在宅リモートが増える中、WEBライターとして稼ぐ人も増えています。
場所や時間に縛られず、文章を書くだけでお金がもらえるのは魅力ですが、正直、食べていくのは無理です。
- WEBライターでは食えない?
- ライターで20万円稼ぐのは無理?
- フリーライターは甘くない…
- リアルな体験談と稼ぐための対策は?
このような情報を、ブログ記事にまとめました。
結論から言うと、WEBライターで月20万円稼ぐのは無理に近く、「食えない仕事」「甘くない仕事」だと思ってます。
もちろん、努力と能力次第で副業フリーライターとして月20万円以上稼いでいる「ツワモノ」もいます。
しかし、文字単価1円以上の優良案件をもらえる自信がある人じゃないと、結局、社畜と同じような厳しい働き方になってしまいます…。
甘くない…。
今回のブログ記事では、WEBライターとして2年間仕事をコツコツ続けてきた筆者が、WEBライターで食べていけるかどうか、その厳しい働き方について解説していきます。
▶【革命】会社で働きたくないなら在宅ワークすれば?自宅でできる仕事
そもそも食える収入って何万円か?
人によって「食べていける最低限の収入金額」は違うかもしれません。
単身世帯なら10~15万円あれば食べていけるかもしれない。
夫婦2人世帯なら20万円?
ファミリー世帯なら30万円?
平均的に考えて、月収15~20万円あれば「食べていける金額」になるかと思います。
※生活保護の金額も、それに近いです。
WEBライターは食えない仕事?
WEBライターという仕事は「食えない仕事」でしょう。
多くの人の口コミ・評判もそうだし、筆者の体験談から言っても、そうです。
初心者の場合は時給200~500円くらいになりがちですからね。
中級者でも月20万円稼ぐには相当な時間と能力が必要になってきます。
もう少し具体的に、WEBライターが食えない仕事だということを、検証してみました。
文字単価0.5円で1時間に1000文字書けるとしたら?
WEBライターで食べていけるのか、もう少し具体的に考えてみましょう。
- 文字単価0.5円の案件を獲得
- 1時間で1000文字書けるペース
- クラウドワークス手数料20%
このような、初心者~ちょっとした経験者レベルにありそうなケースを想定します。
6時間で6000文字の記事を完成させる。
文字単価0.5円⇒3000円の収入。
月20万円を稼ぐためには、これを「約80セット」繰り返す必要がありますね。
3000円×80回=240000円
2400000×0.8=192,000円(手数料20%を差し引いた手取り)
6時間で3000円の作業を、月80回繰り返す…?
月間労働時間が480時間になってますけど…?
超絶ブラック企業よりもひどい労働時間。単純計算で、1日16時間働かないと、月収20万円にはならない。

文字単価1円より安いと厳しいですよね…
文字単価1円でも食べていけない
上記の通り、低単価のライター案件をこなしてても、絶対に無理。
中級者レベルまで能力&実績を向上させ、継続的に「文字単価1.0円」の案件がもらえたとしましょう。
それでも結局、労働時間は先ほどの半分で月間240時間が必要。
一日8時間労働を毎日休みなく続ければ、なんとか月収20万円にはなりますけど…。
▶【文字単価1円以上】ウェブライターの報酬単価は低すぎ!SEOで稼ぐ方法
1時間で2000文字書けたら食べていけそう…?
さらに、執筆能力が劇的に向上して1時間に2000文字の生産ができるようになったらどうでしょうか?
- 文字単価1円
- 1時間で2000文字
- クラウドワークス手数料20%
6時間働くと、12000円。
これを20セット繰り返すと、月収20万円に近くなりますね。
1日6時間労働を、月に20日。
これなら、なんとかできそう!ようやく食べていけそうな気がしてきましたね。
▶【適性】WEBライターはセンス不要?文才より文章力@必要な能力
フリーのWEBライターで稼ぐのは甘くない
一応、WEBライターで食べていける「目安」が分かりました。
しかしながら、WEBライターとして上記のような好条件に恵まれることはほぼありません。
ラクに見えて、甘くない世界なんですよね…
- 文字単価1円は実績がないと無理
- リサーチにも時間がかかる
- 修正依頼が入る場合もある
- 継続案件は少なく、単発案件が多い
- →つまり応募の時間もかなり必要
- 納期、締め切りに追われる
- 自分が知らないジャンルの記事は難易度高い
- 自由な分、自己管理能力が問われる
ここでは詳しくは語りませんが、簡単に言うと、初心者には「無理ゲー」ということです。
中級者でも「食えない」って印象ですからね。
フリーライターしてた筆者の体験談
筆者は、一応中級者レベルだと自負してます。
文字単価1円以下のライティング案件は、全てシカト。
高単価案件をこなさないと、時給1000円を割ってしまうからです。
偶然にも、文字単価2.5円のスカウト案件で稼げましたが、月に何本も依頼は来ないので、月5万円の収入。
案件を掛け持ちすれば、もっと稼げたのだと思います。
でも自分から提案しても、なかなか文字単価の高い案件は受注できませんでした。
SEOライティングの能力は必須ですし、過去の実績もじっくり見られますし、テストライティングも厳しめです。
当然ながら「月5万円」では食えない…。
個人的にはWEBライターだけの収入で食べていくのは至難の業だと思いますね。

正直言うと面白くないし…本気で取り組む気にならないんですよね
WEBライターとして食べていけるようになる方法
WEBライターとして食べていけるようになる方法は、3つあるかなと思います。
- 自ら営業して継続案件をもらう
- ブログで実績を作って高単価案件を獲得する
- フリーランスマッチングサイトを利用する
順番に、見ていきましょう。
自ら営業して継続案件をもらう
フリーライターの多くは、クラウドソーシングサイトで応募して、受注して、納品して、終了。
しかし、せっかく仕事が無事に完了したのであれば、そのクライアントには積極的に営業していきましょう。
「今月は時間に余裕があり、3000文字の記事であれば2日以内に納品可能です。月間で15本の納品も可能ですので、もしお手伝いできることがありましたら、お声がけください」
このような営業をしてみると、単発案件が、継続案件になるかもしれませんよ!
(納品記事の出来によるけど)
ブログで実績を作て高単価案件を獲得する
WEBライターとして文章を書けるのであれば、自分のブログも運営できるということ。
ワードプレスブログを運営していると、それだけでクライアントの評価は上がります。
SEOライティングを意識し、Google検索で上位表示されている記事が多ければ、それがライターとしての立派なポートフォリオに。
クライアントも安心して高単価案件を任せてくれるようになります。
ちなみに私の場合は、ブログで月5万PVを集客できたときに、文字単価2.5円のスカウトがきました。
フリーランスマッチングサイトを利用する
WEBライターとして稼ぐ正攻法は、クラウドワークスやランサーズを利用すること。
しかし、「食べていく」ために月収20万円を目指すのであれば、フリーランスマッチングサイトを活用するのがおすすめ。
- 手数料が安い
- 高単価案件が多い
- 継続で何本も依頼してくれる
フリーランスのWEBライターと、企業の出会いを促すサイトで、優良案件がもらえる可能性が高まります。
ただ、正直言って、初心者では意味ないです。
文字単価1円以上の案件をこなせるようになってきたら、「フリーランス案件紹介サービス・クラウドテック」を活用してみましょう。
WEBライター本業はきつい…複業を視野に
ここまで見てきて分かってきたと思いますが、フリーのWEBライターを「本業」として稼いでいくのは肉体的にも精神的にも金額的にもノルマ的にも、きつい…。
複業のひとつとして、稼いでいくのがおすすめ。
- ブログ×WEBライター
- 株式投資×WEBライター
- 不動産投資×WEBライター
WEBライターという仕事は、「時給制」の側面があります。
なので、組み合わせる収入源は「不労所得系」がおすすめ。
結論を言ってしまうと、ブログ運営しながらWEBライターで稼ぐのは、最強だと思いますが。
【まとめ】WEBライターは食えないけど稼ぐ方法はある…月20万円は無理
今回のブログ記事では、WEBライターを本業にすると「食えない」のか、「食べていける」のか情報や体験談をもとに解説してきました。
要点をまとめると、以下の通り。
- WEBライターで月収20万はきつい
- 特に初心者には無理ゲー。甘くない
- 中級者でも食えない…
- ライティング以外の雑務にも時間がかかる
- 稼ぎたいならSEOライティングの能力を高める
- フリーランスマッチングサイトも検討
- 本業ライターではなく、副業ライターがおすすめ
これがWEBライターの現実です。
場所も時間も自由、人と会わずに文章で稼げるなんてすごい!とは思いますが、食べていくにはあまりにも低時給で割に合わない…。
私も何度も泣きそうになりながらノルマをこなした記憶があります。
結果的には、ライターとして働いたことで文章力が上がった気がするし、自分のブログで毎日5000文字くらい書くのも簡単になりましたけどね!
ハッキリ言って、WEBライターより、ブロガーの方が将来有望な副業だと思います!
WEBライターに興味がある方、食べていけない方、食べていきたい方などの参考になっていれば幸いです。