【沖縄】うりずんの意味や使い方は?→穏やかな季節・時期【方言】 | 天国に一番近い個人旅行
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【沖縄】うりずんの意味や使い方は?→穏やかな季節・時期【方言】

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沖縄旅行のガイドブックに書かれていた「うりずん」って何?どういう意味だかわかりますか?

  • 沖縄の方言「うりずん」の意味は?
  • うりずんって、いつの時期?
  • 何月ごろがうりずんの季節?
  • 語源や使い方は?

といった情報を、ブログ記事にまとめました。

 

結論としては、うりずんとは、沖縄の方言で「春分から梅雨(立夏)までの時期」という意味。

 

暖かくなってくると同時に、雨で植物が潤う季節を表す言葉なんだそうです。

 

語源は「潤い初め」。

なんだか美しくて素敵な言葉ですよね。

 

今回のブログ記事では、沖縄の方言「うりずん」の意味や使い方、どんな気候なのか情報をまとめ、紹介します。

 

★沖縄のステキな方言について↓↓

▶【方言】オーリトーリとは?石垣島で「いらっしゃい」の意味【ミーファイユーは】

▶【沖縄】うめーしとは何?方言で「お箸」の意味【赤と黄色の伝統的な竹箸】

【沖縄の方言】うりずんとは何?意味は?

「うりずん」とは何でしょうか?どんな意味でしょうか?

 

うりずんとは、春分から梅雨(立夏)までの時期を意味する沖縄の方言。

暖かくなってくると同時に、雨で植物が潤う季節という意味です。

 

「うるずん」と言う人もいるとか。

沖縄地方で使われる方言です。

 

3月4月5月あたりの石垣島旅行の気候を調べているときに、ガイドブックに「うりずんのシーズン」と書いてあり、気になっていました。

 

ただ、沖縄の人でもあまり使わなくなっている言葉のようです。

しかし、沖縄本島では普通に使われるとか!

(※地元の人よりコメント頂戴しました)

 

ちなみに、石垣島に行ってみると、驚くほど皆さん標準語でおもしろくない!

観光業が盛んだから、方言よりも標準語が自然に身につくのだとか。

ちょっと残念ですね。

 

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うりずんの気候・天気・気温は?沖縄の何月?

沖縄の2月~5月あたりの穏やかな気候・天気のことを「うりずん」と呼びます。

 

春分から梅雨(立夏)の間の時期ということですから、

  • 2月
  • 3月
  • 4月
  • 5月

くらいの時期を、うりずんと呼ぶのだと思います。

(※沖縄の梅雨入りが早い時は、4月までかな?)

 

実際に3月~4月に石垣島旅行に行ってきましたが、穏やかで過ごしやすい天気でした。

暑いと感じる手前くらいで、太陽は力強くて気持ちがよいです^^

 

気温にするとだいたい20度くらいの快適な気候でした。

標準語で言うと、「春が来た頃」って感じでしょうね。

 

うりずんの語源は?

沖縄の方言「うりずん」ですが、語源は「潤い初め(うるおいぞめ)」とされています。

 

乾燥した冬の時期から、潤い始める春の季節に切り替わったころですね。

なんだか明るくてきれいな言葉ですね^^

 

実際、国立国会図書館のデータベースでも、

春分と立夏の間ごろのいい季節(『琉球語辞典』大学書林)

という意味で紹介していました。

 

>>沖縄の方言で「うりずん」とはどういう意味か?

 

うりずんの使い方!沖縄の人は使う方言?

うりずんって、どのような使い方をするのでしょうか?

実は…石垣島旅行に行ったとき、一度も「うりずん」という言葉に出会いませんでした。

 

石垣地方では使わない言葉なのだと思います。

しかし、沖縄本島では「よく聞く方言」なんだそうですよ!

 

石垣島・宮古島などの方言は、

同じ沖縄県の人でも会話が成り立たないほど違うみたいです。

 

使い方はそのまま。

  • 「もうすぐ、うりずんだ」
  • 「今年も、うりずんが来た」
  • 「今年のうりずんは、暑いね」

 

ちなみに、沖縄出身のお笑い芸人に「ウリズン桜」というコンビがいるようですが、有名ではないですね;

他にも、店名やお酒の名前に使われているみたいです。

 

しかし、うりずんに限らず、石垣島の人は方言を使わないで、標準語を使うのに驚きました。

 

地元の人同士だと少し方言や訛が出るそうですが、関東の人が聞き取れないほどのすごい方言を使うことはないんですって。

 

観光事業で発展してきた石垣島の人にとっては、標準語での会話が普通になってきたのかもしれません。

 

家庭でも標準語を使うなんて、なんか残念に思うのは外の人の勝手な感想でしょうか…?

方言バリバリで聞き取れないくらいの方が、観光としてもプラスだと思うんだけどな…もったいない。

 

うりずん=沖縄の方言で「潤い始める春の時期」の意味!

今回のブログ記事では、沖縄の方言「うりずん」について、意味や語源を調べてまとめました。

うりずんとは「春分から立夏までの季節の穏やかな時期」という意味です。

 

寒い冬の時期を乗り越えて、植物たちが潤いながら暖かい春を待っている…

そんな詩的な意味が込められた素敵な方言でした。

 

実際に石垣島は穏やかで過ごしやすい快適な気候・気温でした^^

 

しかし、うりずんに限らず、石垣島の人々は方言を使わず、標準語ばかり使うのです・・・

方言だって独自の文化ですから、是非おじい・おばあから親へ、そして孫へ、伝承していただきたいなと思ってしまいました。

 

旅は、言葉が通じないくらいがちょうど良い!

そこに面白さがありますからね^^

  1. 沖縄本当と石垣島とでは方言が異なるので、聞かれなかったのかと思います。本島ではよく使いますよ。同じ沖縄でも例えば宮古島など、本島の私達が聞いたら外国語のようです。

    • こんにちは。
      ブログへのコメントありがとうございます!
      本島ではよく使われるとのこと、情報追記しておきます。

      沖縄の方言って素敵です。
      何度でも、行きたくなります。

      引き続き、ブログの応援、よろしくお願いいたします^^