ショッピングセンター・カフェ・ファミレスなどの店内って、寒すぎませんか?夏に。
- 冷房温度が低くて寒い!
- 店内が寒いのはなぜ?わざと?
- エコ的にも体調的にも改善してほしいが
- 風邪をひかないための対策方法は?
このような意見を、ブログ記事にまとめました。
結論としては、店内の温度が寒いのは、顧客満足度の面と、従業員の事情と、回転率の面と、3つの理由がありそうでした。
とはいえ、客の側からすると、空調温度を上げてほしい。風邪ひくわ…
私以外にも、店内が寒すぎるという口コミ・評判は多かったです。
今回のブログ記事では、ショッピングセンターやカフェの店内が寒いのはなぜか、その理由と対策について情報を書いていきます。
冷房温度が低くて店内が寒いっす!
暑い日。ショッピングセンターの店内に入ると「涼しい~」って思います。
でもしばらくすると、寒い。
空調が効きすぎて、明らかに寒すぎる。
だってこっちは、気温30℃に対応するような薄いTシャツですよ?
店内温度が急に20℃くらいだと…汗が冷えて寒い!風邪ひくわ!
- 夏の店内は寒すぎる
- 上着が必要で面倒くさい
- 夏冷え、夏なのに冷え性…
など、私以外にも「店内寒すぎ問題」に悩んでいる人は多かったです。
特にショッピングセンター・百貨店・電車・カフェ喫茶店・ファミリーレストラン・ラーメン屋など飲食店。
役所や図書館は、そこそこ適温なイメージ。
なぜ店内は寒いくらい温度が低いのか?わざと?
なぜファミレスや百貨店の店内は寒いくらい空調温度が低く設定されているのでしょうか?
理由は?わざとなの?
ちょっと調べてみると、3つの理由がありそうでした。
- 顧客満足度を高めるため
- 従業員は動いてて暑いから
- 客の回転率を上げるため
順番に見てみましょう。
1.顧客満足度を高めるため
店内が寒い理由の1つ目は、顧客満足度を高めるためですね。
外が暑くて暑くてぐったりして店内に入った時の第一印象は、キリっと冷えている店内の方が良いらしいです。
「おお~涼しい!生き返る!」という感じ。
確かに、一気にスッキリして、うだるような暑さから解放されて気持ちよい。
その一瞬の喜びを作り出すために、寒すぎるくらいに店内を冷やしているわけですね。
逆に、寒いくらいを目指さないと、広い店内の温度管理をできないという事情もありそうですね。
2.従業員は動いてて暑いから
2つ目の理由は、従業員側の事情。
特に小さな飲食店など、厨房は暑い。動き回っているウエイターも、結構あつい。
だから客が感じる温度と、従業員の体感温度は全然違う。
自然に設定温度は低くなって、客からすると「この店、さすがに寒すぎないか」となるんですね。
設定温度にマニュアルがなく、従業員のさじ加減で温度が変えられる店も多いですよ。
3.客の回転率を上げるため
カフェやファミレスなどの飲食店では、客の回転率を上げるため、わざと温度を低めにしているという事情もあるみたいです。
食事中は体温が上がりますが、食べたり飲んだりが終わっておしゃべりが始まると、急に「寒いな」と感じたという経験は誰にでもあるのではないでしょうか?
店側としては、飲食が終わった顧客は、ドリンクバーで長時間粘ってないで、なるべく早く帰ってもらった方が良いという事情があります。
特に忙しい時間帯や、次のお客さんが待つような状況だと、「早く帰ってもらうために寒くしておく」という手段を使うこともあるのでしょう。
事情は分かるけど…ちょっと悪いですね。
以上、なぜ店内は寒すぎるのかという理由でした。
お客さん・従業員・売上アップのためということで、色々な事情がありそうでした。
エコの時代なのに「店内寒すぎ問題」は改善されない
夏の空調温度は28℃に設定するとエコです、というのは常識になっています。
特に東日本大震災の時は、日本中がエコ精神を持って、節電に努めていました。
しかし、今はまた店内寒すぎ問題が日本中で起きていますよね。
日本の電力需要&供給としては、問題ないってことは分かります。
でも、単純にエコを考えれば、空調温度にもっと気を遣ってほしいと思う人も、きっと多いはずです。
- 自宅では28℃にしてるのに
- 無駄な電力を使いすぎ
- エコじゃないから二度と来ない
こんな意見も多いでしょう。
使えば使うほど、電気は作られる。
使わなければ使わないほど、電気は作られなくなる。
大型店舗の設定温度を1℃でも高くしてくれたら、日本中でどれだけの節電になるのでしょうか?
偉い教授とかには、そういう計算をしてほしい。
海外論文の真似とかはいいから。
風邪を引かないための対策方法は?
店内が寒くて夏風邪を引くパターンは少なくありません。
電車が…オフィスが…レストランが…寒すぎて。
風邪を引かないためには、どうしたらよいでしょうか?
まずは飲食店などの小~中規模の店内なら、店員さんに言います。
「空調が効きすぎて寒いんですけど…」と言えば、温度を上げてくれる可能性があります。
そうすればエコだし、寒くなくなるし、きっと他の冷え性気味のお客さんのためにもファインプレーになるでしょう。
ただし、大型店舗の場合や、マニュアルで温度が決められている場合などは、店員ではどうしようもありません。
エアコンの風邪が当たらない席に移動させてもらうか、ブランケットを貸してもらえるか…そういう対策になるでしょう。
夏の店内は寒いと分かっているのであれば、例えば「ストール」を用意しておくのが一番おすすめ。
薄い長そで上着とか、ひざ掛けがあれば、さらに良いですね。
ちなみに首を冷やすのは健康にも良くないので、薄手のストールは何枚も持っています。
【体験談】飲食店でバイトしたときは確かに空調下げたな
偉そうにエコだ、ストールだ、言ってきましたが、私も学生時代に飲食店でアルバイトをしていた時のことを思い出しました。
夏は、エアコンが26℃くらいに設定されてても、働いている側は汗をかくくらい暑いんですよね。
「お客さんもこれじゃ暑いんじゃないか」と思って、ついつい空調温度を下げてしまう。
これは飲食店あるあるでしょう。
例えば、中華屋さんやラーメン屋など、厨房で常に熱いものを調理している場合は、さらに従業員は暑くて空調を下げるかもしれません。
こうして、店内寒すぎ問題は発生するのだと思います。
【まとめ】夏の店内は空調効きすぎで寒い!理由は3つ
今回のブログ記事では、夏の店内が寒すぎるのはなぜ?という疑問に対して、理由を3つ考えてきました。
改めて要点をまとめると、以下の通り。
- 夏は店内温度が寒いと感じる人が多い
- 空調が効きすぎる理由は3つ
- 店に入った時の涼しさを重視するため
- 従業員は働いてて暑いから
- 客の回転率を高めるため
- お店の人に寒すぎると声をかけるのが一番
- 自衛対策ならストールがおすすめ
こんな感じでしょうか。
個人的には、外が真夏日でも、店内は28℃でちょっとは涼しいな~くらいで十分。
エコ・節電を考えている店なのかな、と好感を持ちます。
お客さん全員の満足度を高めることは、いずれにしても難しいことだと思います。
暑すぎて死にそうな暑がり客もいることでしょうし。
その中でも、せめて「寒すぎて風邪ひくよ」レベルのキンキンの店内は、やめてくれないでしょうか。
全国の空調担当者に、マニュアル責任者に、意見を届けましょう。
冷え性の身にもなってもらえたら、エコの観点を少しでも持ってくれたら、もう少し良い世の中になるかもしれませんよ。