことを知っていれば、性格が良くなる?
自分が好きなことを知っていれば、本当に性格が良くなるのでしょうか?
例えば、あなたの学校にもこんな人、いませんか?
- ネコが大好きで全種類知っている子
- アイドルグループが好きなオタク
- マンガが大好きな子
- アニメオタク
- バスケ大好きで部活一筋
- ゲームばかりしている子
- ピアノの演奏に一生懸命な子
などなど。
簡単に言うと、趣味があること。
気が付くと2時間も続けてやっていた!!というような、楽しいこと。
お腹空いたけど、まだまだ続けていたい!というような趣味。
「暗い性格を明るくしたい」「人付き合いが苦手なのを直したい」などと悩んでいる人は、変わるための第一歩として、大好きな趣味をさがしてみてください。
小学生の時から好きなこととか、ありませんか?
何でもいいんです。ほんとうに、何でもいい。
意味がないような、親に注意されそうなことでも、良いんです。
2.趣味を心から楽しめていれば、自分を変えられる?
さて、第二ステップは、大好きな趣味を、心から楽しむこと。
せっかく自分の好きなことが見つかっているのなら、他人の視線を気にせず、心から楽しみましょう。
自分の趣味を、自分で応援しましょう。
これができるようになれば、あなたの性格は既に変わっています。
元気に、明るく、爽やかに、人間関係もスムーズで、悩みは少なくなります。
だって、趣味を楽しんでれば、自然にニコニコしますよね。
毎日楽しそうにしている人って、友達も多いですよね。
自信がある人って、パワーにあふれてますよね。
無理矢理に性格を変えようとしても、変わりません。
無理に明るく、声を大きくしてみようと頑張っても、それが続かないから、怖いからできないんです。
無理しなくていい。
まずは、自分の好きなことを見つけて、そして、心から楽しみましょう。
これが中学生が自分の性格を変えるのに必要なことです。
【注意点】周りの視線を気にしないこと
この方法の注意点としては、
【本当に】楽しいことを、【心から】楽しむこと、です。
小学生から続けている習い事があったとしても、それって本当に好きですか?
- 習字をやっているけど、実は音楽が好き…
- 水泳をやっているけど、本当はバスケが楽しそう
- ピアノを習ってるけど、ドラムもやってみたい
- 塾に通っているけど、本当は絵を描くのが好き
などなど。
その他、男女差を気にする必要もないですね。
- 女子だけど、ゲームが大好き
- 女子だけど、野球(サッカー)が好き
- 男子だけど、料理に興味がある
- 男子だけど、手芸が楽しくてハマる
などなど。
もしかしたら、親が反対するかもしれません。
友達にちょっぴり変な目で見られるかもしれません。
でも、気にせずに自分の好きなことを心から楽しんでみてください。
「好きだからやってみたい」「勉強も頑張るから挑戦したい」と言えば、だいたい、両親はやらせてくれます。
一時的に友達に「何やってんの、変なの」とか言われても、気にしない。
自分が楽しんでいれば、OK。
いつの間にか、周囲の視線も変わってきます。
自信があって人生を楽しんでいる人の周りには、人が集まってくると思いませんか?
学生時代にうまくいかなかった芸能人も多い
小学生、中学生、高校生の時に、周囲の人たちとうまくなじめなかった芸能人って結構おおいです。
そんな人の本を読んでみるのも、おすすめですよ。
●
例えば、中川翔子。しょこたん。
いじめにあって不登校だったけど、今では元気印というか、自由にオタクっぽく生きていますよね!
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あとは、さかなクン。
うまく仕事ができずに悩んでいた時期もあったみたいですが、今では立派な研究者&芸能人ですよね。
【まとめ】中学生が性格を変える方法。自分を変えたいなら趣味を極めて!
今回のブログ記事では、中学生という人生で一番難しい時期の悩みについて、まとめてきました。
- 暗い性格を変えたい
- 性格が良くなる方法は?
- 引っ込み思案な自分を変えたい
- 別人になるのに必要なことは?
これらの心の悩みを抱えている中学生への答えは、1つだけ。
自分の好きなことを見つけて、心から楽しむこと。
本当に、これだけです。
難しいことじゃないはずです。
自分なりに人生を楽しんでいれば、自然と性格は前向きに明るくなります。
もともとの性格の素敵な部分が目立つようになります。
目がキラキラした人の周りには、ステキな友人が現れることでしょう。
最後に言っておきたいことがあります。
まだ中学生の年齢で、「自分の性格を変えたい」と思っている人って、すごく精神年齢が高いと思います。
中学時代に「自分を変えたい」と思えている人って、既に、性格が良いと思います。
ハッキリ言って、羨ましい。
私は子ども時代に全然悩んでこなかったので、成長していませんでしたから…。
是非、自分を大事に、自分に正直に、無理せずに楽しいことを見つけてみてください。
質問や相談は、お気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただきありがとうございました。