海水浴場って「海開きしないと入れない?」「海開き前に足だけ入ったり、泳いだりできる?」…素朴な疑問ですよね。
- 海水浴場って海開きしないと入れない?
- というか、海開きってどういうルール?意味は?
- 海って勝手に入っていい?いつでも泳げる?
- 海開き前後は、足だけ入るのOK?
- 沖縄~関東~北海道…海開きはいつから?
このような情報を、ブログ記事にまとめました。
結論から言うと、海開きしてない海水浴場でも、いつでも入ることは可能です。
足だけ入るだけでなく、全身入ることもできるし、泳ぐことも法的には禁止されていません。
ただし、海開き前の海水浴は、すべて自己責任になります。
波の急な変化・クラゲの発生・水上バイクやボートとの接触など、海で安全に遊べるかどうか…すべて自己判断です。
今回の記事では、海開き前でも楽しめる海の魅力や入場制限のルール、そして海開き後の楽しみ方について、海上保安庁の公式情報を引用しながらご紹介します☆彡
そもそも海開きって何?
海開きは、海水浴場の営業開始を意味しています。
多くの海水浴場では、夏シーズンに入る前に海開きイベントが行われます。安全祈願などの神事が執り行われることも多いです!
海開きまでに、海水浴場の管理者は安全な海水浴環境を整える必要があります。
具体的には、以下のようなポイント。
- 海の水質検査・水温検査
- 海水浴場周辺の環境(ゴミやガラスなどの清掃)
- 監視員/ライフセーバーの人員確保
- 駐車場、更衣室、シャワー、トイレの準備
- 海の家や売店の手配
- クラゲ、サメを寄せ付けない防護ネット
海開きされた海水浴場では、上記のような「安全に海を楽しむための準備」がなされています!
【マメ知識】海水浴場とビーチと砂浜の違い…
「海水浴場」と「ビーチ」と「砂浜」の中で、最も大きな概念なのはビーチです。
- ビーチ:海岸全体のこと
- 砂浜:ビーチの中でも、砂が堆積している場所
- 海水浴場:砂浜の中でも、公安委員会に届け出を提出してる場所
「海水浴場」と名乗れるのは、都道府県の条例に基づいて水質検査などの届け出を行っている場所のみなんですね!!
海開き前に泳ぐ/足だけ入る…禁止ではない!
さて、海開き前に、勝手に泳ぐことはできるのでしょうか?
それとも、海開きしないと入れないのでしょうか?足だけ入るのはどう??
疑問に思う人が多いようですが…
結論としては、海開き前でも泳いだり入ったりするのは問題ありません!
海水浴場は基本的にいつでも入れます。
違法でも禁止でもありません!
ただし、当然ながら安全性に関しては「自己責任」となります。
先ほど「海開きをするための準備」を6点ほど紹介しましたが、海開き前(もしくは閉鎖後)には、あれら6項目が整っていないわけです。
ライフセーバーも救護室もなし。クラゲ対策もなし…。
トラブルが起きないよう、事前知識と準備があった方がイイです。
海での悲しい事故は少なくありませんので…。以下、注意点も見ておきましょう。
【重要】海開き前に海水浴場で遊ぶ時の注意点
海開き前でも、自由に泳いだり入ったりして大丈夫なのですが、それはあくまでも基本ルールの話です。
以下のような注意点があるので、油断せずに確認しておいてください><
- 条例で「遊泳禁止区域」になってる場所もある
- 「波浪」や「離岸流」や「戻り流れ」などの危険性
- クラゲ、サメ、カツオノエボシなどの海洋生物
- 水上バイクやボートとの接触
- 飲酒や熱中症などによる体調不良
このように、気を付けるポイントは多数あります。
特に、「遊泳禁止区域」に指定されている場所では、海に入るのはやめましょう。
自然環境保護の意味合いで禁止されていることもあれば、水上ボートが行き来するから危険…という理由で禁止されているケースもあります。
子供だけでなく、泳げる大人でも海難事故に遭うことはあります。
ちなみに、私は「波浪」や「離岸流」や「戻り流れ」といった言葉をひとつも知りませんでした…。
波が穏やかで安全に見える遠浅な海岸でも、気が付いたら沖まで流されていた…ということもあるようです><
事前に、海上保安庁の「海で遊ぶ時の注意点」という記事を読んでおいてください。
クラゲは8月から増えてくる…「海開き後」は注意
ちなみに、海水浴の注意点として一般的なのはクラゲの大量発生ですよね。
日本ではだいたいお盆近くからクラゲが大きく成長してくると言われています。
- ミズクラゲ
- アンドンクラゲ
- ハブクラゲ
- アカクラゲ
など、刺されるとかゆみが出たり、赤くはれたり、場合によっては電撃のような痛みを感じる場合もあります。
クラゲ、こわいですよね…。
8月下旬~9月になると、海開きシーズンが終了しますが、その頃からクラゲが多くなってきます!
残暑でまだまだ泳げる気温だとしても、↑ラッシュガードなどを着用して、身を守るのがおすすめです!!
海開きっていつからいつまで?
海開きがいつから始まり、いつまで続くのかは、地域によって全然違います。
- 沖縄:3月下旬~4月
- 九州:4月~5月
- 千葉や関西の一部:5月~6月
- 神奈川や新潟や北海道も:7月以降
↑海水浴場によって全然違うのですが、基本的には夏本番の7月~8月が海開きメインシーズンになりますね!
また、海開きがいつまでかと言うと、東日本では8月下旬のお盆明けには閉鎖となることが多いです。
西日本でも8月末にはシーズン終了になるでしょう。
参考までに、私のお気に入りである「神奈川県:湯河原海水浴場」は、7月15日から8月31日まで開設しているようです☆彡
※特に沖縄:海開きしないと入れない?
ちなみに、沖縄旅行する際は海開き期間外でも、海に入りたいですよね…。
結論は変わらず、沖縄でも海開きしなくても自己判断で入って大丈夫です。
…が、しかし!!
沖縄には本州とは違って「より危険性の高い生物」が多く出現するらしいので気をつけたいですね><
- オニダルマオコゼ:ハブの30倍という猛毒を持つ
- ハブクラゲ:全身にショックが走る電気クラゲ
↑死亡事故もあるとのことで、自己判断で泳ぐ前に、地元の人に聞いてみるのもいいかもしれません。。
家族で海水浴♪安全な遊泳のためのおすすめ持ち物2つ
海開き中でも、海開き前でも…
ファミリーで安全に海で遊ぶためには、持ち物の準備が大切です!!
タオルや着替えや水着は当然のことですが、安全に楽しむために特におすすめの海グッズを2点、厳選して紹介させていただきます☆彡
①ラッシュガードで安全性UP!
先ほども紹介しましたが、クラゲやヒトデとの接触を避けるためにラッシュガードがおすすめです!
すこし海水温が低くても寒くなりにくいですし、UVカット効果も高い!!
ズボンタイプもあれば、無敵ですね♪
私は海外旅行にも必ず持って行きます(^^)/
②マリンシューズを履くと海で泳ぎやすい!
海水浴では、マリンシューズも超おすすめ!!
混雑した海水浴場では、ビーチサンダルはすぐ紛失してしまいます…(^▽^;)
ウォーターシューズなら履いたまま海で泳げるし、水中の石や貝殻を踏んでも、痛くありません!
なのに、履いたまま海の家も行ける♪
以上、ラッシュガード&マリンシューズは、海水浴の安全性を大きく高めてくれるのでおすすめです!お値段も安いし♪
【Q&A】海開き前についてのよくある質問
海開き前に入っていいのかどうか…に関するよくある質問と回答をまとめました!
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Q海開き前って入ってもいいの?
-
A
入ることも、泳ぐこともできます。しかし、海開き前に海に入るのは推奨されません。安全第一で楽しみましょう。
-
Q海水浴場以外で泳ぐのは危険ですか?
-
A
はい、海水浴場以外で泳ぐのは危険です。海水浴場以外の場所では、急な深みや強い潮流、岩場などの危険が多く、緊急時に助けが得られない可能性が高いです。
-
Q海に行ってはいけない時期はいつですか?
-
A
海に行ってはいけない時期は、一般的に以下のような時期や状況です。
- 増水時:大雨の後や、 夏から秋にかけての台風シーズンは、強風や高波の急な変化があり、危険です。
- 赤潮発生時: 赤潮が発生しているときは、海水が有害物質で汚染されている可能性があり、健康被害のリスクがあります。
- お盆の時期:お盆を過ぎたころから、クラゲが大量発生します。また、離岸流が発生しやすい時期でもあり、水草や海藻も増えるので、水難事故が多くなります。
以上、十分に気をつけましょう。
参考にしてみてください☆彡
【まとめ】海開き前でも入れる!泳げる!ただし注意点は多い…
今回のブログ記事では、「海開き前とは何か」「海開きしないと海には入れないのか」といった内容を中心に解説してきました☆彡
要点をまとめると、以下の通り。
- 海開きとは「海水浴場の営業期間」で、届け出や準備がされている
- 海開き前でも、海にはいつでも入れる!泳いでOK
- 海開きしなくても海で遊べるが、注意点は多い
- 安全に海で遊ぶため、事前知識と持ち物をcheck!
全国的に、7月から海開きが始まっていきます!
海の家、救護室、ライフセーバーなどがいる万全な環境で遊ぶのがいちばん安心安全ですね。
しかし!
6月には気温が暑くなってきますし、9月だって残暑が厳しいですし…「海に入りたい」って感じるときはありますよね(^▽^;)
何度もしつこく言うようですが、海開き前後で泳ぐときには「なるべく慎重な自己判断」を行うようにしましょう><
今回の記事が少しでも参考になっていれば幸いです☆彡