【野生】河原や土手の菜の花を食べてはいけない?毒性に注意【セイヨウカラシナ】 | 天国に一番近い個人旅行
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【野生】河原や土手の菜の花を食べてはいけない?毒性に注意【セイヨウカラシナ】

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春になると、河原や土手や道端に菜の花が咲いてきれいです!

  • 野生の菜の花って食べれる?
  • スーパーで売ってる菜の花と違うの?
  • セイヨウカラシナは毒性なし?
  • どうやって食べるのが安全?

といった情報を、ブログ記事にまとめました。

 

結論から言うと、野草として生えている菜の花は「セイヨウカラシナ」と呼ばれ、八百屋やスーパーで売っている「セイヨウアブラナ」とは違いますが、食べられます!

 

茹でてお浸しやみそ汁の具にすると、普通においしいです!

 

でも実は…セイヨウカラシナには毒性があって、「食べてはいけない」という意見もあります。

専門家の意見も調べてみたところ、長期間にわたって食べ過ぎなければ安心安全のようです!

 

今回のブログ記事では、野草を食べるのが好きな筆者が、「野草の菜の花は美味しく食べれるよ」ということを解説し、その食べ方も紹介していこうと思います☆彡

【結論】河原や土手の野生の菜の花、食べられます!

結論を先に言います。

  • 河原
  • 河川敷
  • 土手
  • 道端
  • 公園の隅

などに自生している「野生の菜の花」は、食べられます!

 

群生していることも多いですよね。

 

菜の花は春の味覚!

常識の範囲内で、摘んで、茹でて、食べてみてはいかがでしょうか?

 

八百屋、スーパーで売っている市販の菜の花とは、厳密には種類が違うらしいですが、美味しいです。

普通に食べられます!

 

近所の菜の花を食べると、春を感じます。しかも…無農薬栽培ですからね。笑

 

河原の菜の花を持ち帰る人は多い!?

筆者以外にも、河原の菜の花を摘んで、持ち帰る人の姿を見たことがあります。

 

地元の人にとっては、昔から「春の食材」として食べられてきたのではないでしょうか?

 

河原に咲いている花は、誰の所有物でもありませんので、常識の範囲内で、個人が食べられる分だけ持ち帰るのは、法律的にも問題なしです。

(※販売などの商用利用は不可です。)

 

野生の菜の花は「セイヨウカラシナ」で「アブラナ」とは違う

野生の、自生の「菜の花」は、セイヨウカラシナと呼ばれる植物。

 

一方、スーパーで販売されている菜の花とは、セイヨウアブラナ(ナタネ)です。

食べやすいよう品種改良されて畑で栽培されていますが、そこまで大きな違いはありません。

 

葉っぱの付け根部分が茎を抱かずに付いているのが野草のからし菜。

茎を抱くように付いているとアブラナ(菜の花)です。

 

その他、花の大きさや、花びらの形状など、両者には違いがありますが、アブラナ科の植物は複雑に交雑するようで、食用になるかどうかで言えば、全部「食べられる」と言えます。

 

野草の初心者にとっては、セイヨウカラシナでも、セイヨウアブラナでも、どっちでもいい。

見分け方を知らなくてもいい。

どっちも食べられるから。笑

 

※鑑賞用の菜の花がある、というネット情報もありますが、食べても問題なし。

 

野草の菜の花(セイヨウカラシナ)は毒性ある?食べてはいけない?

(↑楽天で人気の本にも菜の花が入ってます)

野草の菜の花(セイヨウカラシナ)には、毒性があります。

主に種子に「グルコシノレート」という成分が含まれ、中毒症状を起こす場合があります。

 

「野生の菜の花を食べてはいけない」という意見もありましたが、普通に食べる分には、安全です。

(※河原の菜の花、よく食べてます)

 

長期間にわたり、大量に食べ続けなければ、特に大きな健康被害はないようです。

(※参考:食品安全委員会

 

菜の花を食べる時の注意点

もうひとつ注意点があるとすれば、

アブラナ科は、重金属に汚染された土壌にも育つ、土壌浄化植物としても利用されていました。

 

つまり、土壌汚染を、植物の中にため込んでしまう危険性があります。

工場の周辺や、工業排水の周りに生えている菜の花は、食べてはいけないと思います。

 

もちろん、枯草剤・除草剤・車の排気ガスなどの有毒な成分が多そうな場所に生えているものも、食べるのはやめた方が無難です。

 

どんな場所に生えているか、よく観察してから持ち帰りましょう☆彡

 

【食べ方】菜の花を美味しく食べる方法は?

野生の菜の花(セイヨウカラシナ)を美味しく食べる方法を紹介します。

  • 水でよく洗う(虫が付いてるかも)
  • 水に浸す
  • 茹でて灰汁をとる
  • みそ汁の具や、お浸しに

野草を食べるときは、だいたい同じ手順ですが、よく洗って、水にさらして、お湯で茹でてから、調理するのがおすすめ。

 

★河原の菜の花を、おいしそうなお浸しにしている動画です↓

りと
りと

私も野草(山菜)の苦みがあまり得意ではないので、茹で時間は長めです!

野生の菜の花も、スーパーの菜の花と同じようなレシピに使って問題なしです!

味噌汁の具や、お浸しが定番で、美味しい。鍋の具材にもいいですね♪

 

カラシナだけに、生で食べると辛いので、茹でたり、煮たりするのが正解です。

 

からし菜は花も食べられるけど…

菜の花が咲いてる!と気が付いた時には、少しタイミングが遅いです。。

 

美味しいタイミングは、花が咲く前の蕾のとき。

柔らかい茎・つぼみ・葉っぱの部分を食べることができます。

(花も食べられるけど)

 

固い部分は食べてもあまり美味しくないです。

 

特に味にこだわりがなければ、花が開いた後の菜の花も、食べられます。

毒性が出るわけではなく、ちょっと味が悪くなる程度の違いです。

 

菜の花が満開になっていても、食べてみると意外とイケますよ!

 

【まとめ】春の野草・菜の花を食べる!毒性はないが土壌に注意

今回のブログ記事では、春の野草・菜の花(セイヨウカラシナ)について、食べられるかどうか、美味しく食べる調理方法などを解説してきました。

 

要点をまとめると以下の通り。

  • 河原や土手の菜の花は食べられる
  • 野生の菜の花は「セイヨウカラシナ」
  • 八百屋で売ってるのは「セイヨウアブラナ」
  • 違いはあるけど基本的に食用でOK
  • 毒性はあるけど大量に食べなければ大丈夫
  • 重金属の土壌汚染には注意
  • アクを取ってから煮るのがおいしい食べ方

 

せっかくの自然の恵みです。

菜の花を摘んで、よく茹でて、食べてみましょう!

 

アブラナ科の中で複雑に交雑している場合もありますが、基本的には茹でれば美味しく食べられるので、野草初心者でも挑戦しやすいですよ。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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