ダイハツのコペンは年式が古くても中古価格が落ちません。中古市場で値崩れしない車のことを「資産性が高い」と表現します。
- コペンは中古でも高い?
- 旧型コペンは値上がりもある?
- なぜ値段が落ちない?崩れない?
- ホンダS660との相場比較
このような情報を、ブログ記事にまとめました。
結論としては、コペンは特に高年式の古い車種を中心に、資産性が高くてプレミア価格が付いているものも多いです。
新車価格で買って5~6年乗って、中古に出しても値段が落ちない。
むしろ中古価格の方が高くなっている事例もあり、「さすがにこの中古コペンは高すぎるだろ…」と思うものも見かけます。
しかしそれでも資産性が高い理由は、コペン独自の魅力・競合車の少なさ・デザインの秀逸性などでしょう。
軽スポーツ・軽クーペって、大好き。マニアックな魅力がありますよね。
今回のブログ記事では、中古のコペンを買いたくて3年くらい迷っている筆者が、価格が落ちない理由や値崩れしない事例を紹介していきます。
コペンは中古価格の相場が高い
ダイハツ・コペンシリーズは、中古の価格相場が高いです。
大手・グーネットの単純相場金額を見ると、コペンの平均価格は「113.5万円」だそうです。
う~ん…高いですね。
取引相場としては70万円~100万円程度が多いですけどね。
プレミアムがついている旧式コペンは、200万円近くする商品もあります。
人気カラーかどうかでも、ずいぶん値段が違いますし。
走行距離や年式に関わらず、コペンは中古市場で高値で取引されていることは、一目瞭然です。
生産終了で台数が限られているけど…デザインが可愛い!
プレミア価格が付いている高値のコペンというのは、ある意味でビンテージカーのようなもの。
とっくに生産終了しており、台数が限られている。
年式は古いし、外国の車のようにエンジン性能が抜群に良いわけではありません。
それでも、デザインが可愛い。かっこいい。
唯一無二の見た目と「コペンブランド」によって、初代コペンなどは新車のコペンよりも高かったりします。
参考記事↓↓
▶【バイクの延長】ダイハツ・コペンは不便?二人乗り軽自動車のデメリット
コペンはなぜ値崩れしない?価格が落ちない?
コペンは、なぜこれほど資産性が高く、値崩れしないのでしょうか?
理由は簡単&シンプル。
「需要が多くて、供給が少ないから」です。
経済学の基本原則ですね。
欲しい人が多い人気車種でありながら、モデルチェンジが多いため生産台数は限られている。
唯一無二の魅力に「希少性」「レア度」が加わると、自然に値段は下がらずに高止まりします。
車に限らず、なんでもそうですけどね。
みんなが欲しがるものは、値段が高くても売れるから下がらない。
誰も欲しがらないものは、中古になればどんどん価値が下がっていく。
この世の真理です。
特に旧型コペンは値上がりの時期もある
L880Kの旧型コペンは、特に市場で人気です。
2019年の平均中古相場より、2021年の中古相場の方が3万円ほど、値上がりしていたというデータがあります。
流通台数は少なくないので、今後も大きな値上がりは期待できませんが、逆に言えば、大きな値下がりもなさそうです。素晴らしい☆彡
購入時と売却時の値段の差が「資産性」
コペンを購入した時と、将来、売却するとき。
この時の価格維持性こそ、資産性と呼ばれます。
例えば、コペンを中古で150万円で購入できたとする。
5年乗って、中古査定に出したら100万円で売却できたとする。
5年で50万円しか価値が下がっていない。減価償却費よりも価値低下が緩やか。
極端な場合は、買った時よりも高値で売れることだってあるのが、資産性の高い商品の特長。
マンションだってそうです。
資産性が高ければ、購入時よりも売却時の方が高くなっていることはしょっちゅうあります。
大きな金額を出して購入する「モノ」は、将来売却時の資産性を意識しておくと失敗しません。
※なぜか車を買う時って、誰も資産性を気にしないんですよね…。
資産性を気にしないと5年で100万円損する?
例えば、マイカーを買う時に新車の軽自動車を150万円で買ったとします。
5年後の買い替え時に、見積査定をとってみると…状態にもよりますが、軽自動車の残存価値はかなり少ないでしょう。
すごくきれいでも、50万円では売れない。(多分)
5年間で100万円も資産価値が減ってしまったことになります。
なぜなら、需要は少なくて供給は多いからです。
普通の軽自動車なら新車でも100万円ちょっとで買えるし、中古でも50万円くらい出せば立派なものがより取り見取りで選べますからね。
個人的には、資産価値を気にしてマイカーを買った方がいいと思いますよ。
結構みんな、もったいないな~と思います。
ライバル車・ホンダS660の中古価格と比較【2022年に販売終了】
コペンと似た車の代表選手が「ホンダS660」です。
軽自動車&オープンカー&スポーツタイプというジャンルでは、コペンのライバル車として、多くの人が比較検討してきました。
簡単に言うと、コペンの方がデザイン的に熱烈なファンが多いのですが、実はS660も中古相場は高めで維持されています。
先ほどのグーネットだと、S660の平均中古価格は「220万円」。
高い。
しかし、ホンダは2022年3月にてS660の生産終了を発表しています。
今後、「軽スポーツ」「軽クーペ」の市場は、コペンの独壇場になってくるわけですが、逆に、S660の希少性は高まり、中古市場では人気が出るかもしれません。
※既に中古相場が急騰しているらしい。
【まとめ】コペンのような資産価値が高い車を中古で買うのがおすすめ!値崩れしない
今回のブログ記事では、ダイハツ工業の人気車種コペンシリーズの資産性について、情報をまとめてきました。
改めて結論を言うと、
コペンは人気が高くて台数が少ないため、中古相場は高くて値崩れしないということです。
ホンダS660と比較する人は多いですし、販売終了ということで希少性が高まることは予測されます。
しかし、S660よりもコペンは熱烈なファンが多いです。
今後も中古市場では競争力がある高値取引が続くことでしょう。
特に、年式の古いコペンは、プレミア価格が維持されると思われます。
私も、お金をためてコペンを中古で買いたいと思ってます。
資産価値の高いコペンのような車をマイカーにするのが、賢い大人の買い物です。
燃費が良くて本体価格も安くて収納たっぷりの軽自動車は、使う分には便利ですが、将来売却時はほとんど残存価値がなく、買いたたかれてしまいます。
コペンのような人気車種を、大事に長く乗りたいものです。
誰か私に中古コペンを売ってください!笑