奈良県にある東大寺は「奈良の仏像」で有名ですが、その大仏殿の柱の下に大きな穴が開いているのをご存知ですか?
「柱くぐり」と呼ばれるもので、穴の大きさは仏像の鼻の穴の直径と同じで、くぐることができると幸運が訪れるという意味があるそうです。
多くの外国人観光客や子供たちが行列を作って柱の穴くぐりに挑戦していました。
ところで、これは大人でもくぐれるサイズなのでしょうか?
友人は身長180センチで体重は70キロと体格が良い方ですが、柱くぐりに成功していました!
今回のブログ記事では、奈良公園・東大寺の「柱くぐり」を大人が通れるのか、見てきた感想と意味などの情報をまとめました。
東大寺の「柱くぐり」とは?意味は?
奈良公園の中にある東大寺、その大仏殿には日本最大の大仏像がありますが、その脇に行列があると思います。
これが東大寺の「柱くぐり」(たまに穴くぐり)と呼ばれる名物行事?です。
「柱くぐり」とは大仏像の北東側にある柱に、大きな穴が開いていて、それをくぐることができると
- 無病息災
- 頭がよくなる
- 福を招いてくれる
といったご利益があると言われています。
もともと穴があけられた意味は、おそらく鬼門除けだと言われています。
大仏像の鼻の穴と同じ直径というのも、意味があるわけではなく、あとから説明するために言われ始めたようです。
「柱くぐり」は大人もくぐれる?通れる?大きさ情報
そんな「柱くぐり」は子供や女性は比較的スムーズに通っていきましたが、成人男性はくぐれるのでしょうか?
結論としては「恥を捨てて頑張れば、大人でも通れる」ということです。
体重70キロで体格・体型の良い友人ですが、30秒ほどもがいて何とかくぐれました。
穴といっても丸い穴ではなく、四角です。
穴の大きさですが、だいたい横幅が30センチ×高さが40センチほどのサイズでした。
穴をのぞくとすごく狭いように見えるのですが、実際に入ってみると、表面がツルツルしていて通りやすいです。
今まで何万人もの人々が世界遺産の柱をくぐり抜けたおかげで、少しずつ通りやすいように削られてきたのでしょう。
何ともおもしろいことです。
コツは腕を片方伸ばして、横になるように進んでいくと、自力で出ることができます。
水泳のクロールのような感じ。
進めないような恐怖に襲われますが、頑張ったり協力をお願いしたりすればじりじり進んでいけますので怖がらないで!!笑
外国人の大柄な大人も通れてました
そして、その場で見学していると、体重80~90キロほどありそうな、ふくよかな外国人のおじさんも妻に手を引っ張ってもらいながら、何とか柱の穴をこじ開けて通過することができていました^^
お尻が引っかかってしまったときは、さすがにギブアップするかと思いましたが、さすが欧米人。
陽気に笑いながら、強引にくぐっていきました。
大人でも、勇気があれば通れるのです!!
日本人も負けてられませんね。
きっと、ちょっとしたヒーローになれますよ。
東大寺の「柱くぐり」は修学旅行生は通過するので混雑少ない
東大寺には全国から多くの修学旅行生がおしかけますし、外国人観光客もすごく多いです。
大阪・奈良あたりは本当に外国人観光客から人気なのですね。
平日にも関わらず、あまりに混雑してるので驚きました。
しかし「柱くぐり」については、修学旅行生は時間の都合でスルーしてくれます。
子供たちは「自分もくぐってみたいな」というような顔をしながら、ガイドの人に連れられて行きます。
かわいそうに。
確かに、私が学生だったときも東大寺の柱の穴をくぐった記憶はないです。
私が行った平日の夕方でも、数十名の行列ができていました。
ただ、待ち時間は10分ほど。すぐに自分の番が来ます。
東大寺の「柱くぐり」は大人でもOKの大きさ!成人男性・女性でもくぐれる!
今回のブログ記事では奈良県の有名大人気観光地・奈良公園の東大寺にある「柱くぐり」「穴くぐり」について情報をまとめました。
「柱くぐり」とは、仏像の鼻の穴と同じ直径の穴が柱にあいていて、それをくぐることができると幸運が訪れるというものです。
子供たちが次々と通過していきますが、男性も女性も、大人だからといって怖がることはありません!
80キロ以上ありそうな外国人が、頑張って通っていきましたよ!
狭いように見える柱の穴も、実際に通ってみればなんとかなるもの。
見かけに騙されず、勇気をもって果敢に挑戦すれば成し遂げられる…といったところでしょうか。
人生の勉強になりました。
いや、そんな気が、しました。
ちなみに東大寺の公式WEBサイトには何も書いていないのだとか。
口コミで広がった名物というか、恒例行事というか、何とも面白い文化です!
★奈良観光の後、大阪もたのしかった~