セブ島の観光スポットとして有名な「カルボンマーケット」の治安的な危険性を知っていますか?
セブ島留学生は入学するとすぐに「コロン地区は治安が悪い危険地域なので近づかないこと」と注意を受けます。
- セブ島・カルボンマーケットとは?
- ローカル市場は果物も服も安い?
- カルボンマーケットは治安が悪い?特に夜が怖い…
- 過去の事件と被害の実例。危険なの?
といった疑問をお持ちの方に向けて、ブログ記事に情報をまとめました。
カルボンマーケットは有名観光地ですが、実は現地フィリピン人でさえ、貴重品を持たずに食材のみを仕入れに行くような超ローカル市場で、「治安が悪い」ことで有名です…。
実は私、目の前まで行ったのですが、危険を感じて中に入らずに引き返してきました。
実際、日本人にも多くの事件・被害が発生しています。
今回のブログ記事では、セブ島・カルボンマーケットの情報をまとめ、危険性の注意喚起をさせていただきます!
セブ島のカルボンマーケットとは?
(引用:フィリピン政府観光省)
セブ島の観光地として紹介される「カルボンマーケット(carbon market)」は、セブシティの観光スポットにほど近い場所にあります。
このあたりのことを「コロンエリア」と呼ぶのだそうです。
- 「サント・ニーニョ教会」
- 「マゼランクロス」
- 「サン・ペドロ要塞」
- 「セブ大聖堂」
といったセブシティーの観光スポットが近いので、ついでに歩いて立ち寄ってみよう!と思っていました。
(グーグルマップでは「カーボン・マーケット」となっていますね)
地球の歩き方では治安をそこまで注意喚起してない
地球の歩き方の観光地紹介では、
- 新鮮な魚介類を始めとする食料・工芸品・洋服などなんでも安く揃っていて楽しいよ
- 10ペソでも楽しめる格安マーケットだよ
- ローカルな庶民の生活を楽しめる市場だよ
- 見ているだけでも楽しい観光地だよ
- 色々な人が集まってくるので盗難などの被害にはくれぐれも注意してね
- 貴重品を持ち歩くのは避けようね
といった感じです!
個人旅行の味方、地球の歩き方ですが、100%信頼してはいけません。
カルボンマーケットについては、もう少し注意喚起しても良さそうなもの。
カルボンマーケットは超ローカル!果物も服も安い!
カルボンマーケットでは、新鮮でおいしそうなフルーツや野菜が売られているようです!
実際に行った人は「ごみごみしてて汚いけど、フルーツとか洋服が激安だよ」といった口コミでした。
確かにスーパーで買うよりもさらに半額で売られており、マンゴーは1キロで150円くらいだとか。
新鮮な獲れたて果物がずらりと並んでいる写真を見ると、なんて楽しそうな市場なんだ!と感じます。
洋服やバッグも、ひとつ100円くらい。
お土産にもおすすめですね。
安い。これが東南アジアの格安市場だ!
セブ島の飲食レストラン・路面店などの食材も、現地の人はこのカルボンマーケットで仕入れるんだとか。
話を聞いていると、とっても楽しそうです。
ローカル市場好きな私でも、ちょっと怖くなった
実は私も、ローカルな市場って大好きなので、観光を楽しみにしていました。
ニューカレドニアでも朝市(マルシェ)には3回も行ったほど。
市場、好きなんです。
東南アジアの活気あるローカル市場なんて、とっても行きたかったのです。
それでも怖い。
危険性をひしひしと肌で感じました。
カルボンマーケットの夜…治安が悪くて危険!実際の事件・被害
海外旅行中は盗難やスリに気を付けるのは当然のことなのですが、セブ島のカルボンマーケットはそのレベルの危険度ではありません。
マジ怖いです。夜の時間は特に。
この記事では、カルボンマーケットの口コミや評判から、事件・被害の情報をまとめました。
- 市場を歩いていると、到着して5分で金のネックレスを後ろから引きちぎられた
- iPhoneで写真撮影をしていると、後ろからひったくられ、逃げられた
- ポケットの中に手を突っ込まれ、スマホを強奪された。複数の男に囲まれ、取り返せない
- 拳銃を突き付けられホールドアップ。お金とアイフォンを持っていかれた
- 気付いたらストリートチルドレンにカバンのチャックを開けられ、中身を持っていかれた
- 麻薬の勧誘を受けた
ざっと、こんな感じです。
フィリピンの中でも治安の悪いエリアなのです。
営業時間は18時までだけど、早めに立ち去ろう
そもそも、カルボンマーケットの営業時間は夕方18時までなのですが…それでもなるべく早めに近くから立ち去りましょう><
夜になって暗くなると、あのエリアはさらに怖くなります…><
日本人観光客は狙われやすい(銃社会なので怖い)
特に日本人観光客はお金を持っているイメージがあるので、狙われます。
(貧困層のフィリピン人の月収は2~3万円です)
観光ブックを片手に、スマホで写真なんて撮っていたら格好の餌食です。
スリの被害だけならまだしも、フィリピンは拳銃の所有が認められている銃社会ですから、命の危険もあります。
せっかくリゾート地に遊びに来ているのですから、こんな怖い経験はしたくないですよね。
私は、市場へのワクワク感よりも、現実的に危険だと判断し、観光するのをやめました。
市場に近づくに連れて、目つきの悪い人々が増え、独特な異臭がしてくるのです。
セブ島のタクシードライバーも、コロン地区を通行するのは断ることもあるそうです。
現地の人々も近づかない地区なのですね。
セブ島の英語学校に留学している人も、行かないと言ってました。
セブのカルボンマーケットの行き方【観光ツアーで】
セブ島のローカル市場「カルボンマーケット」は危険で怖いところですが、
それでも見てみたい人は、観光ツアーを利用してみるといいかもしれません。
大人数で、もしくは慣れたフィリピン人と一緒に歩いていれば、狙われる可能性は低くなるでしょう。
しかし、観光ツアーでも「カルボンマーケットは車上から見るだけ」なんてこともあります。
ツアー会社も事件があったときの責任はとれませんからね。妥
当な判断による、安全策です。
逆に言うと、ツアー会社でもビビるほど治安の悪い危険エリアということです。
フィリピン人はみんな陽気で楽しく、怖い雰囲気は感じませんでしたが、確かにカルボンマーケット周辺は、ピリピリした雰囲気を感じました。
貧困層が多いのかもしれません。
不良が集まる場所なのかもしれません。
セブ島:カルボンマーケットは治安が悪い!夜は注意!
今回のブログ記事では、フィリピン・セブ島の観光スポット「カルボンマーケット」について情報をまとめました。
いかがだったでしょうか?
セブ島の観光スポットとして普通にガイドブックにも紹介されている「カルボンマーケット」ですが、個人的にはいかないことをおすすめします。
現地のフィリピン人でさえ通るのを避ける治安の悪さで危険なコロン地区です。
治安が悪く、実際に日本人をターゲットにした事件・被害が多数みられました。
ローカルな地元の市場に魅かれる気持ちはよくわかりますが、命やお金やスマホを盗まれる可能性を考慮したうえで慎重に判断しましょう。
以下のツアーのように、セブの事情に詳しい人と一緒なら心強いですね。
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