着物・和装では「半衿」で首回りを装飾しますよね。
この半衿(半襟)の幅と長さは何センチあれば使えるでしょうか?
- 半衿とは何?
- 半襟の幅や長さ(サイズ)は?
- どのくらいの布があれば半襟になる?
- 手作り・ハンドメイドの方法は?
といった情報を、ブログ記事にまとめました。
結論としては、半衿の幅は15センチから20センチ前後、長さは100センチから180センチ前後の長さが目安になります。
今回のブログ記事では、着物の半衿を手作りした経験のあるきもの大好きの筆者が、情報をまとめました。
正式な着付けをしているわけではありませんので、悪しからず><
半衿・半襟とは何?使い方は?
半衿とは何?使い方も分からない、という方もいるかもしれません。
漢字では「半衿」とも「半襟」とも書きます。
どちらも同じ意味で、書き方が2種類あるだけです。
着物の下に着る長襦袢の襟元に付けることで、首元をオシャレにします。
- 白無地
- 刺繍襟
- 色柄物
- ビーズ
など、デザインも豊富。
改まった席では白色の半衿が無難ですが、カジュアルな着物であれば、豪華で派手な色合いの半衿で、おしゃれなコーディネートができます。
また、長襦袢の襟に汚れが付かないようにガードする役割もあります。
参考記事
▶【コーデ】浴衣にも半衿を付ける?さりげないオシャレで可愛い着物風に@夏の和装
【サイズ】半衿の幅×長さは何センチなら使える?
半衿の幅と長さは、何センチ以上あれば使えるでしょうか?
結論としては、
- 幅は15センチ~20センチ前後
- 長さは100センチ~180センチ前後
であれば使えます。
着物屋・呉服屋で販売されている半衿も、だいたいこのくらいです。
個人的に、一番使いやすいのは、幅20センチ×長さ150センチ程度。
長すぎたり、幅が大きすぎると、若干使いにくいんですよね。
逆に、一番短い半衿だと、幅10センチ×長さ90センチのものを使った経験もあります。
短すぎて大変だったし、きっちりと正装するのは無理です。
ただ、浴衣とか、気軽なお着物だったら、短くても十分に半衿の役目は果たしてくれます。
もちろん、体格によっても個人差がありますけどね。
半襟はフリーサイズ
ちなみに、半襟にはSサイズ・Mサイズ・Lサイズなどはありません。
フリーサイズです!
体格にそこまで左右されないので。
半襟と重ね襟(伊達襟)の違いとは?
半襟と似たようなものに、「伊達襟(重ね襟)」というものがあります。
違いは何でしょうか?
半襟が、長襦袢の襟に付ける、一枚の布であるのに対して、重ね襟は、着物の襟に重ね、裏地付きで厚みがあります。
派手な色合いで、表面に光沢があるものが多いです。
首に近いところから、
- 半襟
- 伊達襟
- 着物の襟
という順番で見えるわけです。
半襟は自作できる!作り方は?
私は、半衿を手作り・自作して楽しんでいます。
もちろん、ちょっと面白半分で着物を着るときだけですけどね。
※正装の時は、お店で買った生絹の半衿を付けます。
半衿を手作りする方法ですが、適度な長さの布の端を、処理するだけです。
- トーカイ
- ユザワヤ
- 街の手芸屋さん
- 100均の手ぬぐい
などなど、可愛い布はいくらでも見つかります。
和柄が流行しているので、どの店でも半襟にできるような布が見つかるはずです。
手芸屋さんで可愛らしい布を買ったら(できれば綿100%)、
幅15センチ×長さ120センチくらいにカットし、端がほつれないように処理するだけ。
ロックミシンを利用すれば、ほつれないようにするのも簡単。
端が見えないように着付けできれば、布を裁断しただけでも、半衿としての役割は果たしてくれます。
着物に合う、和風の布を探す方が難しいかもしれませんね。
着物の半衿の幅と長さは何センチ必要?みんな着物や浴衣を着よう
今回のブログ記事では、着物・和装に欠かせない「半襟」について、サイズの情報をまとめました。
いかがだったでしょうか?
半衿を手作りする際には、
- 幅15センチから20センチ
- 長さ100センチから180センチ
を目安にしてみましょう。
個人的には、幅20センチ×長さ150センチくらいのサイズが一番使いやすいと実感しています。
半衿で、着物姿におしゃれなファッション要素を加えてみると、面白いです。
和服を着るには暑い時期になりましたが、夏祭りは浴衣があります。
浴衣にも半衿を付けると、センス抜群!かもしれません。