中国旅行では、どのタイプの電源コンセント変換プラグが必要で、電圧は何ボルトなのでしょうか?
中国では7種類ものコンセント形状がありますが…
日本と同じA型タイプのコンセントが使えるホテルが主流なので、実は中国旅行に変換プラグは不要です。
電圧は何ボルトかと言うと、日本の100Vよりずっと高い220V。
日本専用家電を使用するときは変圧器が必要です。
今回のブログ記事では、中国・北京に個人旅行してきた経験を基に、中国のコンセント変換プラグ形状と、電圧について情報をまとめました。
【体験談】北京旅行ではプラグも変圧器も不要だった
海外旅行の持ち物で、かなり大事なのが「コンセント変換プラグ」です。
先日、中国の北京に5泊してきましたが、
結果的にはコンセント変換プラグ&変圧器は一切不要でした。
日本のA型コンセントがそのまま刺せるホテルしかないし、海外対応電圧の家電だけ使えば、何の問題もなし。
しかし、北京以外は要注意なので、続きをお読みください。
日本は2ピンのAタイプ。中国は3ピン?
日本のコンセント形状は、皆さんおなじみ、長方形の2ピンが平行に並ぶAタイプです。
もともと、電源・電圧の規格をアメリカに合わせたものと思われます。
世界中では何種類ものコンセント形状がありますが、
面積が超広い中国では、7種類ものコンセント形状があるようです。
- Aタイプ
- Bタイプ
- BFタイプ
- Cタイプ
- Oタイプ
- SEタイプ
- B3タイプ
欧米列強の植民地化の名残ですよね。
これらの中でも、特に北京でよく使われていたのはAタイプ・Bタイプ・Cタイプ・Oタイプでした。
3ピン形状のものも多く、日本とは違うイメージを持たれると思います。
しかし、実は、日本と同じA型コンセントも差し込むことができるのです!!
中国のコンセントは日本と同じAタイプが使える!
中国のコンセントは日本と同じAタイプが利用できることが多く、北京では基本的に変換プラグはいらないです。
上の写真は私が北京個人旅行で宿泊したホテルのコンセントです。
日本と同じAタイプのプラグ形状がそのまま使えるので、中国・北京旅行では変換プラグは持っていく必要がありません。
- 北京
- 上海
- 深圳
- 広州
- 天津
- 武漢
- 蘇州
なども、同様のコンセント事情らしいです。
気の利いたホテルでは、コンセントだけでなくUSBポートもついているので充電が簡単です。
しかし、中国という国では何があるか分かりません。
急にCタイプしか使えないホテルに当たるかもしれません。
私はダイソーで買ったCタイプ・Oタイプの変換プラグを持参しましたが、心配な方はマルチ変換プラグが便利です。
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中国国内を周遊旅行するときは、持っていた方が安全だと思います。
中国の電圧は220V!変圧器は必要?
中国の電圧が何ボルトかと言うと…【220V(ボルト)・50Hz(ヘルツ)】です。
日本は低電圧の100Vですから、日本専用家電を中国で使うには、変圧器が必要です。
日本専用の家電製品とは、
コンセントの表記に【入力:100V】と書かれているもの。
意味は、100ボルトの電圧にしか対応してないよ、ということです。
しかし、最近は海外対応の家電も増えています。
海外対応ドライヤーとか、海外対応ヘアアイロンとかもよく売れてるみたいですよ!
これなら、中国旅行に変圧器を持って行かなくても大丈夫です!
ちなみに、iPhoneやスマホ、デジタルカメラやパソコンなど、近年のデジタル家電の充電器はほとんどすべて世界対応型になっているはずです!!
変圧器なしで、そのまま中国のコンセントプラグに差し込めば、充電可能。
【中国の電源/充電】iPhone/スマホ/デジカメは高電圧そのまま!
iPhoneをはじめとするスマホや、デジカメやPCの充電器は、全世界の電圧に対応したものになっているはずです。
中国で充電するときは、必要なものは何もありません。
日本と同じ2穴のAタイプの電源コンセントにつなげば、自動的に電圧調整しながら充電してくれます。
中国は220Vと高電圧なので、iPhoneの充電も日本より少し早いとか。
USBジャックからの給電は、日本と変わらない電流量なので遅いですけど。
▶【海外旅行】USB端子で直接充電して大丈夫?電圧・電流について【変圧器不要】
ドラム式洗濯機などの家電もパワフルで、羨ましいです。
実際、日本の電圧ももっと高ければ良いんですよね。
アメリカのいいなりだから…
【まとめ】中国旅行はコンセントそのまま!電圧は220Vなので対応を確認
今回のブログ記事では、中国の電源コンセントプラグの形状・種類について、そして電圧や変圧器について、情報をまとめて紹介しました。
中国旅行では、
コンセントプラグは日本と同じAタイプが使えますし、
電圧は全世界対応型を使えば大丈夫です。
つまり、変換プラグも変圧器も、中国旅行の持ち物には必要なしということです!
ありがたいですね。
私が念のために持参した、CタイプやOタイプの変換プラグは一度も使わずに充電できたのでした。
私が旅行したのは中国の首都・北京だけ。
しかもそこそこ新しいホテルに宿泊しています。
深センや蘇州も同じだと聞きますが、もしも北京や上海以外に行かれるようであれば、マルチプラグがあった方がよいかもしれません。
どうしても日本の電化製品を中国で使いたいのであれば、電圧確認と場合によっては変圧器の準備が必要。
中国の首都、北京をゆっくりとじっくりと個人旅行してきました。
何か分からないことがありましたら、お気軽におたずねください!
▶【北京旅行】英語は通じる?ホテルやレストランでは中国語で会話・挨拶!
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通りすがりです。
日本の電圧が100Vなのは、1914〜1915年当時に普及していた「電球の持ち」を優先したことが理由のようです。
110Vのアメリカに規格を合わせなかったのだから、「アメリカのいいなりだから…」というよりは、「アメリカの言うことを聞かなかったから…」という方が真実に近いかもしれませんね。
参考:「日本の電力産業の形成・発展過程の特質 : 戦前期の電化の進展と公益事業化を中心として」393ページ b.「電圧の統一」
https://sucra.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=18194&file_id=28&file_no=1&nc_session=6uvt4a4kir0hjkepbukaplcvg0